パレロイヤル会のプレスリリース
大阪・中之島のリーガロイヤルホテル大阪にあるショッピングギャラリー「パレロイヤル」(パレロイヤル会 理事長 呉本昌時)で開催される『パレロイヤル誕生50周年スペシャルイベント 國重友美 英漢字® 展』では、初日の今日、書家 國重友美さんを会場に向かえトークショーを実施した。
多くの人々が惹き付けられたトークショー
作品が展示されているパレロイヤル広場に設けられた特設ステージ前で、開始前から集まった100名近くの来場者が、展示作品を鑑賞しながら國重さんの登場を待つ中、午後一時すぎ、着物をアレンジした華やかな衣装で國重さんが登場。吹き抜けになったステージを覗き込むように、ホテルロビー階からもトークショーを楽しむ人々で溢れていた。
熱い想い伝わる空間
國重さんにとっても、ここ大阪からスタートした自身のキャリアが20年目の節目の年。学生時代を過ごした大阪・関西に凱旋する形で、英漢字® の展覧会が、パレロイヤルの誕生50年の節目の催事となり感無量だと語る。文化の進歩を形にしたいという熱い想いから、新しい文字を創ろうと取り組んできたのが英漢字®。書き順などのルールを自ら課しているという。
昔からリーガロイヤルホテル、パレロイヤルが似合う女性に憧れがあったとう國重さん、今回の展示会のコンセプトはずばり「パレロイヤル」。「パレロイヤル」に相応しい、初期の作品から、最近作までを取りそろえたと。
時折笑いを交えた飽きさせないトークは、時間と共に熱量もあがり、少し感極まった様子で國重さんはステージを後にした。
食い入るように鑑賞「英漢字®」
会場のパレロイヤル広場には、國重さんの、英語と日本語が見事に一体となった英漢字®(ええかんじ)作品39点が、設えられた黒の壁面に浮き上がるように展示され多くの人々が入れ替り立ち替り訪れていた。
墨だけでなく顔料を混ぜて色彩を加えたものや、加工が施された紙に描かれた作品。自分の体に墨を塗り紙に転写した「人拓(じんたく)」が施されたもの、すべての作品は、作者の意図が込められている額縁に納められて披露されていた。さらに十二の干支を円に並べ実際に動く針を組み込んだ時計など、パッションが伝わるオリジナリティ溢れる「書」が、これまでにない印象的な空間を創り出している。
来場した多くの人々は、英文字と日本文字がどう組み合わさり、表現されているのかを読み取ろうとするように、作品の前で食い入るように鑑賞していた。
作品を見入る来場者
この『パレロイヤル誕生50周年スペシャルイベント 國重友美 英漢字® 展』は、今月28日(木)まで、リーガロイヤルホテルB1Fにあるパレロイヤル広場にて開催。鑑賞は無料で、会期中いつでもご覧いただけます。
sexy + 色気
decorate + 飾
時計(干支)
イベント概要
パレロイヤル誕生50周年 スペシャルイベント 第二弾
國重友美 英漢字®展
日時:2023年9月15日(金)〜9月28日(木)
場所:リーガロイヤルホテル大阪 B1F パレロイヤル広場
入場無料
國重 友美(Tomomi Kunishige) プロフィール
アルファベットと漢字を組み合わせた「英漢字®(ええかんじ)」を考案。 国内外で個展を開催し人気となる。主な作品提供先に、三省堂書店 中学・高校英語教科書 NHK大河ドラマ『花燃ゆ』題字、ケツメイシへ作品提供などがある。 これまでに、クリスチャンディオール、シンガポール、アトランタで 英漢字パフォーマンスを披露した。
ショッピングギャラリー「パレロイヤル」について
昭和40年(1965)、現在の中之島5丁目に「大阪ロイヤルホテル」がオープン。開業時の「大阪ロイヤルホテル」は“世界に通う夢と味”をキャッチフレーズに、7つのレストランと4つのバーが人気を博し、地階にはカメラ、花、書籍、アクセサリー、時計など9店舗の“ロイヤルアーケード”が開店。ここからパレロイヤルの歴史はスタートしました。
昭和48年(1973)の新館完成時には“ホテルの中に街を!”のコンセプトから、欧米の一流ブランドを集めたショッピングゾーンへと生まれ変わり、パリのPalais Royal(パレロワイヤル)にちなんで「パレロイヤル」と名付けられました。
「パレロイヤル」は、リーガロイヤルホテルが標榜する“ホテルはひとつの大きな街”との考えから、単にファッションギャラリーとしての魅力だけでなく、さまざまな文化の発信を続けてきました。2万本の薔薇が館内を埋め尽くす「薔薇祭」は春の恒例となり、お客様のご期待にお応えしながら33年間開催。2010年秋祭にはホテルの創業75周年とショパンの生誕200周年を記念し、第18回ショパン国際ピアノコンクルール(2021年)で第4位となった小林愛実さんをお招きしたコンサートを開催。「パレロイヤル」45周年の当たる2018年には記念イベントとしてニューヨーク在住の写真家アリ・セス・コーエンの「世界のマダムおしゃれスナップ展」を開催。クリスマスには子供地球基金とのコラボレーションによるチャリティ「世界の子供たちの絵画展」やシーズンごと季節感のあるディスプレイイベントを開催するなど、単に「ショッピング」だけの楽しみではなく、常にお客様に新しい発見や感動のある街づくりを目指しています。
誕生50周年にあたってのキャッチフレーズは、『恋した50年、愛する50年』。上質な時間(とき)と空間(ところ)をみなさまへ提供し。いつまでも“ときめき”を感じていただきたいとの想いから、これまでの50年の感謝と、これからの50年への期待を現しました。