廃車のエアバッグ、シートベルトをアウトドア用品にアップサイクル ~「テンマクデザイン」と「廃車王」、異業種コラボで廃棄物削減に貢献~

NGPのプレスリリース

廃車買取サービス「廃車王」(運営元:株式会社NGP、本社:東京都港区、代表取締役:佐藤 幸雄、以下廃車王)は、アウトドアライフストアWILD-1(ワイルドワン)が展開するアウトドアブランドtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)(運営元:株式会社カンセキ様、栃木県宇都宮市、代表取締役社長:大田垣 一郎)とのコラボレーションにより、廃車となった自動車のエアバッグ・シートベルトをアップサイクルした「薪バッグ」を製作、全国のWILD-1(計25店舗・オンラインストア含む)にて、2023年9月26日より販売を開始いたします。

株式会社カンセキ様は、企業活動を通じた環境保護・社会貢献への取り組みを重要視しており、ワイルドワンでは環境への負荷が少ない商品を積極的に取り扱い、また店舗周辺地域やフィールドの清掃活動を継続的に実施しております。一方で、テンマクデザインでは耐久性に優れた道具の開発や修理センターの対応を通じて、SDGsへの貢献に向けて様々に取り組んでいるところです。
また廃車王も、使用済み自動車(廃車)の適正処理、自動車部品のリユース、自動車に使用されている素材の再資源化等により廃棄物を抑制し、環境負荷を低減し、自動車リサイクルを通じて持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

廃車となった車は、リユース部品や資源として再利用される一方で、エアバッグやシートベルトの生地はそのほとんどがASR(シュレッダーダスト)と呼ばれ、廃棄物として処分されています。エアバッグに関しては、事故の衝撃を緩和するために装着されているもののため、事故を起こさなければ利用されることなく、ほとんどが、ほぼ「新品の状態で処分」されているのが実情です。

廃車を適正処理する過程でどうしても発生する廃棄物を削減させる、廃車王のアップサイクルの取り組みに関して株式会社カンセキ様にご賛同いただき、廃棄エアバッグやシートベルト生地のアウトドアシーンでの活用について検討した結果、今回の「薪バッグ」の開発に至りました。

エアバッグとシートベルトは、人命を守るために自動車に装着されることから非常に強い耐久性が求められます。一方で、近年のアウトドア人気から焚き火を楽しむ人は増えており、薪を運ぶための丈夫なバッグの需要も高まっていました。生地の加工やシートベルトの縫い合わせなど、試行錯誤を重ねてようやく完成したのがこの「薪バッグ」です。

様々な種類の車両から取り外していることから、生地の切りっぱなし感や、1枚ごとに大きさ、色見が違うなど、全てが一点物であり、よりアウトドアらしい雰囲気に仕上がった自信作となっています。より多くの皆様にアウトドアシーンでご使用いただくことで、限りある資源の有効活用、廃棄物削減の大切さを知っていただく契機となれば幸いです。

製品名   : tent-Mark DESIGNS エアバッグ 薪バッグ
販売価格  : 税込1,980円 (本体価格1,800円)
販売場所  : WILD-1全店(オンラインストアを含む)
発売開始日 : 2023年9月26日(火)

<株式会社カンセキ>
代表者   代表取締役社長 大田垣 一郎
所在地   栃木県宇都宮市西川田本町三丁目1番1号
事業内容  ホームセンターカンセキ、WILD-1(ワイルドワン)等の経営および関連する一切の事業
URL    https://www.kanseki.co.jp/

<廃車王>
「廃車王」は、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社、株式会社NGP が運営する廃車(自動車)買取サービスで、2013 年からサービスを開始。加盟店はNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の組合員会社(自動車リサイクル事業者)で、北海道から沖縄まで全国展開している。
「廃車王」では、引き取った自動車から、まだ使える部品は「自動車リユース部品」として再利用して社会に提供し、他の部分は機械と手作業によって鉄、銅、アルミ、プラスチックなどの資源を徹底的に分別してリサイクルするなど、廃棄物の削減と再資源化による資源循環に積極的に取り組んでいる。
URL    https://www.haishaou.com/

参考ページ(NGPアップサイクルプロジェクト)

URL    https://www.ngp.gr.jp/upcycle/

【本リリースに関するお問合せ先】
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
〒108-0075 東京都港区港南2-12-32 サウスポート品川4F
TEL:03-6705-1208
FAX:03-6705-1209

今、あなたにオススメ