伊豆シャボテン動物公園にて「第10回おもしろサボテン品評会」開催

株式会社伊豆シャボテン公園のプレスリリース

伊豆シャボテン動物公園では、2023年10月7日(土)~11月26日(日)まで、第5温室メキシコ館内において毎年好評を博している「おもしろサボテン品評会」を開催いたします。

第5温室の出口付近で開催

今回で記念すべき10周年を迎える当品評会では、サボテン、多肉植物を中心とした当園のコレクションの中でも、滅多に公開されない秘蔵の植物や珍奇なサボテンなど10株を展示いたします。

期間中は、会場に投票シールを設置して来園者による人気投票を実施、さらにSNSにて品評会の生配信を行う予定です。

[期間]2023年10月7日(土)~11月26日(日) [場所]第5温室メキシコ

長年植物を担当する名物スタッフがSNS生配信を行います

当品評会では、珍しい植物たちを実際に見てその大きさ、状態などをじっくり観察することができるため、愛好家の方も日ごろサボテンや多肉植物にふれる機会の少ない方も、皆さまにお楽しみいただけるイベントです。

伊豆シャボテン本舗

https://www.izushabotenhonpo.com/

また、公式オンラインショップ「伊豆シャボテン本舗」にて、今回の出展サボテンを一部販売いたします。ぜひ、不思議な植物の世界をご堪能ください。

「第10回おもしろサボテン品評会」へ出展予定の植物↓

【ジグザグノキ】

学名:Decarya  madagascariensis 

分類:ディディエレア科

ジグザグノキ

名前の通り、ジグザグと稲妻を思わせるような枝の伸び方が特徴的な珍植物です。

一属一種の植物で、マダガスカル島だけにしか生えていません。市場に出回ることはほとんどない非常に珍しい植物です。本種は実生(みしょう)の株です。★「伊豆シャボテン本舗」にて販売

【白雲(ハクウン)】

学名:Melocactus  sp

白雲(ハクウン)

頭の上に、白い雲のような、帽子のようなものが載っている何とも変わった形のサボテン!

このタイプ、メロカクタスは南米に生えるサボテンで、成長すると頭に帽子のようなふわふわした部分ができ、そこから花を咲かせる特徴があります。

この部分は花座(セファリウム)と呼ばれ、普通は赤い色をしているのですが、この「白雲」は文字通り雲のような白い花座を持つ珍品!

寒さに弱いので市場に出回ることはほとんどない貴重なサボテンです。

【金鯱 (キンシャチ)】

学名:Echinocactus  grusonii

金鯱 (キンシャチ)

枯れた味わい!雪だるまのような形をした、何とも可愛らしい姿のサボテン。この大きさで30年位は生きています。

一度は成長が止まって枯れかけたのに、その後七転び八起きのダルマのように見事に復活!改めて成長を開始したため、上の部分が生き生きとしている一方で、下の部分が味わい深く枯れた様になっているアンバランスな姿が個性的なサボテンです。

【白鳥・綴化(ハクチョウ・テッカ)】

学名:Mammillaria  herrerae  f.crist

白鳥・綴化(ハクチョウ・テッカ)

誰がどう見ても“脳みそ“!?一度見ると忘れることの出来ない姿をしたサボテンです。

これは綴化(テッカ、ツヅリカとも読みます)といいまして、本来丸く育つはずのサボテンの生長点が突然変異等の原因によって帯状に広がり、このような個性的な形になったものです。本来の白鳥はメキシコ・ケレタロ州が故郷の丸いサボテン。

触ってもちっとも痛くないフェルトのようなとげに覆われています。他では見ることの出来ない貴重な珍品です。

【砂漠の薔薇(サバクノバラ)】

学名:Adenium  obesum

砂漠の薔薇(サバクノバラ)

魔法をかけられた植物が、花瓶の形になって花を咲かせているかのような美しい姿をしています。本種は、アラビア~東アフリカ全域に広く自生しているキョウチクトウ科の多肉植物。

まるで花瓶のように膨らんだ根元の部分に、水や養分を蓄えて乾燥した場所でも生きていけるようになっています(このような植物をコーデックスと言います)。時期が良いと、名前にふさわしい白とピンクの美しい花を咲かせます。また、寒さに弱いのが特徴です。

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