沼津市・万葉の湯で木の日(10月8日)限定イベント開催  富士ヒノキが香る「富士ヒノキ風呂」を実施

富士市産業交流部林政課のプレスリリース

富士市(静岡県富士市永田町、市長:小長井 義正)は木の日にちなみ、静岡県沼津市にある温浴施設「沼津・湯河原温泉 万葉の湯」(静岡県沼津市、支配人:新田 和弘)で富士ヒノキを湯船に浮かべた「富士ヒノキ風呂」を、2023年10月8日(日)に実施することをお知らせします。

今回使用する「富士ヒノキ」

■本リリースのポイント
1. 富士市が推し進める「富士ヒノキ」利活用を目指すプロジェクトに新企画!
2. ヒノキ風呂に「富士ヒノキ」を浮かべ、よりヒノキが香る「富士ヒノキ風呂」
3. 富士ヒノキ&「FUJI HINOKI MADE」の需要を拡大し、富士山の環境を守っていきます

1. 富士市が推し進める「富士ヒノキ」利活用を目指すプロジェクトに新企画!
富士市は、北に日本一高い富士山を仰ぎ、南に日本一深い駿河湾を望み、西に日本三大急流の富士川が流れている自治体。東京から新幹線で約1時間、高速道路で約90分であるなど、東京都内に向け、容易にアクセス可能な場所に位置しております。

富士ヒノキは、富士山麓の厳しい環境下でゆっくりと育ち、木目が細かく、強度や耐久性に優れており、富士地域のブランド材として育林されています。

また、富士ヒノキのブランド製品「FUJI HINOKI MADE(フジヒノキメイド)」は、富士地区林業振興対策協議会が認定した工場で生産・販売されており、静岡県富士山世界遺産センターの木格子は、SGECプロジェクト認証の国内第一号として認定されました。

FUJI HINOKI MADE製富士山ベンチ

同市では、東京都内での「FUJI HINOKI MADE」の知名度向上や富士ヒノキの販路拡大を目的に、令和2年度から「FUJI HINOKI MADE製富士山ベンチ」を東京都内の区有施設等に設置し、森林の適正な整備、富士山の環境保全の認知の向上につとめています。

今回は、地元静岡で富士ヒノキの存在と、富士山の環境保全を知ってもらうための新企画を立ち上げました。

2. ヒノキ風呂に「富士ヒノキ」を浮かべ、よりヒノキが香る「富士ヒノキ風呂」
今回の新企画は、富士ヒノキを風呂で感じてもらう「富士ヒノキ風呂」。
当日は同施設の人気風呂「露天ひのき風呂」(男女とも直径およそ250センチ)に、富士市が所有する森林の間伐材を使った輪切り(直径10センチ程度・厚さ1センチ~)およそ100枚を湯船に浮かべます。
ヒノキは抗菌・抗炎、むくみの解消に有用だとされているほか、香りにはストレスの軽減・鎮静・深い眠りが期待されます。
今回は、富士山の麓で採取されたヒノキを万葉の湯人気のひのき風呂で体感していただこうと、木の日(10月8日)に合わせて企画しました。

今回木の日(10月8日)に合わせて提供される「富士ヒノキ風呂」

3. 富士ヒノキ&「FUJI HINOKI MADE」の需要を拡大し、富士山の環境を守っていきます
富士山の麓にあるヒノキは樹齢70年を超え、伐採適齢期を迎えています。外国産材の輸入量の増加や林業の衰退などにより、国産材需要は減少しています。国産材の需要を増やし、伐る・植える・育てるという森林のサイクルを維持しなければ、伐採適齢期の樹木は荒れた森に変化し、富士山の景観・環境を損なう危険もあります。

今回の企画を通して、富士ヒノキやFUJI HINOKI MADEのPRを進め、需要を拡大していくことで、森林のサイクルを維持し、富士山の環境を守っていきます。

富士ヒノキが生息する富士山麓の風景

■イベント概要
名称  :「富士ヒノキ風呂」
実施場所:「沼津・湯河原温泉 万葉の湯」(静岡県沼津市岡宮1208-1)
実施日程:2023年10月8日(日) 10時~20時

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