大井競馬場本馬場の砂の入れ替えが完了!より安全な馬場を目指しオーストラリア産“白い砂”を導入

特別区競馬組合のプレスリリース

東京シティ競馬(TCK)では、安定的な砂資源の確保及びより安全な馬場でのレース開催等を目指すため、本馬場の砂の入れ替えを実施しましたので、お知らせいたします。

これまで、TCKで使用してきた砂の採取地において砂資源が減少しており、またシルト化(砂の粒子が細かくなり粘土質になること)しやすい砂質もあいまって関係者とともに入れ替えについて検討してまいりました。

このたび導入する新しい砂は、オーストラリアアルバニー産の珪砂で白く見えるのが特徴です。硬度が高くシルト化しにくいため、排水性を確保できることで馬場状態の悪化を防ぐことや騎乗者の視認性確保が期待されます。さらに、入れ替えにあわせ砂厚を10cm(従来は8cm)に変更しクッション性を高めることで、人馬の安全を確保します。

TCKでは、今後もより安全な馬場を目指してまいりますので、新しい砂でのレース開催(10/29~)もぜひご注目ください。

■砂の入れ替え概要

 1.入れ替え箇所

・外コース 全面

・内コース 全面

*本馬場以外の練習馬場等は当面旧砂での運用となり、順次新砂に入れ替えます。

2.入れ替え期間及び作業日程

・外コース  10月8日(日)~10月13日(金) 旧砂の処分

       10月13日(金)~10月18日(水) 新砂敷均し及び砂厚調整

・内コース  10月18日(水)~10月19日(木) 旧砂の処分

       10月20日(金)~10月21日(土) 新砂敷均し及び砂厚調整

3.入れ替え砂について

オーストラリア(西オーストラリア州・アルバニー)産(新砂)

変更前

変更後

4.砂厚の変更について

10cm(変更前8cm)

※砂厚とは路盤上部に敷設された表層部分の厚さとなります。

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