世界遺産検定 準1級新設のお知らせ

特定非営利活動法人 世界遺産アカデミーのプレスリリース

NPO 法人世界遺産アカデミーは、2024年7月開催「第56回世界遺産検定」より新設級の準1級の試験を実施します。準1級は、既存の1級と2級の間に位置づけられる級となります。

NPO 法人世界遺産アカデミーは、2024年7月開催「第56回世界遺産検定」より新設級の準1級の試験を実施します。準1級は、既存の1級と2級の間に位置づけられる級となります。

2級の試験範囲が日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件である一方、1級は約1,200件の全遺産が範囲となっており、世界遺産学習を継続するうえでこの差がハードルになっているというご意見を、受検者・学校関係者の皆様より以前から頂戴してまいりました。平均認定率も2級が60%前後であるのに対し、1級は30%前後と大きな開きがあります。

このギャップを埋め、皆様が世界遺産の学びを続けていきやすい環境を創るべく、日本の全遺産+世界の遺産700件を学ぶ準1級の新設を決定致しました。準1級ではこれまでとは少し切り口を変えて、「海賊」や「文学」、「無形文化遺産」、「映画」などをテーマに、多くの遺産が対象でも各々の興味から楽しく勉強に取り組める工夫をしています。ニュースにも頻繁に登場する「観光課題」「戦争・紛争」といったテーマも取り上げており、テキストのキャッチコピーに付けた通り「ふみこんで学ぶ」ことができる級です。

 世界遺産を学ばれる皆様にとって、準1級への挑戦と合格が良き目標となるよう努めてまいります。謹んで受検をお待ち申し上げております。

ユネスコの理念を知り世界遺産活動の輪を広げることを目的に、特定非営利活動法人 世界遺産アカデミーが主催する文部科学省後援の検定。2006年の第1回検定以来、35万⼈以上が受検、20万⼈以上が認定されている。現在、年間の受検者数は約3万⼈。年4回、全国の主要都市で開催しており、現在は4級、3級、2級、1級、最上級のマイスターの5つの級に分かれているが、2024年7月の「第56回検定」からは準1級が新設される。20代を中⼼に⼦どもからシニアまで幅広い受検者を集め、メディアからの注⽬も⾼い。⼤学等⼊試優遇や学校での授業にも組み込まれている他、世界遺産に関連する施設・催事などでの認定者向けの優待特典もある。受検者からは「世界遺産を勉強したら、旅がもっと楽しくなった」との声も多く、趣味・教養を深める検定としても⼈気を博している。

【世界遺産検定公式HP】https://www.sekaken.jp/

■カリキュラム編成

■実施概要

*1  07年までの初級試験における「シルバー」認定者も含みます。

*2  合格基準は調整される場合があります。

なお、マイスターの受検には従来通り1級認定が必要です。

■公開会場試験における試験時間

■公式テキスト

ふみこんで学ぶ世界遺産700

世界遺産検定準1級公式テキスト

世界遺産検定準1級に対応した公式テキストです。 2023年12月時点で登録されている日本の遺産25件と、世界の遺産700件を写真つきで紹介しています。このテキストは「映画」や「嗜好品」など、身近で親しみやすいテーマを切り口にして世界遺産を学べるよう構成されています。「観光課題」「戦争・紛争」など、近年関心が高まっているテーマも取り上げており、世界の時事問題を把握することができます。準1級試験はこのテキストから8割以上が出題されます。

●発売日:2023年12月11日

●定価:本体3,500円+税

●体裁:A5判・450ページ

※電子版の発行予定はありません

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