全国道の駅連絡会のプレスリリース
報道関係各位
お客様の声を反映し、道の駅へ寄贈する「簡易設置型授乳室」を改良し提供 ~あわせて設置場所など運用面での工夫も実施~
一般社団法人日本道路建設業協会(会長 西田 義則、以下「道建協」)は一般社団法人全国道の駅連絡会(会長 石井 裕)と連携し、本年 9 月より、道の駅の子育て支援策の一助として「簡易設置型授乳室」の寄贈を開始しましたが、お客さまをはじめ多くの方々から安全性などの点で様々なご意見を頂戴しました。
これを受けて、全国「道の駅」女性駅長会などを通じてお客さまの声を再度聞き取り、道建協および授乳室の製造元では施錠可能な前扉の付加などの製品改良を実施し、また、道の駅サイドでは設置場所や監視体制などの運用面での工夫や情報共有の仕組みを整備するなど、お客様がより安心して利用できるよう見直しを図ります。
なお11月 9日に予定している、道の駅「摩周温泉」(北海道弟子屈町)から改良版の寄贈を開始します。
<製品の改良>
いただいたご意見を参考に今回、防犯性や安全性を強化しました。
今回の改良は寄贈済の 7 駅においても対応可能です。
今後とも引き続きお客様の声を収集し可能な対応について検討してまいります。
(改良例)
・施錠可能な前扉の付加
・施錠に合わせて、空室/在室の明示
・高さを基本の2mから最大 50 ㎝伸ばすことができるオプション部材を提供
なお、耐久性等を心配する声も出ていました本製品は、強化素材を使用し天井には梁を渡すことで常設にも耐える構造となっています。また、ご意見にあった天井設置については、消防法の規定等を踏まえ今回は見送りとしました。
<運用面の工夫>
現地の状況に応じて、設置場所や監視体制などの運用面での工夫を行い、お客様がより安心してご利用いただけるよう見直しを図ってまいります。
(工夫例)
・防犯性や安全性の強化として、従業員の目につく位置に設置するなど設置場所を工夫
・衛生面の対策として、定期清掃や消毒等により清潔な環境を保つよう留意。
・外観や内観の工夫として、周囲にプランター等による植栽の配置、落書き可能なシートの設置、ポスター 等による装飾、暖色の照明器具の設置など、環境づくりへ配慮。
本製品を寄贈する道の駅間で上記工夫例などについての情報共有や意見交換が可能な場を本年12月目途に全国道の駅連絡会内の SNS 上に設置。
<「簡易設置型授乳室(改良版)」の仕様>
寸 法:W1,900×D1,040×H1,950(mm)
重 量:20(kg)
付属品:カーテン(内部間仕切用)、レール、大型ピクトグラム、表示プレート(空室/在室)、
施錠付扉(左右開き対応可能な内開き扉)、スライド式ロックバー(空室/在室表示機能付)
オプション品:壁高さ延長パネル H500(mm)
スライド式ロックバーのイメージ
<授乳室の寄贈計画>
(寄贈済み) (当面の予定)
(日程調整中)
<お客様からのご意見・ご要望と対応(改良)>
<お問い合わせ先>
●製品に関するお問い合わせ
一般社団法人日本道路建設業協会 三平(ミヒラ)
TEL:03-3537-3056
H P:http://www.dohkenkyo.or.jp/
●道の駅に関するお問い合わせ
一般社団法人全国道の駅連絡会 事務局 品田(シナダ)
TEL:03-5621-3188
H P:https://www.michi-no-eki.jp/