堺市のプレスリリース
堺市博物館が所蔵する「住吉祭礼図屏風」(堺市指定有形文化財、江戸時代初期)は堺への神輿渡御を描くもので、商家が軒を連ねる堺の町をにぎやかな行列が通る様子など、見どころの多い絵画作品です。本展では、同じく住吉祭の神輿渡御を描いた、アメリカのサンフランシスコ・アジア美術館所蔵「住吉祭礼図屏風」を日本で初公開します。これら二つの屏風をはじめとして、 住吉祭を描く絵画や関連資料など約 60 件を展示し、住吉大社と深い関わりを持ちながら都市として発展してきた堺の歴史についてご紹介します。
1.会期
令和 5 年 11 月 3 日(金・祝)~12 月 17 日(日)
開館時間:午前 9 時 30 分~午後 5 時 15 分(入館は午後 4 時 30 分まで)
休館日:月曜日 ※前後期で一部展示替えがあります。
前期:11 月 3 日(金・祝)~11 月 26 日(日)
後期:11 月 28 日(火)~12 月 17 日(日)
2.場所
堺市博物館 1 階展示場内 (堺市堺区百舌鳥夕雲町 2 丁 大仙公園内)
交通:JR 阪和線「百舌鳥」駅下車 西へ約 500m 、南海バス「堺市博物館前」下車 南へ約 280m
3.観覧料
一般 500 円(400 円) / 高校・大学生 250 円(170 円) / 小・中学生 50 円(30 円)
※( )内は 20 人以上の団体料金
※堺市在住・在学の小・中学生は無料
※堺市在住の 65 歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
4.特別協力
サンフランシスコ・アジア美術館、住吉大社
5.助成
本展は「令和 5 年度文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業」および「公益財団法人 住友財団」の助成をうけて実施します。
6.主な展示品
・住吉祭礼図屏風(サンフランシスコ・アジア美術館蔵)
・住吉祭礼図屏風(堺市博物館蔵、堺市指定有形文化財)
・賀茂競馬・住吉祭礼図屏風(個人蔵)
・四天王寺・住吉大社祭礼図屏風(四天王寺蔵)※前期展示
・住吉御祓道祖神宝剣、猿田彦命面(開口神社蔵)
「住吉祭礼図屏風」(部分)サンフランシスコ・アジア美術館蔵
「住吉祭礼図屏風」(部分)堺市博物館蔵
「猿田彦命面」開口神社蔵
7.関連イベント
◆ギャラリートーク「住吉祭礼図屏風の修理について」 佐々木志保氏(サンフランシスコ・アジア美術館コンサバター)
日時:令和 5 年 11 月 3 日(金・祝)午後 2 時から 30 分程度
会場:博物館 1 階展示場 特別展会場(要観覧料)※午後1時30分より専用イヤホンを配布
定員:先着 40 名(事前申込不要)
◆ 講演会①「住吉祭に見る堺の歴史」 吉田豊氏(摂泉堺郷土史研究所所長)
日時:令和 5 年 11 月 18 日(土)午後 2 時~午後 3 時 30 分
会場:博物館ホール(開場:午後 1 時 30 分)
定員:先着 80 名(事前申込不要)
◆講演会②「堺へのお渡り―すみよっさんのおはらい祭り―」 黒田一充氏(関西大学教授)
日時:令和 5 年 11 月 25 日(土)午後 2 時~午後 3 時 30 分
会場:博物館ホール(開場:午後 1 時 30 分)
定員:先着 80 名(事前申込不要)
◆学芸講座「住吉祭礼図屏風 ― 記憶と記録 ― 」
講師:当館学芸員
日時:令和 5 年 12 月 10 日(日)午後 2 時~午後 3 時 30 分
会場:博物館ホール(開場:午後 1 時 30 分)
定員:先着 40 名(事前申込不要)
◆住吉大社・堺市博物館合同フォーラム
ローラ・アレン氏(サンフランシスコ・アジア美術館シニア・キュレーター)ほか 5 名の研究者(歴史、民俗史、美術史等)による住吉祭礼図屏風や住吉祭についての報告・討論を行います。
日程:令和 5 年 12 月 3 日(日)午後 1 時 30 分~午後 4 時 30 分
会場:住吉大社 吉祥殿(開場:午後 1 時)
定員:150 名(事前申込制)
参加費:100 円(当日会場でお支払いください)
参加方法:以下のいずれかの方法でお申込みください。11 月 22 日(水)必着。
①堺市電子申請システム | 堺市ホームページ内「合同フォーラムご案内」(https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/play/event/forum.html)より申請ペー ジにアクセスし、必要事項を記入のうえ、お申込みください。 |
②往復はがき | 往信面に氏名・住所・電話番号、返信面に返信先を記入のうえ、【堺市博物 館内「合同フォーラム係」】(〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町 2 丁 大仙公園内)まで郵送ください。 |