クラウドファンディングで「横浜にペリー像を作りたい!ただしスタチュー(人間彫刻)で!」実施のお知らせ【横浜ユーラシア文化館】

公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団のプレスリリース

2024年は幕末にペリー提督が横浜に来航して170年の記念の年にあたります。横浜ユーラシア文化館では大道芸のひとつであるスタチューパフォーマンスにてオリジナルのペリー提督像を制作するため、クラウドファンディングを実施します。

開港の地として知られる横浜は、1854年にペリーが日米和親条約を締結した地です。しかし、実は横浜にはペリーを記念する銅像はありません。日米和親条約締結170周年となる2024年に、ペリー提督の銅像をスタチュー(人間彫刻)で作りたいと考えています。

▶新作スタチュー「ペリー提督像」をつくりたい!

 横浜の歴史に深く関わる人物であるペリー提督のオリジナルスタチューを制作します。1854年、日米和親条約の締結のために黒船で来航したペリーが横浜に降り立ったことはよく知られています。来年、2024年はペリーの横浜上陸から170年となります。この節目の年にペリー提督像をスタチュー(人間彫刻)によって完成させ、お披露目したいと考えています。一般公開は、2024年11月に開催予定の第4回横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムを予定しています。

 ペリーの銅像は、アメリカ合衆国ニューポート市に全身像(1869年)があるほか、日本国内には神奈川県横須賀市のペリー公園内の胸像、東京都港区芝公園にある「ペルリ提督像」の頭像(1960年)、静岡県下田市のペリー艦隊来航記念碑の胸像(1966年)、北海道函館市のペリー提督来航記念碑の全身像(2002年)などがあります。しかし、ペリーが1854年に上陸して日米和親条約を締結した地である横浜には、これまでペリーの銅像はありませんでした。

 実は横浜にもペリー像を作ろうとする計画は何度もありました。特に20世紀の初め頃には、1909年の横浜開港50周年を機に横浜にペリー提督の銅像を作ろうとする動きがあり、全身像の模型も作られていたようです。しかし、当時の日米関係の悪化によってこの計画は頓挫しました。いわば「幻のペリー銅像」です。それから百年以上の時を経て、今回はこの「幻のペリー銅像」を人間彫刻で実現しようという試みでもあります。

 これまでもさまざまな姿で描かれてきたペリー提督ですが、オリジナルスタチューの制作にあたっては、スタチューパフォーマンス協会が中心となり、パフォーマー向けにコンペティションを開催していきます。 どんなペリー提督のオリジナルスタチューが完成するのか!?、乞うご期待です。

  • クラウドファンディング概要  ~ご支援よろしくお願いいたします~

プロジェクト名:「横浜にペリー像を作りたい!ただしスタチュー(人間彫刻)で!」

実施期間:2023年11月21日(火)10:00~2024年1月14日(水)23:00

目標金額:50万円

実施形式:All or Nothing

 ※目標額に達しなければ、ペリー提督像は制作いたしません。

プロジェクトサイトURL:https://readyfor.jp/projects/105743/

資金の使途:
 ・ 新作スタチュー「ペリー提督像」の制作費

 ・ 新作スタチューお披露目会の開催経費(会場装飾等含む)

 ・『第4回 横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアム』の開催経費(会場装飾等を含む)

 ・ リターン商品の制作費・ CFの広告宣伝経費

※チラシのダウンロードは↓から

https://prtimes.jp/a/?f=d64384-93-6f7e7c4c4d20f97744c284542c35471b.pdf

  • おもなリターンのご案内 ~多彩なリターンをご用意しています~

◉スタチューパフォーマンスが好き!という方には

A スタチュー出張パフォーマンス:パーティや結婚披露宴などへスタチューが出張してパフォーマンスを提供します。

B スタチューオリジナルカレンダー:毎年人気のカレンダー、今回もご用意いたします。

◉ペリー提督のスタチュー作りを応援したい!方には

C 新作スタチュー「ペリー提督像のお披露目会へご招待:プレスも含めて初めての公開となる場に立ち会うチャンスです。

D  等身大「ペリー提督像」ポスター:あなたの部屋で、いつでも等身大のペリー提督像を眺めることができます。

E 「ペリー提督像」アクリルスタンド:あなたの机の上で、いつもペリー提督像を眺めることができます。

F 「ペリー提督」像オリジナルトートバッグ: 好評のトートバッグが、今回はペリー提督像のデザインで登場します。

◉横浜の街 や 歴史 が好きな方には

G  学芸員と歩く「日本大通りスタチューめぐりツアー」:日本大通りに点在するスタチュー(彫像)を学芸員の解説とともに訪ねます。

J  PORTER’S LODGE でくつろぐアフタヌーンティー:2024年秋の第4回スタチューミュージアム開催日に、横浜開港資料館ミュージアムショップPORTER’S LODGEで、お茶かコーヒーを楽しむコースです。サプライズがあるかも?

K ペリー提督グッズ詰め合わせ:横浜開港資料館ミュージアムショップPORTER’S LODGEで販売しているグッズの中から、ペリー提督に関連するものをセレクトいたしました。

 ◉とにかくイベントを支援したい!方には

L サンクスメールコース【税制控除対象】:お礼のメール、寄付金受領証明書) 

M 全力応援コース【税制控除対象】:お礼のメール、寄付金受領証明書、実施結果報告書PDF

◉地域の企業様には

N スタチューポイント・スポンサー:第4回スタチューミュージアム開催時に、スタチューの設置ポイントに企業名、お名前を入れたプレートを掲示します。

O お名前をリーフレットに掲載:第4回スタチューミュージアム開催時に、見学者に配布するリーフレット(スタチューの紹介やプログラム、マップを掲載)へお名前(個人名・企業名)を掲載します。

  • プロジェクトをたちあげたきっかけ ~クラウドファンディングの背景と経緯~

▶スタチュー・ミュージアムの開催

 スタチュー(人間彫刻)は、日本ではまだ馴染みが薄いものですが、街並みに溶け込み地域の魅力を引き出すことができる点で、歴史的な街並みを残す日本大通りなどの横浜中心部によくなじむパフォーマンスです。比較的狭い場所でも実施可能である、大きな音を出さない、火や水を使用しないといった点で、ミュージアムとも相性がいいという特徴があります。また、基本的に声を出さずお客さまとも接触しない点で、ポスト・コロナ時代にふさわしいパフォーマンスだといえます。

  こういった点から、横浜ユーラシア文化館では、2020年からスタチュー・パフォーマーを集めた大規模なイベントである横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムを開催してきました。

横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムは、日本大通りのイチョウが色づく季節になると、「今年もそろそろかな?」と多くの方に思っていただけるような風物詩を目指しています。

▶スタチューミュージアムのこれまで

第1回:2020年11月 コロナ禍の小康状態の中で手探りでの開催となりました。オリジナル・スタチューとして「赤い靴の女の子」を公開しました。各地で集客イベントの中止が続いていた時期でもあり、テレビや新聞でも取り上げられて、大きな反響を呼びました。

第2回:2021年11月 横浜中華街発展会協同組合の協力で、日本大通会場に加えて中華街会場でも実施しました。中華街オリジナル・スタチューとして兵馬俑1号2号を作成し、Chinatown80前で展示しました。

第3回:2022年11月 前年に引き続いて日本大通会場と中華街会場で実施しました。2日目の午後に雨に降られたため一部屋内で実施しましたが、日本大通りの銀杏もちょうど見頃で、大勢のお客さまにご覧いただくことができました。

●ハマフェスでの出張展示

2022年5月には、3年ぶりの開催となったハマフェスY163にも参加し、赤い靴はいてた女の子の銅像がある山下公園の前に「赤い靴の女の子」のスタチューを設置しました。2023年5月にも、引き続きハマフェスに参加しています。

2024年11月 横浜ユーラシア文化館が空調機器更新工事のために休館しているため、開催を見送りました。代替イベントとして、写真展「私の撮ったスタチュー・ミュージアム」および「スタチューパフォーマンスギャラリー」を開催します。

  • 「ペリー提督像」をプロデュースするのはスタチューパフォーマンス協会

スタチュー・ミュージアムの開催にあたっては、スタチューパフォーマーが加入する日本で唯一の団体「スタチューパフォーマンス協会」とタッグを組みます。これまでも、横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムの実施に全面的に協力してきたほか、赤い靴の女の子や兵馬俑などのオリジナルスタチューをプロデュースをしてきました。

スタチューパフォーマンス協会:https://livingstatuesa.wixsite.com/lsa-web

  • 主催者:横浜ユーラシア文化館

横浜ユーラシア文化館は、横浜で世界とつながるをコンセプトに、考古学者江上波夫さんが横浜市に寄贈した資料をもとに、2003年3月に開館したミュージアムです。横浜市の中心部・日本大通りに面した、旧横浜市外電話局(横浜市認定歴史的建造物)の2階にあります。2020年から、横浜では初めてのスタチュー・パフォーマンスに特化したイベントである、横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムを開催してきました。横浜ユーラシア文化館は、(公財)横浜市ふるさと歴史財団が指定管理者として管理運営を行っています。

※なお当館は2023年11月現在、空調機器工事のため長期休館中です(2024年夏に再開館予定)。

所在地:〒231-0021 横浜市中区日本大通12
Tel. 045-663-2424/Fax. 045-663-2453

http://www.eurasia.city.yokohama.jp/

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