(公財)横浜観光コンベンション・ビューローのプレスリリース
両エリアでは、令和3年10月に「観光連携協定」を締結。本モニターツアーが初の共同事業となりました。
今後、モニターツアーの実販売に向けてプランの磨き上げを行うとともに、引き続き渋谷ならびに横浜の両エリアにて集客強化と交流促進を図ってまいります。
本モニターツアーは、観光庁による「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の採択事業として実施したもので、旅行代理店や観光・MICE業界団体などから20名が参加。エンターテインメントシティとして、日本の最先端を感じるスポットが多く、芸術、音楽の街という側面も併せ持つ渋谷エリアと、海など自然を感じるスポットが多い横浜エリアが、お互いの強みを生かし、海外からのビジネス客誘致を目的として造成したツアーを体験しました。
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ツアーの見どころ
・集合は、渋谷駅から徒歩5分のセルリアンタワー東急ホテル
・横浜エリアの三溪園とも縁のある、日本画の専門美術館 山種美術館(渋谷区・広尾)で貸切館内ツアー
・横浜と言えば中華!重慶飯店 本館が本ツアーのために開発した、食から東洋医学に触れる薬膳ディナー
・宿泊は、渋谷駅から直通のみなとみらい線「みなとみらい駅」直結の横浜ベイホテル東急
・10の重要文化財を有する国の名勝「三溪園」を貸切、朝活
・禅(ZEN)の第一人者「世界が尊敬する日本人100人」の枡野俊明師による禅講座&坐禅体験
・坐禅後の懐石料理&禅の世界から派生したお抹茶体験
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コンテンツ紹介
・日本画の専門美術館 山種美術館(渋谷区・広尾)で貸切館内ツアー
渋谷エリアでは、広尾にある「日本画の専門美術館 山種美術館」を見学。本ツアーのために休館日の美術館を特別に貸し切り、館長による案内で作品を鑑賞しました。中には、2日目に訪れる横浜エリアの三溪園に滞在していた日本画家・横山大観の作品も。鑑賞後は、館内で提供されている日本画をモチーフにした和菓子の試食や、パーティー会場としての活用方法などについて説明が行われました。
・老舗・重慶飯店 本館が本ツアーのために開発した、食から東洋医学に触れる薬膳ディナー
横浜の食コンテンツを代表する中華料理。西洋医学と思想が異なり、日々の生活・食の中で少しずつ健康的な身体作りを目指す薬膳の世界を1959年創業・横浜中華街を代表する中華四川料理「重慶飯店 本館」がおいしくプロデュース。中華の定番の「フカヒレの煮込み」や「本館自家製 釜焼き北京ダック」などを、身体に良いとされる食材を織り交ぜて開発された全9品の試食を行いました。
・10の重要文化財を有する国の名勝「三溪園」を貸切
禅(ZEN)の第一人者「世界が尊敬する日本人100人」の枡野俊明師による講座&坐禅体験
世界のビジネスマンがパフォーマンス向上のために「禅の世界観」を学びたいというニーズに対応し、日本の禅(ZEN)の第一人者である枡野俊明師による講座&坐禅体験を、早朝に貸切の「三溪園」で実施。枡野師自らデザインを手掛けた庭のある園内・鶴翔閣内で坐禅体験を行いました。三溪園は、10の重要文化財がある国の名勝であるほか、造園した原 三溪は実業家であり、横浜の発展に尽くした人物でもあることから、ビジネスマンにとって感じることの多い場所ともいえます。
・坐禅後の懐石料理&禅の世界から派生したお抹茶体験
坐禅体験のあとは、横浜・関内に店を構え5年連続でミシュラン2つ星に輝いた「料理屋 真砂茶寮」による懐石料理&お抹茶体験。禅宗の考えの中で茶の文化が生まれたといわれ、喧騒から離れた場所で、静かに自分と向き合う時間を過ごします。懐石料理では、三溪園でも展示が行われている「菊」をテーマに食材や器にもこだわった料理の数々が提供されました。
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参加者からの声、今後について
参加者からは、「渋谷・横浜の新たな素材を理解する機会になった」、「海外からのゲストに日本の良いところを満喫いただけるツアーと感じた」などの意見が聞かれました。今後は、これらの意見を参考にツアーの改善、また渋谷エリアのコンテンツ拡充を行い、渋谷を中心とするエリアで開催されるビジネスイベントの参加者を対象とした販売に向けて渋谷・横浜両エリアにて、プロモーションを行ってまいります。
■渋谷・横浜「観光連携協定」 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロー、一般財団法人 渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷MICE協会は、イベントやプロモーション等で相互協力し、集客強化と交流促進を目的に連携協定を令和3年10月に締結しました。新しいカルチャーの発信地であり、国内外の多くの観光客が訪れるスポットが集積する街、横浜と渋谷。観光協会同士の連携が核となり、民間企業や観光施設とも協力し、両エリアを活性化させる面的な事業展開を図ります。横浜と渋谷が日本における観光の一大拠点であるというブランドを打ち出し、国内外に強く発信していきます。 【参考】https://business.yokohamajapan.com/media/ja/file/press/211020.pdf |