東急ホテルズのプレスリリース
セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区、総支配人 武井 隆)は、このたびメインキッチン所属の鈴木雄也(すずき ゆうや)が、2023年11月9日(木)におこなわれたフランスレストラン文化振興協会(APGF)料理コンクール「第20回メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”」において優勝したことをお知らせいたします。
1994年よりフランスレストラン文化振興協会(APGF“会長 大沢晴美”)が主催するこのコンクールは、フランス料理の伝統の維持と発展を目的とした権威あるフランスのオーナーシェフ会員組織「メートル・キュイジニエ・ド・フランス」の後援のもとに開催される、プロフェッショナル向けの料理コンクールです。実際にレストランで提供することを基準に、日本で唯一「皿盛り」料理をテーマとしており、国内のフランス料理界で活躍する優秀な人材をこれまでも多数輩出しています。
今回は総勢42名がエントリー。第一次のルセット審査を経て勝ち残った9名による決勝大会では、「国産茸類を使ったアンチェ温製料理(温かい前菜)」と、「温製メイン魚料理」の二品の課題で競われました。日本国内はもとより本国フランスで活躍する一流シェフが名を連ねる決勝審査委員団によって「料理審査」、「厨房審査」の2部門で厳正に審査され、合計で最高得点を出した鈴木雄也が栄えある優勝を勝ち取りました。数年後には、フランスで最も歴史のある国際料理コンクール「クラブ・プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」に日本代表として派遣される予定です。
セルリアンタワー東急ホテルは、今後も様々なコンクールへのチャレンジを通して料理技術やサービスレベルの向上と継承に努め、お客様により一層ご満足いただけるホテルを体現してまいります。
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フランスレストラン文化振興協会(APGF)について
「フランスレストラン文化振興協会(Association de Promotion de la Gastronomie Française 略称APGF “会長 大沢晴美”)」は、1994年以来開催されてきた「メートル・キュイジニエ・ド・フランス ”ジャン・シリンジャー杯“」(料理)と「メートル・ド・セルヴィス杯」(サービス)の主催団体をこれまでのフランス料理文化センター(FFCC)から継承し、両コンクールを継続するために有志が集まり設立した一般社団法人。
コロナ禍を経て、料理・サービスのプロフェッショナルとゲストが世代を超えて結集する強固な場を確立しつつ、レストラン文化を未来に繋ぎ、レストランが必要とする人材を着実に育成することを新たな使命に活動を続けている。
公式ウェブサイト:https://www.apgf.jp/
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「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”」について
メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”は、フランスレストラン文化振興協会(APGF)が主催し、フランスの権威あるオーナーシェフ会員組織「メートル・キュイジニエ・ド・フランス協会」の全面的な後援を得て1994年から開催している料理コンクール。伝統と革新を問う日本唯一の「皿盛り」料理をコンセプトとし、国内屈指の参加者数を誇るプロ向けのコンペティションで、優勝者はフランスで最も長い歴史を持つ「クラブ・プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」への参加権を手にする。
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鈴木雄也(すずき ゆうや)略歴
1991年7月生まれ 東京都出身
2011年3月 武蔵野調理師専門学校卒業
2011年4月 セルリアンタワー東急ホテル入社 メインキッチンに配属
コメント:
本年の“ジャン・シリンジャー杯”授賞式が自ホテルにて開催されることになり、ホテルの代表として大会に出場するという重圧を日々胸に感じながら、これまで練習に励んでまいりました。そのような中、優勝者の発表で自分の名前が呼ばれた時には、嬉しさよりも安堵感が上回り、思わず感極まってしまいました。
決勝進出が決まってからの数か月は、福田総料理長をはじめ先輩方や同僚の懸命なサポートのお陰で集中して修練を積むことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。改めて心より御礼を申し上げたいと思います。
今後はフランスでの歴史ある国際料理コンクールへの出場に向け地道に研鑽を重ねながら、たくさんのお客様に笑顔をお届けできるよう邁進してまいります。
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セルリアンタワー東急ホテル 概要
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1
建物概要:地上40階 地下4階
営業施設:客室408室(収容人数783名)宴会場11 レストラン&バー11
公式ウェブサイト:https://www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h
以 上