一般社団法人steAm BANDのプレスリリース
〜シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」への道〜
大阪・関西万博テーマ事業「いのちを高める」のプロデューサーである中島さち子氏は、万人万物の創造性の民主化を目指し、会期前からさまざまな活動・催事を仕掛けています。本テーマ事業のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」の”クラゲ”は、皆の中にある創造性やいのちの象徴であり、揺らぎのある遊びや原始性、時に言葉で説明できない何かを表現しています。クラゲ館の中に吊り下げる象徴的なミドルクラゲの一つ「海月(うみつき)」を中島プロデューサーとともに全面手がけるのは、 MAGO CREATION株式会社 代表取締役美術家である長坂真護氏です。
長坂氏は、2017年に世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街・アグボクブロシーへ向かい、それ以降、スラムの人権と環境問題を改善するため廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で、現地にアートギャラリー、リサイクル工場、オーガニック農園やEVの事業を展開しています。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指しています。長坂氏は、2019年ガーナのスラム街アグボグプロシーで地球環境保全と世界平和を願うアート作品として街の人と共に「月の塔」を創り上げました。この作品は、スラム街で拾ったペットボトルを切り合わせ、ドーム型に編み上げ、球体中心にはライトが設置されたものであり、このタワーは今でもガーナのスラムの人々が集まる広場で街を照らす平和のシンボルとなっています。長坂氏の考える環境や経済、ごみの課題、平和への願いと創造性と中島氏の「創造性の民主化」への想いが深く共鳴し、クラゲ館に誕生するミドルクラゲ”海月(うみつき)”を世界中の方々とごみを用いて創り出すプロジェクトが進められています。
本プロジェクトは、万博会期前から始まります。
まず2023年12月ガーナにて第一弾の、ミドルクラゲ”海月(うみつき)”のパーツを作り出すワークショップが開催されます。また、2024年1月より順次、国内外へ、同様の「ペットボトルのごみ拾い+パーツ作り」を呼びかけていきます(詳細は後日改めて発表)。2024年5月3日(金)には大阪府大阪市住之江区にある「西尾レントオール咲洲モリーナ」にて「ごみ祭り」を開催し、「ミドルクラゲ”海月(うみつき)”プロジェクト」のみならず、多くの方に、さまざまなごみでアート作品を作り出す祭りを展開し、中島氏・長坂氏も当日ごみアートコンテストの審査員を務める予定です。
「ミドルクラゲ”海月(うみつき)”プロジェクト」や「ごみ祭り」のさらなる詳細は、引き続き、テーマ事業「いのちを高める」ウェブサイトや本イベントを遂行する一般社団法人steAm BAND HPにて発信してまいります。
ぜひ、皆様も、大阪・関西万博のクラゲ館に設置されるミドルクラゲ”海月(うみつき)”の制作にご参加いただき、ごみ問題や環境についてもご一緒に考えていくことができれば幸いです。
問い合わせ先:
一般社団法人steAm BAND 事務局:
「ミドルクラゲ”海月(うみつき)”プロジェクト」
プロデュース:中島さち子・長坂真護
主催:2025年日本国際博覧会協会
協力:株式会社steAm、MAGO CREATIONS株式会社、一般社団法人steAm BAND、未来の地球学校、株式会社TASKO
ミドルクラゲ海月(うみつき)協賛:大日本印刷株式会社
ミドルクラゲ海月(うみつき)ワークショップ提供:株式会社steAm、一般社団法人steAm BAND
ミドルクラゲ海月(うみつき)ワークショップ協力:アジア太平洋トレードセンター株式会社 / ミズノ株式会社 / 西尾レントオール株式会社
「ごみ祭り」
主催:一般社団法人steAm BAND
協力:アジア太平洋トレードセンター株式会社 / ミズノ株式会社 / 西尾レントオール株式会社 / 株式会社 steAm
後援:2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博 テーマ事業「いのちを高める」(シグネチャーパビリオン いのちの遊び場 クラゲ館)
Webサイト:https://expo2025-kuragepj.com/(English:https://expo2025-kuragepj.com/en/)
プロモーション動画:https://www.youtube.com/watch?v=h374xhHj2VM(English:https://www.youtube.com/watch?v=pDRswEOJcZs)
Instagramアカウント:expo2025_kuragepj ※「クラゲPJ」で検索