株式会社カーニバル・ジャパンのプレスリリース
~2025年夏の地中海クルーズでのデビューに向けて、フィンカンティエリ社の造船所で伝統的なセレモニーを開催~
プリンセス・クルーズ(https://www.princesscruises.jp/)と造船におけるパートナー企業のフィンカンティエリ社は、2023年12月11日(月)にスフィア・クラスの第2隻目となるスター・プリンセスの建造開始を祝い、イタリアのモンファルコーネでキール・レイイング(起工式)を行ったことを発表しました。
キールは船の最下部の主要な基礎となる部分で、最初に建造されるブロックとなります。重量が約500トンのスター・プリンセスのキールは、伝統に従い、クレーンでドライドック内のキールブロックに設置されました。コンピューターによる数分間の作業で、新造船建造にかかる200万時間以上の工数が幕を開けました。
伝統に則って祝福の祈りとセレモニーが行われた後、プリンセス・クルーズとフィンカンティエリ社の幹部はスター・プリンセスおよび今後乗船するお客様と乗務員の幸せを祈念し、メダリオンを船に溶接しました。
プリンセス・クルーズ社長のジョン・パジェットは次のように述べています。
「フィンカンティエリ社との数十年にわたるパートナーシップは、素晴らしいイタリアの職人技を注ぎ込み、プリンセス・クルーズが受け継いできた美しいデザインを尊重しながら、利用可能な最先端の技術を駆使した壮大な客船を建造することで進歩を続けています」。
総トン数175,500トン、乗客定員4,300名のスター・プリンセスは、姉妹船サン・プリンセスと並び、プリンセス・クルーズ史上最大の新造船です。プリンセス・クルーズの伝統を受け継ぎながらも、船外の景色をよりダイナミックに望むことができ、また海のロマンスをより満喫できるよう、これまでのプリンセス・クルーズの客船とは全く異なる独自のプラットフォームを採用しています。
プリンセス・クルーズの既存の客船よりも約20%大きなサイズを誇るスター・プリンセスのデザインは、全船に共通する特徴的な親しみやすい空間を維持しつつ、以下のような革新的な空間をご用意しています。
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サントリーニ島のテラスからインスピレーションを得た革新的なエンターテイメント施設「ザ・ドーム」
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ガラス球体型が特徴的な次世代型「ピアッツァ」
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様々な革新的なエンターテイメントを生み出すことができる、高性能技術を駆使したメイン・シアター「プリンセス・アリーナ」
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思い出に残る航跡を眺めることができる、船尾に位置する3フロア構造のダイニングルーム
スター・プリンセスは、スイートをはじめとする幅広いカテゴリーの客室や充実の船内設備により、くつろぎと安らぎの空間をご提供します。また、メダリオンにより、プリンセス・クルーズが誇るワールドクラスのダイニングやエンターテイメント、お客様のご要望に合わせたきめ細かいサービスなど質の高いクルーズ体験をお楽しみいただけます。
スター・プリンセスは、プリンセス・クルーズの客船の中で燃料に液化天然ガス(LNG)を採用する2隻目の客船で、最先端の持続可能なイノベーションを駆使して建造されています。
2025年8月就航予定のスター・プリンセスが運航するクルーズは現在販売中です。
プリンセス・クルーズについて
世界最大の国際的なプレミアムクルーズラインであるプリンセス・クルーズは、現在15隻の近代的な客船を運航する、世界的なクルーズ会社。カリブ海、アラスカ、パナマ運河、メキシカンリビエラ、ヨーロッパ、南米、オーストラリア/ニュージーランド、南太平洋、ハワイ、アジア、カナダ/ニューイングランド、南極、ワールドクルーズを含む世界中の目的地に年間数百万人のお客様をお連れしている。2017年、親会社であるカーニバル・コーポレーションと共同で、バケーション業界で最も先進的なウェアラブル・デバイス「メダリオン」を利用したメダリオン・クラス・バケーションを導入し、メダリオン・クラスの客船にご乗船のお客様へ無料でご提供。受賞歴のあるこの革新的な技術により、お客様のクルーズライフをより快適にするきめ細やかなサービスの提供を実現。プリンセス・クルーズは、カーニバル・コーポレーション& plc(https://www.carnivalcorp.com/index?c=140690&p=irol-index) (NYSE/LSE:CCL; NYSE:CUK)傘下の会社。