愛知県大府市のプレスリリース
デジタルミュージアム内は、アバターとなってメタバース空間に入り、バイオリンの製作工程の見学、イベント広場でのコンサート鑑賞などができる「バイオリンの里おおぶメタバース」と360°カメラで撮影した歴史民俗資料館内展示を鑑賞できるコンテンツなどがあり、大府の歴史をリアルとは異なる方法で楽しむことができます。
オープン記念イベントでは、メタバース体験に加えて、歴史民俗資料館内のロビーの天井にデジタルアート作品を投影するCG花火大会を開催し、この記念イベントで打ち上げるデジタルアート作品は、プレ事業のワークショップで制作します。
バイオリンをテーマとしたデジタルミュージアムは、ドイツのミッテンヴァルト・バイオリン製作博物館があり、国内の自治体では珍しい取り組みです。なお、この事業は国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用しています。
歴史民俗資料館360°ビュー
大府市歴史民俗資料館デジタルミュージアムの概要
開設日時/2024年1月27日(土) 午前10時
URL/https://www.city.obu.aichi.jp/shisetsu/bunka_sports/bunka/1005179/1029784.html
利用方法/大府市公式ウェブサイトのバイオリンの里おおぶ特設サイト内などからアクセスし、事前登録なしで利用できます。
鑑賞料/無料 ※通信にかかる費用は利用者負担
推奨する通信環境等/PCのブラウザはChromeを推奨。他のブラウザも利用可。WebGL2.0をサポートしている必要があります。Android9以降。iOS14.1以降。iPadOS14.1以降。
鈴木政吉銅像(メタバース)バイオリンの里おおぶメタバース(イメージ)バイオリン工房(メタバース)
提供コンテンツの詳細
1バイオリン工房 | 昭和20年5月に軍需工場として買収されるまで、横根町名高山で操業していた鈴木バイオリン大府分工場。当時の工房を写真や証言をもとに再現します。アバターを選択し工房内に入ると、バイオリンの製作過程などを見学できます。 |
2済韻研究所 | 「日本のバイオリン王」と呼ばれる鈴木政吉。晩年の彼が、昭和19年1月に亡くなるまでバイオリンの研究に没頭した屋敷を古写真や証言をもとに再現しました。「鈴木政吉制作第1号バイオリン」、「アインシュタインからの手紙」も見学できます。 |
3ゲーム | 大府分工場で生まれ幼少期を過ごした女性の思い出をもとに開発した2種類のゲームで遊べます。 ①干し芋取りゲーム(概要:政吉さんに見つからないよう縁側から干し芋をゲットする。) ②たまごキャッチゲーム(概要:巨大なバイオリンの上で、転がってくるたまごをキャッチする。) |
4イベント広場 | メタバースのステージに設置したスクリーンや外部リンクでコンサートを楽しめます。大府市広報大使でバイオリニストの水野紗希さんらが出演するコンサートの様子をお楽しみください。 |
5歴史民俗資料館 360°ビュー | 昭和の暮らしを再現展示する歴史民俗資料館の常設展示室や大府の歴史を学ぶ企画展を360°カメラで撮影し、公開します。学校や家庭から自由に見学できます。(外部サイト) |
6文化財ガイドマップ | 大府市内の文化財を確認できます。(一部、外部サイト) |
7デジタル紙芝居 「おおぶの民話」 | 「大府市文化交流の杜図書館 大府市郷土資料デジタルアーカイブ」から、おおぶの民話の紙芝居を楽しめます。(外部サイト) |
※1~4のコンテンツは、メタバース空間でアバターとなって鑑賞ができます。
オープン記念イベント メタバース体験&CG花火大会の概要
初めての方でも気軽に楽しめるメタバース体験コーナーを開設します。ロビーの天井にプロジェクターで花火やデジタルアート作品を打ち上げます(投影します)。
日時/2024年1月27日(土) 午後4時~7時
場所/大府市歴史民俗資料館(桃山町5-180-1)
内容・スケジュール/
・午後4時~午後7時 メタバース体験会など
・午後5時30分~ オープニングセレモニー・CG花火・バイオリン体験・ミニコンサート・ちびっこ縁日
出席者/岡村秀人大府市長、鷹羽琴美(たかば・ことみ)大府市議会議長、鈴木バイオリン製造株式会社小野田祐真(おのだ・ゆうま)代表取締役社長他
CG花火大会プレ事業 子どもクリエイター講座「CG花火&ボクセルアートを作ってみよう」
日時/2024年1月13日(土) 午後3時~5時
場所/大府市歴史民俗資料館会議室(桃山町5-180-1)
内容/CG花火大会にて打ち上げるデジタルアート作品を制作します。
講師/株式会社スピード・CGディレクター 八田友也(はった・ともや)氏、株式会社スピード・アートディレクター 柴田晃宏(しばた・あきひろ)氏
参加者/市内在住小中学生20人 ※定員に達したため申込終了
事業費
18,965,000円(うち、デジタル田園都市国家構想交付金 9,482,000円)