京都市と、国内随一の観光地・東山区内複数ホテルとの協働
野村不動産ホールディングス株式会社のプレスリリース
この度、ULHの取組の一環として、東山区が持つ豊かな資源と様々な文化・伝統・人・食を掛け合わせた移住促進・地域活性化のための「泉涌寺 SPRING FESTIVAL」を企画しており、このプロジェクトを実施することを目的に、2月5日からクラウドファンディングを開始いたします。目標金額は300万円で、御支援いただいた方には、東山区内のホテルの宿泊招待券等の特典を御用意いたします。
東山区の移住・定住にかかる取組の次のステージに向け、皆様の温かいお力添えをお願いいたします。
本リリースのポイント 1.寺社が多く集まる東山区において、東山区の資源と新たなものを掛け合わせることにより新たな魅力を創出・発信する。 2.「泉涌寺 SPRING FESTIVAL」で東山区の魅力を内外に広く発信するとともに、地域の方と移住を検討される方との交流の場とする。 3.クラウドファンディングに御協力いただいた方は、東山区での滞在を通じて観光とは異なる関わり方のきっかけとしていただきたい。 4.国内随一の観光地としてホテルが集積する東山区で、複数のホテルが協働して移住促進・地域活性化を進めることにより、持続可能な観光に繋げる。 |
1 クラウドファンディングの概要
(1) 実施期間:令和6年2月5日(月)正午~令和6年3月15日(金)午後11時
(2) 目標金額:300万円(泉涌寺 SPRING FESTIVALの開催等に活用)
※目標金額に達成しなかった場合、泉涌寺 SPRING FESTIVALは中止となります。
(3) 募集サイト:READY FOR
https://readyfor.jp/projects/upcycle-life-higashiyama
(4) 返礼品
寄付金額(5,000円~150,000円)に応じた計13種類以上(下記は一例:内容、金額は変更の場合があります。)
・5,000円
泉涌寺からの御礼状
・10,000円
「泉涌寺 SPRING FESTIVAL」限定Tシャツ、泉涌寺 御祈祷
・15,000円
泉涌寺 華道体験、ウェスティン都ホテル京都 ランチ券
・40,000円
NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO、
THE HOTEL HIGASHIYAMA、ダブルツリーbyヒルトン京都東山 宿泊券
・50,000円
ホテル ザ セレスティン京都祇園、ウェスティン都ホテル京都 宿泊券
「泉涌寺 SPRING FESTIVAL」イベント出店(2日間)
THE SHINMONZEN ディナー券
・60,000円
清水小路 坂のホテル京都、KYOMACHIYA-SUITE RIKYU 宿泊券
・80,000円
ザ・ホテル青龍 京都清水 宿泊券
・100,000円
ホテル長楽館 京都 宿泊券、泉涌寺 プレミアム拝観
・150,000円
NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO、
THE HOTEL HIGASHIYAMA宿泊券(5泊連泊)
※このクラウドファンディングプロジェクトは「購入型クラウドファンディング」です。返礼品はありますが、「ふるさと納税」のような寄付控除の対象にはなりません。
(5) 御協力いただく寺社・ホテル
泉涌寺、ウェスティン都ホテル京都、清水小路 坂のホテル京都、THE SHINMONZEN、ザ・ホテル青龍 京都清水、 THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel、ダブルツリーbyヒルトン京都東山、ホテル ザ セレスティン京都祇園、ホテル長楽館 京都
2 泉涌寺 SPRING FESTIVALの概要(予定)
(1) 開催日時
5月25日(土)、26日(日)の2日間
(2) 開催場所
総本山 御寺 泉涌寺境内(〒605-0977 京都市東山区泉涌寺山内町27)
(3) コンセプト
ア 東山区×アップグレード
ULHの活動を幅広く周知し、東山区の魅力を再発見してもらう機会を創出します。
東山区の資源×新たなものを掛け合わせる魅力を体感していただき、子どもたちの学び・成⾧の場、感性を高める場となることを目指します。
イ 移住検討者×地域住民
移住を検討されている方と地域にお住まいの方とをつなぐ機会を創出するとともに、飲食店事業者等が東山区へのお試し出店できる場とし、東山区や京都市の持つ豊かな資源を体感してもらうことを目指します。
3 参考 類似の取組 豊国神社SUMMER FESTIVALの実績
(1) 開催日時:令和5年8月19日(土) 正午~午後8時
(2) 開催場所:豊国神社境内(〒605-0931 京都市東山区大和大路通正面茶屋町530)
(3) 開催内容
ア 京都で活躍するアーティストによる演奏
(Kenichiro Nishihara、DAISUKE、HIRAKU YAMAMOTO、UEBO他)
イ ライブペインティング等のパフォーマンス(Keisuke Terada)
ウ 東山区のお店を中心とした飲食ブース
エ 「京都市移住・定住応援団」(※1)の交流イベント(応援団によるトークセッション)
※1 京都市の移住・定住促進に向けた取組に賛同し、応援いただける企業・団体等を「京都市移住・定住応援団」として募集している。応援団では、京都で働き、暮らし、子育てしたいと思われる、若い世代に選ばれ、住み続けていただける都市を目指して、各企業・団体等がお持ちのアイデアやノウハウをまちづくりにいかしながら、公民連携で本市への移住・定住促進につながるサービスの提供や情報発信等を行っている。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000312984.html
4 参考 お試し居住プログラム「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」
(1) 概要
京都市東山区に3日から1週間程度、お試し居住をしていただく取組。滞在中は、ノーガホテル清水京都もしくはニシザワステイが運営する京町家に宿泊し、同社が運営するコワーキングスペース「SIGHTS KYOTO」でのテレワーク体験ができるほか、参加者の希望に応じたまち歩きや物件内覧、職人との交流などのサービスが受けられます。
お試し居住を通じて、東山区の魅力を知り、生活のイメージをつけていただくとともに、最終的に京都市・東山区への移住・定住及び人口増加につなげることを目的としています。
https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000314162.html
(2) 実施の背景
京都市東山区は人口減少が著しく、少子高齢化が京都市の中でも特に進行しているエリアです。そのため、東山区役所では、第3期東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(令和3年度策定)において、人口減少に立ち向かう取組として「住んでこそ!東山プロジェクト」を掲げ、区民や事業者、市全体の政策とも連携しながら、区内への移住促進や区外への流出の抑制を図り、新たな住環境や活力を創出することを目指しています。
https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000300452.html
このプロジェクトの一環として、令和4年度に東山区役所は、京都市と民間企業等が協働して社会課題の解決に取り組み、新たなサービスの実装にトライアルする「KYOTO CITY OPEN LABO」(※2)を活用して、「住みたい動機を高める環境の整備」「居住・移住策の実施に向けた連携体制構築」を解決する事業者を募集し、株式会社ニシザワステイとノーガホテル清水京都との間で、お試し居住プログラム「ULH」を推進するための連携体制を構築しました。
※2 本市が抱える様々な行政課題その他の課題に対し、民間企業等から課題の解決に資する技術やノウハウ、アイデアなどを募集したうえで、本市と民間企業等が一緒になって実証実験や具体的実践等により課題解決に取り組む仕組み。 https://open-labo.city.kyoto.lg.jp/