~民間主導・広域連携体制による天草~南島原周遊旅行活性化プロジェクト~
トラストパーク株式会社のプレスリリース
熊本県天草市 × トラストパーク株式会社が受賞した取組みについて
天草~南島原周遊旅行活性化プロジェクト(2023年7月発足)では、宿泊施設が少ない地域における新たな滞在スタイルとして、公共施設等のスペースをシェア活用し、滞在型観光を泊食分離にて検証する車泊(くるまはく)モニターツアー実証実験を実施しました。
観光ルートや滞在消費額など周遊旅行の活性化に資するデータを収集し、周遊の実態やワーケーションなどのニーズや課題を可視化、広域連携・共創による地域ならではの付加価値創りに取り組みました。
■担当者のコメント
車泊は、民泊や農泊と同様に地域滞在における選択肢の一つですが、事業としては旅館業ではなく、駐車場業として公共施設等の不稼働スペースを利活用し、地域滞在を可能とするシェアリングサービスです。「車中泊」という言葉は、宿泊ができない場合に「やむを得ずに泊まる」というイメージがあります。それに対して「車泊」は「車で寝泊まりをして楽しむ」「安らぎの場として自然豊かな地域で過ごす」ということを目的としています。車泊スペースには電源と、近くに24時間利用可能なトイレがあり、道の駅や公園、お城など本来は泊まることができない施設に寝泊まりできるのが「車泊」の特徴です。デジタルを活用して目的地を探し、車でしか行けない地域やそこに行かないと味わえない価値、本来は泊まることができない場所で滞在する価値など、天草~南島原ならではの自然や文化、人との触れ合いを創る着地体験型コンテンツと顧客の創造を目指しています。
私たちはこの表彰を励みとし、これから更に安心・安全な車泊拠点を増やすとともに、 EVシフトと能登半島被災地における観光振興への貢献を見据えて、キャンピングカーなどRV車両やRVユーザーを広域に送り出すことができるよう、プロジェクト参加団体との連携強化を図っていきます。
本事例の詳細はこちらからご確認ください。
●既存施設のシェアリングにより周遊旅行の活性化を推進する取組み
https://match.future-city.go.jp/pages/platform/h301/2300026
●取組事例の説明動画
今回受賞した取組を含め、優良事例選定団体の登壇によるオンラインセミナーが開催されます。3月5日17時までの参加申し込み期限となりますが、こちらも併せてご確認ください。
■内閣府・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム主催 オンラインセミナー
日時:2024年3月7日(木)14:00~15:00
参加方法:オンライン(zoom)
定員:500名
参加申し込み:
■「官民連携優良事例」とは
内閣府は、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的に、広範なステークホルダーとのパートナ地方創生SDGsーシップを深める官民連携の場として、地方創生SDGs官民連携プラットフォームを設置しています。
官民連携による取り組みの普及展開により、地方創生・持続可能なまちづくりを実現する官民連携取組の更なる発展を図ることを目的として、優良事例の選定が行われています。
【車泊(くるまはく)とは】
未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用するサービスです。来訪者と地域をつなぐ、有料での車中泊ルールを整備し、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」などの導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に長時間滞在する仕組みをつくり、地域経済の活性化や関係人口増を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です。事業概要(動画):https://youtu.be/jsJXmT2r264
【トラストパーク株式会社について】
1993年に時間貸駐車場「トラストパーク」を開始して以降、全国で時間貸し駐車場の運営管理を行っています。 駐車場に関するあらゆる形態に対応しておりますので、駐車場に関することなら全て当社にお任せください。
地域社会の幸福に貢献することを企業理念に掲げ、駐車場の付加価値を高め「駐車場が人と街をつなぐ架け橋に」をスローガンに、安心・安全・快適な駐車場運営を基盤とした「車社会と地域社会を繋ぐまちづくり」や「地域活性化推進事業」にも取り組んでいます。
■リリースに関するお問い合わせや取材は、下記までお問い合わせください
トラストパーク株式会社
ソリューション部 西岡、田ノ上、山﨑
TEL:092-437-8934