地元農家が40年以上にわたり一般開放
高槻市のプレスリリース
高槻市南部にある三島江地区では、田植えの季節を前に、約8ヘクタールの田んぼにレンゲを植えた「レンゲの里」が今年も一般開放され、一面ピンク色のじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっています。
レンゲ畑を開放しているのは、地元農家などで組織する「高槻レンゲ振興会」で、昭和57年に「子供たちをレンゲ畑で遊ばせたい」と2軒の農家が約20アール(約200平方メートル)の田んぼにレンゲの種を蒔いたのがきっかけ。
その後、参加する農家も増え、今では東京ドームおよそ2個分の約8ヘクタール(80000平方メートル)に広がり、多くの人が訪れる高槻市の春の風物詩として親しまれています。
今年は寒い日が続き、例年よりも気温の上昇が遅れたため開花時期が遅れたものの、現在、7割程度の畑で花が咲いて見ごろを迎え、4月下旬ごろまで楽しめる見込み。
一般開放は30日(火曜日)まで。摘み取りは不可で、レンゲは一般開放終了後、たい肥として田んぼにすき込まれます。心地よい春の陽気の中、レンゲ畑の中を散策してみてはいかがでしょうか。
【場所】
高槻市三島江二丁目・三丁目
【アクセス】
JR高槻駅南側または阪急高槻市駅北側から市営バス「柱本団地」行きに乗車、「三島江南口」下車、北東へ徒歩約5分。
※駐車場はないため、公共交通機関をご利用ください。
【関連ホームページ】
三島江の「レンゲの里」一般公開(高槻市ホームページ)