これまでのテイストとは違い、京都検定にゆかりのあるキャラクターが揃うユーモラスなフライヤーとなっています。
彌榮自動車株式会社(ヤサカグループ本社)のプレスリリース
彌榮自動車株式会社(ヤサカグループ本社、以下:彌榮自動車)ならびにヤサカ観光バス株式会社(以下:ヤサカ観光バス)は、第24回京都・観光文化検定試験(通常:京都検定、以下:同)の「中高生3級チャレンジ事業」のフライヤー作成に企画構想段階から協力いたしましたことをお知らせいたします。
この「京都検定中高生チャレンジ事業」のフライヤーは、弊社プロジェクトチームが原動力となり、京都検定ゆかりの企業が協力して「京都検定20周年」の取り組みを具体化しようという動きの中で、今回初めて実現したものです。
フライヤー作成の背景
「中高生による京都検定3級チャレンジ事業」につきまして、京都を学ぶ中学生・高校生のみなさんを応援するため、彌榮自動車では2015(平成27)年から京都検定の参考図書1,000冊を寄贈する取り組みを毎年実施しています。
このフライヤー作成は2023年に迎えた「京都検定20周年」にあたり、「京都検定ゆかりの企業で協力し合って、何か今までにない面白いことができないか」という発想に端を発します。新たな切り口でより幅広く多くの中高生のみなさんに興味・関心を持っていただくきっかけにできればと、京都検定団体戦「京都検定 G-1グランプリ」の表彰式でご一緒している「デッチーくん」(大丸京都店)に相談し、京都を代表する人気キャラクターのみなさんが共演するフライヤーの企画構想が生まれました。同じく「京都検定 G-1グランプリ」の表彰式でご一緒している「おくりん」(関西電力送配電)、そして京都検定に出題されたこともある「たわわちゃん」(京阪ホテルズ&リゾーツ)にお声がけし、ご協力を得て企画構想を具体化。各キャラクターのみなさんに登場いただき、同じく「京都検定G-1グランプリ」表彰式で同じく一緒となるヤサカ観光バスガイドを加えてこの共演企画が実現しました。
当日の撮影の様子
撮影は、実際に7月試験(2024年現在、京都検定は7月と12月の2回にわたり実施)の会場となる京都経済センター内の京都商工会議所会議室で行われました。京都検定ゆかりのキャラクターの受験風景の撮影ということで、京都商工会議所会員部検定事業課(京都検定事務局)の全面協力で「受験票」「試験問題冊子」や試験会場の掲示物などもリアルに再現され、受験の様子を撮影しました。全員が受験常連のメンバーなのでしょうがないのですが、みんな撮影していることを忘れて、真剣に試験問題を解きにかかってしまい大変でしたが、受験会場の雰囲気も伝えることができたのではないでしょうか。
登場する各社キャラクターの関係性とこれまでの動きについて
このポスター撮影の際に、彌榮自動車のプロジェクトチームから京都検定ゆかりのキャラクターを車体にラッピングする「京都検定20周年特別仕様車」の運行の具体案が提案され、車両デザインなどの打ち合せが行われました。そして当初、参画メンバーの“夢の構想”であった京都国立博物館 公式キャラクター・PR大使の「トラりん」の仲間入りも関係者のみなさまの熱意とご尽力でまさかの実現。2023年10月26日に平安神宮で「京都検定20周年特別仕様車」の出発式を開催し運行を開始しました。2024年3月17日には、京都国立博物館で「京都検定20周年特別仕様車」と「トラりん」「たわわちゃん」「デッチーくん」が初めて一堂に会し、ヤサカ観光バスガイドの司会進行で特別イベント「京都検定ってなあに?」が実施され、多くの方が京都検定について理解を深める機会となりました。
京都検定20周年を契機として一堂に会することとなった私共は、京都に根差した企業・施設・団体でもあり、それぞれが「京都検定」を「京都について、もっと深く知り、好奇心を高めるための『羅針盤』」であると考えています。私共はこれからも様々な取り組みを通じて京都検定の魅力を多くのみなさまにお伝えしていきます。
京都・観光文化検定試験®(京都検定®) 主催:京都商工会議所
京都・観光文化検定試験®(京都検定®)は、京都の豊かな歴史や文化のPRとともに、観光産業に関わる方々の知識とおもてなし力向上を目的に創設され、2023年に20周年を迎えました。京都の歴史、文化、神社・寺院、史跡、祭りや行事、工芸などの京都の産業やならわしなどの暮らしのほか、京都の新しいニュースなど、あらゆる京都に関わる、幅広い視点から出題しており、全国各地から老若男女を問わず、ご受験いただいております。おかげさまで、年間約7,000人、総受験者数はのべ約15万人を超えております。これからも京都が文化観光都市としてさらに飛躍する一助となるべく、実施してまいります。
ヤサカ観光バス株式会社 会社概要
観光バス黎明期の1953年に彌榮自動車観光バス課として観光バス事業を開始、1957年にヤサカ観光バスとして設立されました。現在では京都と大阪を中心する関西圏で約130両、そして首都圏では東京ヤサカ観光バス株式会社が約130両所有する、全国屈指の観光バス事業者です。京都検定にも積極的に取り組んでおり、これまでも京都検定G-1グランプリにおいて、直近は2020年、2021年に入賞、2023年には2位を獲得しています。
彌榮自動車株式会社 会社概要
大正時代に京都で初めてハイヤーを走らせた、地場大手のハイヤー・タクシー事業者(現在は「ヤサカハイヤー」「ヤサカタクシー」として知られています)。創業以来「旅客運送事業を通じて地域社会に貢献する」ことを理念とし、現在では7業種16社で構成する「ヤサカグループ本社」として、京都を中心に関西圏・首都圏での事業展開を行っています。地元京都の観光事業者として「良質な観光乗務員を輩出する」ため、京都検定を「京都を学ぶための羅針盤」と位置づけ当初から積極的に受験を奨励してきました。京都検定G-1グランプリでは2018年と2022年に第1位を獲得しています。また未来の京都における伝統文化の継承を担う中高生のみなさんへの支援事業「中高生による京都検定3級チャレンジ事業(京都市教育委員会が実施)」にも2015年から毎年支援(関係図書の寄贈)を行っています。