【愛知県大府市】良質な木のおもちゃで多様な遊びと体験機会を提供する「おもちゃ美術館」の整備を開始

愛知県大府市のプレスリリース

 愛知県大府市は、遊びと体験を通じてこどもたちの創造力と豊かな感性、主体性を育む場を創出し、天候に左右されることなく、屋内で安全に遊ぶことができる施設として、特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会が運営する「東京おもちゃ美術館」のコンテンツを取り入れた「おもちゃ美術館」を整備します。
なお、関連費用については、6月議会で補正予算案を上程する予定です。
 
木曽おもちゃ美術館(木曽町提供)
 

「おもちゃ美術館」整備の背景

創造力と感性の養成 と 市の文化・産業の伝承

 大府市は、令和5年8月に策定した「おおぶこども輝く未来応援八策」において、多様な遊び、文化芸術・スポーツを通じて創造力と豊かな感性を養う「こどものための屋内  遊戯施設」の整備を位置付けています。

水源地の森林の保全・育成 と SDGsの推進

 令和5年7月に長野県王滝村・木曽町と「水源の森林の保全・育成に関する連携協定」を結び、現在、こどもたちが人と木と森との関わりを学び、木特有の木目・手触り・重さ・音・香りなどを五感で感じながら、創造力と感性を養う「木育」を推進しています。

安心・安全な居場所づくり と ソーシャルインクルージョン

 近年、温暖化の影響により、こどもの熱中症リスクが高まり、市民からは、天候に左右されることなく、屋内で安全に遊ぶことができる場を求める声が寄せられています。また、障がいの有無などに関わらず、誰もが安心して遊べる環境も、全国で広がっています。
 

「おもちゃ美術館」の整備について

基本理念/見る、触る、感じる「遊びと体験」を通じてこどもたちの創造力と豊かな感性、主体性を育む場の創出
主な機能/

  機 能 内 容
五感で木の温もりを 感じられる場 木製の良質なおもちゃ・木質空間の整備、 水源地の木材活用
多様な遊び・体験ができる場 大府市の特色を生かした遊具(バイオリン、ぶどう)、 木工ワークショップ
誰でもいつでも過ごせる場 全天候型屋内遊戯施設、 インクルーシブな環境子育て家庭の居場所

「おもちゃ美術館」整備関連費用(6月補正予算)

内容/おもちゃ美術館整備・運営計画策定業務委託
施設候補地/大府市横根町狐山97-3(大府市デイサービスセンターを改修)
補正予算額/歳出:12,947,000円
 

整備スケジュール

年度 事業概要
令和6年度 おもちゃ美術館整備・運営計画策定業務委託【6月補正】 駐車場用地交渉
令和7年度 実施設計
令和8年度 改修工事、駐車場整備工事、玩具等制作
令和9年度 開館(4月)

 

「おもちゃ美術館」について

 特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会が展開する「おもちゃ美術館」は、郷土の自然や文化と遊びが融合した交流型ミュージアムです。
 「家族を中心とした多世代交流」・「森林文化の継承と木育推進」・「市民性創造と地域コミュニティの形成」をコンセプトとして官民問わず、様々な組織が設立・運営を行い、2023年時点で全国12館の美術館が誕生しています。

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