店舗管理者の常駐や定期巡回も不要で、消費期限切れ商品の「遠隔監視」と「自動販売制限」の機能を搭載した「無人店舗・無人販売機・自動販売機の次世代モデル」
株式会社スマリテのプレスリリース
株式会社スマリテ(東京都中央区)が開発する無人小売基幹システム「スマリテ」は、販売期限の短い生鮮食品・日配品・弁当などのHACCP管理を、業界で初めて自動化しました。HACCP規定における厳格な「温度管理」・「賞味期限管理」に加えて「自動販売制限」機能を搭載。クラウド管理システムがリアルタイムでモニタリングし、全てのロケーションを一括で遠隔管理することが可能です。これにより、従来は困難であった”消費期限の短い生鮮食品”の無人販売が実現します。
【無人販売・無人店舗のための食品衛生法およびHACCP管理】
食品の小売業においては、食品販売業の届出または営業許可の取得が求められ、厳格な「HACCPに基づく衛生管理」の実施が必要です。特に弁当・総菜・牛乳・乳製品・肉・魚・野菜・果物などの生鮮食品を販売する場合、「温度管理」・「消費期限管理」の徹底が求められます。また「消費期限切れの商品がユーザーに販売されることを防ぐための仕組み」を構築する必要があります。
■既存の「無人店舗」が抱える課題
従来の無人(セルフ決済)店舗では、24時間「完全無人」で温度管理や消費期限の監視、期限切れ品の即時撤去を行うことが困難とされていました。そのため、法令遵守のためにバックヤードに人員を常駐させる必要があり、人件費削減や人手不足の問題は解決できず、単なる省人化にとどまっていました。
■次世代モデル「スマリテ」による課題解決
「スマリテ」は管理業務の全クラウド化による自動化・無人化を実現しており、HACCP規定を遵守した「食品販売業の完全無人化ソリューション」を提供します。
例えば、期限切れ商品が陳列されている場合や温度基準が規定外に達した場合、システムが自動的に販売を停止し、管理者に通知します。これにより、食品衛生法の厳格な要件を満たすことができます。
【HACCP規定を遵守するために必要な機能】
1. 消費・賞味期限監視
2. 営業時間管理
3. 自動販売停止機能
■「スマリテ」の独自性・優位性
「スマリテ」は、法令を遵守したうえで、商品を安心安全かつ24時間・完全無人で提供するための以下機能を搭載しています。
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HACCP対応機能:消費期限監視、営業時間管理、自動販売停止(RFID管理の場合)
運営用アプリ:棚入、棚出、在庫管理、商品登録
状態監視機能:温度遠隔監視、解錠・施錠管理
クラウド管理システム:売上、在庫、賞味/消費/販売期限の登録・削除機能
■参考:食品衛生法に関わる無人販売の区分
日配品、生鮮食品、冷蔵品の無人での販売方法は、以下の6つに区分されます。
①「スマリテ」無人小売方式 (都度購入/自動決済) |
・日配品、生鮮食品、冷蔵品などオールジャンルに対応可能 ユーザーが期限切れ品を取得することは出来ないため スタッフによる定期巡回や常駐は不要 |
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②セルフ無人小売方式 (都度購入/任意決済) |
・消費期限管理不可のためお菓子・飲料などに限定 |
③ウォークスルー方式 (都度購入/任意決済) |
・ユーザーが消費期限切れ品を取得しないよう バックヤードにスタッフの常駐が必要 |
④宅配BOX (事前購入/事前決済) |
・利用者が保管期限内に荷物を受け取る責任を負う |
⑤サブスク方式 (月次契約) |
・冷凍食品がメイン |
⑥食品自動販売機 |
・定期的な巡回による期限監視が必要 |
■無人小売基幹システム「スマリテ」とは
「スマリテ」は、国内初の無人小売基幹システムとして、代金未回収リスクやHACCP管理など、従来の無人業態が直面していたさまざまな課題を包括的に解決します。リアルタイムな販売、在庫管理、商品自動識別、自動課金決済、価格調整機能、PR動画配信システムなど、30以上の革新的な機能とサービスを搭載しており、小売業界のニーズに合った独自のソリューションを提供します。また法令法規を遵守し、安全かつ安心な無人販売環境を実現することに注力しています。「スマリテ」は、今後も小売業界の課題解決に向け、さらなる開発と機能向上に取り組んでまいります。
【スマリテの買い物フロー】※買い物アプリ使用の場合
1. 扉のQRコードをスキャン
2. 好きな商品を取り出す
3. 扉を閉める(5秒後に自動で決済)
■本リリースについてのお問合せ先
【株式会社スマリテ スマートリテール事業開発部】
・TEL:03-6821-8204
・Mail:info@smarite.co.jp