ココヘリと味の素㈱、富士山の安全登山啓発活動を共同実施 吉田ルート(山梨県側)五合目休憩所付近にて 8月1日(木)から

AUTHENTIC JAPAN株式会社のプレスリリース

(左)「ココヘリ」富士山限定デザイン (右)「アミノバイタル®」製品サンプルセット

山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総)は、味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区、以下味の素㈱)と共同で富士登山の安全啓発活動を、富士山の吉田ルート(山梨県)五合目休憩所付近にて2024年8月1日に開始します。希望者に対し、AUTHENTIC JAPANはココヘリの端末の無償提供を、味の素㈱は「アミノバイタル®」製品サンプルセットを提供します。

啓発活動の背景

警察庁の発表によると、2023年に全国で発生した山岳遭難件数は3126件、遭難者数は3568人と、それぞれ過去最多となりました。富士山においては、高齢者や外国人の遭難数増加が顕著となりました。

また今夏、山梨県は7月1日より、午後4時から午前3時までの間、あるいは1日の登山者が4000人を超えた場合に登山規制を行っています。この運用に伴い、人流の変化や、場所によっては新たな混雑など、富士登山経験のあるベテラン登山者も未経験の状況が発生することも想定されます。

このような状況下、今夏も高齢者、外国人をはじめ多くの登山者が訪れる富士山において、AUTHENTIC JAPANと味の素では、より一層の安全登山啓発が必要と考え、共同での啓発活動を実施します。吉田ルートを通る登山者に、AUTHENTIC JAPANは希望者に対しココヘリの端末を無償配布し、富士山五合目から山頂までのエリア内にいる登山者の位置情報をココヘリのGPSを用いて取得します。味の素㈱は「アミノバイタル®」製品サンプルセットを提供し、登山者の栄養補給や体調管理を支援します。これらの登山者の安全確保につながる取り組みを共同実施することで、安全登山の実現に貢献します。

今後の展開

ココヘリの端末の無償配布は、人流データを日別、時間帯別で把握する実証実験を通じた、吉田ルートの登山規制の効果検証を目的としています。得られたデータを元に、登山者が密集する箇所や時間など、問題点の把握を山梨県と共同で行う予定です。また、登山道が混雑するなどの問題を抱える他の山においても、同様の実証実験の可能性を検討していきます。これにより、安全登山の実現に貢献していきます。

配布期間・場所

実施期間: 2024年8月1日(木)~9月10日(火) 

配布場所: 富士山 吉田ルート(山梨県側)五合目休憩所付近

味の素グループについて

味の素グループは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートスローガンに、アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献し、さらなる成長を実現してまいります。

味の素グループの2023年度の売上高は1兆4,392億円。世界34の国・地域に拠点を置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2024年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jpをご覧ください。

AUTHENTIC JAPAN株式会社 会社概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社

代表取締役社長:久我 一総

本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F

URL:https://www.authjapan.com/

事業内容:山岳遭難対策制度「ココヘリ」などの展開

「ココヘリ」とは

「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービスです。

遭難が発生するような山岳地帯ではスマートフォンの電波が届かないことが珍しくありません。ですが、「ココヘリ」は携帯電話の通信網に頼らない「直接通信」なので、山岳地帯での迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。

代表取締役 久我 一総の略歴

1978年 福岡生まれ。西南学院大学を卒業後、パナソニック株式会社に入社。英国子会社へ出向。帰国後、商品企画部門に異動し、北米向けの無線機器を企画。 2012年同社を退職し、AUTHENTIC JAPAN株式会社を起業。

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