「小金井 宮地楽器ホール」(東京都小金井市)で リモート接客サービスを7月1日よりテスト導入開始

サントリーパブリシティサービスのプレスリリース

企業・文化施設の運営、コンサルティング業務を展開するサントリーパブリシティサービス株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長:千大輔 以下SPS)は、指定管理者として施設運営を行う「小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)」(東京都小金井市)において、7月1日(月)よりリモート接客サービス(※1)のテスト導入を開始しました。
※1)スタッフが離れた場所からモニター越しに現場の様子をリアルタイムで確認し、接客を行うことができるサービス
<施設利用者側(1F受付)>
<スタッフ側(2F事務所)>

.コロナ禍の施設運営でわかった受付サービスの課題

「小金井 宮地楽器ホール」は、市民交流センターとして、音楽・演劇の公演開催や練習室・和室などの施設貸出を行い、市民の芸術文化活動の促進を担っています。コロナ禍も、1階受付では飛沫感染防止のカーテンをつけて利用者への対応を継続しました。入口近くに位置する受付は、ソーシャルディスタンスの確保・密にならない工夫も必要であり、安心して施設を利用いただくためにはサービスのデジタル活用が課題となっていました。
また小金井市では、2023年に武蔵小金井駅 南口地区市街地再開発事業(※2)が完了し、商業施設に加え、タワーマンションなどの都市型住宅も整備されました。現在は駅北口の再開発も動き出し、今後も、新たな市民・施設利用者の増加が見込まれます。初めてでもわかりやすく利用しやすい交流センターのサービス向上が、ますます求められてきています。
今回のテスト導入は、今後のパンデミックや新たな利用者増を見据えて「小金井 宮地楽器ホール」受付 サービスの‘人にやさしい’デジタル化を模索するものです。
 
※2)小金井市HPより 武蔵小金井駅南口地区市街地再開発事業
 

2.利用者にとって最適な解決法を探る‘人にやさしい’受付サービスの検証

1階受付への問い合わせは「トイレはどこですか」などのちょっとした質問から、「和室を借りる手続きはどうすればいいですか」などの自己解決しにくい疑問まで多岐にわたります。さらに、スタッフに直接尋ねることにハードルを感じる人や、デジタル機器に不慣れでスタッフに尋ねて解決を望む人もいます。
 < 待機画面には 小金井市イメージキャラクター こきんちゃんが登場! >
今回のテスト導入では、利用者はタッチパネル上である程度の情報を確認できるようになっており、さらに詳しい情報を知りたい場合や直接尋ねたい場合は、呼び出しボタンを押してスタッフとリアルタイムに会話することができます。利用者のパネル上の動きや接客内容をデータ収集することで行動特性・ニーズを明らかにし、利用者にとっての最適なサービス設計に活かしてまいります。 
地域に密着した市民交流センターとして、疑問の大小や、年齢・性別、デジタルに慣れ親しんでいる人/そうでない人に関わらず、誰もが使いやすく安心して疑問が解消できる、デジタルを活用した‘人にやさしい’受付サービスの実現を目指します。
 
【テスト導入の概要】
(1)導入期間  2024年7月1日(月)~8月31日(土)10:00~17:00
(2)導入場所  「小金井 宮地楽器ホール」内 1階受付
         東京都小金井市本町6-14-45
(3)内容    「小金井 宮地楽器ホール」1階受付にモニター(タッチパネル)を設置。
         呼び出しに応じて、スタッフがリモート(遠隔)で接客対応を行います。

 
小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)
東京都小金井市にある本格的な音楽ホールを中心とした文化複合施設。「こがねいしてぃ共同事業体(代表:野村不動産パートナーズ株式会社)」が指定管理者として運営し、SPSは構成団体として施設運営と文化芸術事業の実現のための環境整備を担当しています。
 
リモート接客システム「RURA」提供:タイムリープ株式会社
タイムリープ株式会社は、「最も大切なことに時間を使える世の中を実現する」をビジョンに掲げ、遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。RURAは、インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行なうことができるサービスです。少人数で多拠点の接客ができる点に大きな特長があり、約30店舗の受付を3名で実施している例もございます。接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
 
会社名 :タイムリープ株式会社
所在地 :東京都千代田区岩本町1-9-1 アイアンビルヂング3F
代表者 :代表取締役 望月亮輔
URL :https://timeleap-rura.com/
 
サントリーパブリシティサービス株式会社について
SPSは、1963年の創業以来、人と企業、人と文化、人と地域をつなぐ接点の場で、独自の価値を創造することに取り組んでまいりました。ブランド創出やステークホルダーとの関係強化につながる工場見学・企業展示・企業受付・インフォメーション・コールセンターなどの30を数える企業施設と人々の心豊かな生活・地域の活性化に貢献する音楽ホールや美術館など50箇所の文化施設の運営。また、その施設運営で培ったノウハウを元に、様々なターゲットに向けた「オリジナルイベント企画提案」、組織と人の成長を促す「研修企画・運営」、施設の価値創造・向上につながる「施設運営トータルプロデュース」業務を展開しています。
 
会社名 :サントリーパブリシティサービス株式会社
所在地 :東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア16階
代表者 :代表取締役社長 千大輔
URL :https://www.sps.sgn.ne.jp/
登録・認可: 多様な働き方ができる企業として、2017年に厚生労働省の「えるぼし」認定を獲得。この他にも、地方自治体が制定する、女性が活躍する企業に与えられる認証も複数受けています。働きやすい会社、仕事と介護、子育てが両立できる会社として多くの認証をいただいております。

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