JTBの小豆島エリア開発事業第一弾として、シェアサイクル「ダイチャリ」専用車両を160台導入

~島内の交通環境改善や、観光周遊性の向上に寄与~

シナネンホールディングス株式会社のプレスリリース

エネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開するシナネンホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:中込 太郎)の子会社で、移動を楽しく、快適にするシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:菅原 健)は、株式会社JTBが小豆島で取り組む、地域行政や事業者との共創、自主事業の開発を通じて観光地の実感価値向上と持続可能な発展を目指す「エリア開発事業」の第一弾として、最新式のシェアサイクル「ダイチャリ」専用車両を8月1日(木)より160台導入したことをお知らせいたします。

一都三県および大阪府を中心に、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を利用したシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは、自転車の貸し出し・返却拠点であるステーションを3,700カ所超、電動アシスト自転車を12,800台超運営・展開する日本最大級のシェアサイクル事業者です。2017年のサービス開始以来、さまざまな事業者との提携を通じてラストワンマイルの移動手段としてシェアサイクルサービスを提供し、これまでに累計3,000万回以上ご利用いただいてきました。

小豆島は、世界から注目を浴びているエリア「瀬戸内の島々」のなかで2番目に大きい島であり、一年を通じて温暖な気候に恵まれ、日本最初の国立公園「寒霞渓」や「エンジェルロード」といった景勝地を有する観光地です。2021年には、「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS―D)のモデル地区」・「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選定され、SDGsの先進地域としても注目されています。

その一方、小豆島は離島にも関わらず来島者の約7割が島内に宿泊しておらず、経済効果が極めて限定的という課題を有しています。足元では、公共交通やタクシー・レンタカー不足、多客期の交通渋滞といった二次交通課題がより深刻化しております。このような状況の中、シェアサイクル「ダイチャリ」専用車両を160台導入することにより、島内の交通環境改善や、観光周遊性の向上を目指します。

シナネンモビリティPLUSは今後も、移動手段の一つとして便利で利用しやすいシェアサイクルの利用・普及促進に向け、より多くの方にご利用いただけるよう、サービスの充実を目指してまいります。

■導入概要

小豆島内のシェアサイクルについて

ステーション数:42カ所
料金:利用開始15分200円、2,000円/12時間

ステーションマップ:「淡色地図データ」国土地理院をもとにシナネンモビリティPLUS作成

シェアサイクル「ダイチャリ」専用車両について

今回導入する最新式のシェアサイクル専用車両は、シナネンモビリティPLUSがこれまで培ってきたシェアサイクル運営の知見を活かし、グループ会社のシナネンサイクルと共同で開発しました。またがりやすいフレームデザインや調整が簡単なシートレバーを採用し、どなたにでも快適にご利用いただける電動アシスト自転車です。また、バッテリー部分には緊急時に利用可能なUSBポートを実装し、災害時にはスマートフォンの充電などに活用可能です。

■シェアサイクル「ダイチャリ」のご利用について

シェアサイクル「ダイチャリ」のご利用にあたっては「HELLO CYCLING」のアプリで会員登録が必要です。登録後は、アプリでステーションの検索や、⾃転⾞の利⽤予約から決済まで、一連の手続きを簡単に⾏うことができます。また、アプリに表示されている全国約8,500カ所*1のステーションであれば、全国どこでも電動アシスト自転車の貸し出し・返却*2が可能で、街中も観光地もスイスイ移動できます。使いたいときに、使いたい時間だけ、便利にコストパフォーマンスよく利用することができます。

*1 2024年7月時点のステーション数です。
*2 ステーションに駐輪できる台数にはそれぞれ上限があります。

・ご利用車体/エリアによって料金が異なります。ご利用前にご確認ください。
・利用方法についてはアプリ又はダイチャリHPをご覧ください。(https://daichari.hellocycling.jp/

・アプリは無料でダウンロード・会員登録が可能です。

■シナネンモビリティPLUS株式会社について
https://www.sinanen-mplus.com/
シナネンモビリティPLUS株式会社は、シナネンホールディングスグループのモビリティ事業を展開する企業です。一都三県及び大阪府を中心に約3,700ステーション、自転車約12,800台(2024年6月末日時点)を運営するシェアサイクル「ダイチャリ」及び「利用者限定シェアサイクル」サービスを展開しています。環境配慮型の交通インフラであるシェアサイクルの展開を通じて、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献していきます。

■シナネンホールディングス株式会社について
https://sinanengroup.co.jp/
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業したエネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開する企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(自転車事業、シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等)を提供しています。脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型の新規事業開発や、企業としての取り組みも強化しています。

このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

【シェアサイクルサービスに関するお問い合わせ先】

シェアサイクルダイチャリの導入・ステーション設置については下記よりお問い合わせください。
https://www.sinanen-mplus.com/contact/

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