【横浜みなとみらいホール】障がいや年齢にかかわらず、あらゆる人々が安心してご来場いただける様々な鑑賞サポートを用意！

リラックス・パフォーマンスでの「リラックス relaxed」は“寛容な”という意味。障がいのある方や小さなお子様がご一緒の方など、ホールでの音楽鑑賞に不安があるあらゆる方が、安心して一緒に音楽を楽しめる公演です。公演中の手話通訳や、字幕タブレット等の機器の貸出、一時的に席を移動したい場合に座ることができるフリーエリアの設定など、様々な工夫やサポートをご用意します。

横浜みなとみらいホール初開催となる本公演では「人形の夢とめざめ」をテーマに、チャイコフスキーの《くるみ割り人形》、そしてオースティンの《人形の夢と目覚め》など、心踊るクラシックの名曲を集めたプログラムを、東京音楽コンクール歴代受賞者の若手俊英奏者たちによる演奏でお贈りします。

1. あらゆる人々が安心して鑑賞できる工夫とサポート

「リラックス・パフォーマンス」は、障がい・世代などをこえてあらゆるバックグラウンドを持つ人々が安心して音楽を楽しむための公演形態。英国でいち早く取り入れられ、欧米の主要な劇場を中心に広がりを見せています。本公演では様々な工夫やサポート機器を用意。発達障がいや自閉症の症状などでホール内での鑑賞に不安がある方や、コンサート鑑賞がはじめての小さなお子さま(横浜公演のみ0歳から場可)、聴覚や視覚に障がいがある方など、あらゆる方が通常の公演よりもリラックスした雰囲気の中、一緒に音楽を楽しむことができます。

【本公演でご用意している鑑賞サポート】

●ヒアリングループ席：「ヒアリングループ」を用いると、マイクを通した音声を直接補聴器や人工内耳へ伝えることができ、声や音楽をクリアに聞くことができます。

●ポータブル字幕タブレット：一人一台、遮光処理を施した専用タブレットを貸出し、トークの内容や曲名、場内アナウンスなどを文字で配信いたします。

●レーザ網膜投影視覚支援機器：手持ち型の視覚支援機器「RETISSA ON HAND(レティッサ オン ハンド)」を使用。スイッチを入れて覗くだけで、内蔵カメラからの映像を視野角60度で網膜投影。最大7倍のズーム機能があり、舞台を拡大して楽しむことができます。

【安心して鑑賞していただく為の工夫】

●手話通訳があります。　

●客席の照明を完全に暗くしません。　

●上演中に休憩が必要になった場合は、客席の外に出て休憩できます。途中で席に戻ることもできます。

●席に戻りづらい場合や、一時的に席を移動したい場合などにお座りいただけるフリーエリアがあります。

●点字版曲目リストを配布します。　　他

2. クラシック音楽の名曲を若手俊英奏者による演奏で

ピアニスト 今田 篤は2019年に当ホールで開催した、若手ピアニストの登竜門とされる「第38回横浜市招待国際ピアノ演奏会」に出演している若手の俊英。更に東京文化会館(東京都台東区)が主催する「東京音楽コンクール」に入賞実績のある若手俊英奏者が多数出演。

本公演では「人形の夢とめざめ」をテーマに、《くるみ割り人形》や《ペトルーシュカ》、そして《人形の夢とめざめ》等、表情豊かなクラシックの名曲を演奏。ピアノ・ソプラノ・フルート・ヴァイオリンといった様々な楽器の音色で表現される、“人形たちの様子”に注目を！

3. 聴覚に障がいのあるお客様のための音楽体験コーナー

公演当日の開演前(14:00～14:30)に、聴覚に障がいのある小学生以上の方を対象にした、音楽体験コーナー「音をさわろう！わくわく玉手箱」を実施いたします。このコーナーにも、手話通訳やパネル説明といったサポートが導入されます。(要事前申し込み ※参加無料／参加人数制限あり)

主催：横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)

連携：公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館、協力：東京藝術大学演奏藝術センター

助成：文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業[地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業])｜独立行政法人日本芸術文化振興会

　　　神奈川県マグカル展開促進補助金

横浜みなとみらいホール（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）

〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-3-6　
☎代表：045(682)2020(9:00-18:00)　pr_mmh@yaf.or.jp
https://yokohama-minatomiraihall.jp