日本の魅力を発信するムービー、魅力の体験価値を高めるプロジェクトを募集・表彰する、「CJPFアワード2025」を開催します。

内閣府知的財産戦略推進事務局のプレスリリース

アフターコロナを迎え、クールジャパンを取り巻く環境は大きく変化しました。訪日外国人観光客は昨年2,500万人超まで回復、コンテンツ分野でもアニメやマンガを筆頭に、実写映画、音楽やドラマも世界各国で人気を博し、食やファッション、ビューティー等多岐に渡る分野が海外から注目をされ、経済を拡大しています。
本年6月には「新たなクールジャパン戦略(※1)」も決定し、クールジャパン関連産業の更なる海外展開と日本ファンの拡大を目指すことが記されました。目標の達成に向けては、取組の量的・面的な拡大に加え、高い体験価値を提供する高付加価値化された質的な側面にも着目した取組を推進します。
クールジャパン官民連携プラットフォーム(CJPF)(※2)は、日本の魅力を海外に発信、展開し、日本のファンを拡大するクールジャパン戦略を推進するために、「CJPFアワード2025」を開催します。

<CJPFアワード2025募集サイト>https://cjpf.jp/award


「CJPFアワード2025」概要

「CJPFアワード2025」は、コンテンツ(ゲーム、アニメ、マンガ・出版、実写、音楽/ライブ・エンタメ等)や食・食文化、観光、化粧品・ファッション等のものづくり、流通・サービス、伝統産業・文化、地域産業・地域文化、最先端の産業・技術・文化等の幅広い分野にて、ムービー(動画)部門とプロジェクト(事業)部門の2つの部門で募集します。ムービー部門は海外に向けて日本の魅力を発信して共感を促すムービーを、プロジェクト部門は海外展開・インバウンドにおいて日本の魅力の体験価値を高めたプロジェクトを、審査員により選考し、グランプリ等の賞を授与します。特に分野間、地域間を横断・連携して相乗効果を高めた取組や、海外発信・展開とインバウンドの循環やリピート化に貢献した取組を評価します。

●過去の受賞作品や受賞プロジェクトは、以下をご確認ください。

CJPFアワード2024:https://cjpf.jp/award2024-results/

CJPFアワード2023:https://cjpf.jp/award2023-results/

<募集期間>

令和6年8月6日(火)~9月30日(月)

<CJPFアワード2025募集サイト>

https://cjpf.jp/award


ムービー部門

募集対象

海外に向けて日本の魅力(※1)を発信し、共感を促すムービー(動画)。
(※1:コンテンツや食・食文化、観光、化粧品・ファッション等のものづくり、流通・サービス、伝統産業・文化、地域産業・文化、最先端の産業・技術・文化等)

応募条件

・映像で⽇本の魅⼒を扱ったムービー(動画)であること。
・外国語の使⽤、字幕の有無(⾳声の有無)等、発信の⼿法は問わないが、海外への発信(外国⼈視聴者)を想定した動画であること。
・2021年以降に発表・公開された映像であること。
・5分程度のムービー(動画)であること。
・過去に開催されたCJPF AWARDならびにクールジャパン動画コンテストで⼊賞作品の応募は不可。
・ムービーの製作者または権利者による応募であること。使用素材については応募者の責任において当該著作者の許諾を得た上で応募すること。
※複数作品で構成されたシリーズは、個別にご応募ください。
※募集締切(9⽉30⽇(月))以降に発表・公開予定のムービーは、データが完成済みの場合に限り
応募可能です。
※既に公開が終了しているムービーについても応募可能です。

応募者の条件

・ムービー(動画)の製作者または権利者。
・企業、⾏政機関、地方公共団体、各種団体、学校、個⼈等の所属は問いません。
・同じ応募者による複数応募も可能です。
・プロジェクト部⾨に応募した取組の関連動画をムービー部⾨に応募することも可能です。

選考

選考はクールジャパン官民連携プラットフォームのアドバイザリーボードメンバーを含む有識者や日本の魅力に理解が深い外国人等からなる審査員が行います。審査では、テーマとする日本の魅力、映像を発信する国・地域・言語圏・対象者と手法の適切さ、テーマとする魅力を対象者に伝える映像の表現や演出の工夫、視聴者をアクションに導く工夫、
将来に向けての持続可能な展開の可能性等を評価します。分野間、地域間を横断・連携して相乗効果を高めたムービーは加点の対象となります。
また、大阪・関西万博特別賞に関しては、2025年⽇本国際博覧会の関係者により審査を⾏います。

選考により、グランプリ、準グランプリ等、優れたムービーの表彰を予定しています。
また、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」やコンセプトである「未来社会の実験場」と親和性が感じられるムービー(動画)に大阪・関西万博特別賞を授与いたします。
なお、グランプリ等の賞と大阪・関西万博特別賞の同時受賞はございません。あらかじめご了承ください。
また、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」やコンセプトである「未来社会の実験場」と親和性が感じられるムービー(動画)に大阪・関西万博特別賞を授与いたします。
なお、グランプリ等の賞と大阪・関西万博特別賞の同時受賞はございません。あらかじめご了承ください。
※賞の発表・表彰:2025年2~3月(予定)に受賞発表、贈賞を行います。
※賞につきましては、応募状況や審査結果により変更になる可能性がございます。
※受賞は、クールジャパン官民連携プラットフォーム、内閣官房国際博覧会推進本部事務局の広報への協力をいただくことを条件とします。


プロジェクト部門

募集対象

海外展開・インバウンドにおいて日本の魅力(※1)の体験価値を高めたプロジェクト(販売・サービス・広報等の事業)。
(※1:コンテンツ、食・食文化、観光、化粧品・ファッション等のものづくり、流通・サービス、伝統産業・文化、地域産業・文化、最先端の産業・技術・文化等)

応募条件

・⽇本の魅⼒(※1)を扱ったプロジェクト(事業)であること。
・海外展開、インバウンド対応、海外への情報発信・広報等外国⼈を対象とした⼜は対象とする予定のプロジェクト(事業)であること。※現在は国内向けに展開しているものでも、今後海外展開やインバウンド向けに進めているプロジェクト(事業)については応募可能です。
・2021年4⽉以降に実施されたプロジェクト(事業)であること。※2021年4⽉より前から現在まで継続的に実施されているプロジェクト(事業)も応募可能です。
・販売等の営利事業、⾏政による広報等の⾮営利事業のいずれも応募は可能です。
・過去に開催されたCJPFアワードならびにクールジャパン・マッチングアワードで⼊賞したプロジェクトの応募は不可。ただし同主体による別途のプロジェクトの応募は可能です。
・分野・地域・官⺠・世代等を超えた連携は必須ではありませんが、連携によって効果を⾼めたプロジェクト(事業)の応募を推奨しています。連携がある場合、相⼿先名と連携により効果を⾼めた⼯夫を記⼊すること。

応募者の条件

・プロジェクト(事業)の主体または関係者。
・企業、⾏政機関、地方公共団体、各種団体、学校、個⼈等の所属は問いません。
・同じ応募者による複数応募も可能です。
・ムービー部⾨に応募した作品の関連事業をプロジェクト部⾨に応募することも可能です。

選考

選考はクールジャパン官民連携プラットフォームのアドバイザリーボードメンバーを含む有識者や日本の魅力に理解が深い外国人等からなる審査員が行います。審査では、日本の魅力の体験価値を高めた工夫と効果、海外・インバウンドの対象者選定と手法の適切さや、体験者・ファンの拡大の実績(または見込まれる期待)、分野間、地域間の横断・連携による効果、プロジェクトの継続性・発展性等を評価します。海外での体験者を訪日・リピートに誘導した工夫と効果、インバウンドの体験者を帰国後の消費・再来日に誘導した工夫と効果(または見込まれる期待)が見受けられるプロジェクトは加点の対象となります。
また、大阪・関西万博特別賞に関しては、2025年⽇本国際博覧会の関係者により審査を⾏います。

選考により、グランプリ、準グランプリ等、優れたプロジェクトの表彰を予定しています。
また、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」やコンセプトである「未来社会の実験場」と親和性が高く、持続可能なプロジェクトに大阪・関西万博特別賞を授与いたします。
なお、グランプリ等の賞と大阪・関西万博特別賞の同時受賞はございません。あらかじめご了承ください。
※賞の発表・表彰:2025年2~3月(予定)に受賞発表、贈賞を行います。
※賞につきましては、応募状況や審査結果により変更になる可能性がございます。
※受賞は、クールジャパン官民連携プラットフォーム、内閣官房国際博覧会推進本部事務局の広報への協力をいただくことを条件とします。


内閣府 CJPF(クールジャパン官民連携プラットフォーム)について

2015年12月に、官民・業種の垣根を超えた連携を行い、クールジャパン戦略を推進するために設立。現在、多数の関係府省・関係機関、民間団体・民間企業・機関・個人が参加。各種情報共有やビジネスプロジェクト組成を後押ししています。

<CJPFサイト>

https://cjpf.jp/


注釈(本プレスリリース冒頭部分)

※1: これまでの「クールジャパン戦略」で示した基本的なコンセプトやアプローチを踏まえつつ、中核であるコンテンツ産業に関する戦略も含め、クールジャパンを取り巻く環境の変化に対応した実効的なアクションプランベースで「新たなクールジャパン戦略」を策定。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/240604/gijisidai.html

https://www.cao.go.jp/cool_japan/aratana/aratana.html

※2:内閣府知的財産戦略推進事務局は、2015年12月に官民一体となってクールジャパンを深化させつつ取り組む体制を構築するため「クールジャパン官民連携プラットフォーム」を設立。

https://cjpf.jp/

今、あなたにオススメ