アーティスト「前田 耕平」氏とコラボレーションいのちの美しさを現代アートの視点で表現した映像作品「あわいの島」をパーク内で展示いたします。2024年9月13日(金)~12月29日(日)

株式会社アワーズのプレスリリース

映像作品「あわいの島」

 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、パーク理念を「いのちをみつめ、問いつづける。いのちの美しさにきづく場所。」とし、動物園のこれからの存在意義を社会に問い、「いのちの循環」のデザインをともに考える活動として、多様な分野のアーティストとのコラボレーションを進めています。2022年より和歌山県田辺市出身の若手アーティスト「前田 耕平(まえだ こうへい)」氏を招聘し、2年に渡るパーク内でのリサーチと作品制作を協働で行いました。

 今回完成した映像作品「あわいの島」を9月13日(金)~12月29日(日)の期間、パーク内で展示いたします。


【動物園の未来ラボアーティストリサーチプロジェクト「あわいの島」展示について】

前田耕平氏は、「自然と人の関係や距離」をテーマに作品を制作し、国内外で活躍する気鋭のアーティストです。このプロジェクトにおいても様々な事柄の関係・距離を独自の視点から見つめてきました。動物と人間、自然と人工、娯楽と教育、集団(群れ)と個人(個体)をはじめとして動物園とその仕事を取り巻く環境は、両極端を結び合わせようとする営みの中で育まれてきました。決して二項対立になり得ないこれらの事柄の「あわい」を前田氏の独自の視点で捉え、アドベンチャーワールドをまさしく冒険するように制作した映像作品「あわいの島」と、プロジェクトのアーカイヴや撮影で使用した衣装などの制作プロセスも本展では展示され、作中の世界観を存分に楽しんでいただけます。

 また、本展は紀南アートウィーク2024内の関連企画です。

展示期間:2024年9月13日(金)~12月29日(日)

展示場所:アドベンチャーワールド内センタードーム2F

料金  :無料 ※別途入園料金が必要です。

作家名 :前田 耕平

主催  :アドベンチャーワールド

共催  :紀南アートウィーク実行委員会

協力  :ROCA https://roca-d.jp/

<作品鑑賞のみご希望の方>

9月20日(金)~29日(日)の期間、入園ゲート サポートセンターにて1時間の入園証を発行いたします。駐車料金は無料です。(駐車場ゲートで、作品鑑賞希望の旨お伝えください。)

【紀南アートウィーク2024『いごくたまる、またいごく』展について】

https://kinan-art.jp/info/17937/

日程:2024年9月20日(金)〜29日(日) 計10日間

会場:和歌山県紀南地域(田辺市・白浜町)

主催:紀南アートウィーク実行委員会


【前田 耕平氏について】

前田 耕平(まえだ こうへい)Kouhei Maeda
《Breathing》三段壁、2023、映像、陶         撮影:Manabu Shimoda

前田 耕平(まえだ こうへい)Kouhei Maeda

1991年和歌山県生まれ。関西を拠点に活動。

2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計修了。

自身のルーツとなる紀伊半島での風土や体験、同郷の博物学者である南方熊楠の哲学を根幹に「自然と人の関係や 距離」をテーマに活動。国内外の自然地形や生態系、文化や信仰に目を向け、フィールドワークから、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどの作品を制作。境界を問い、不可視に触れ、時に祭事のようにその過程と行為を展開する。


【動物園の未来ラボアーティストリサーチプロジェクトについて】

 アドベンチャーワールドが2022年より開始したアーティストとの協働リサーチプロジェクトです。運営会社である株式会社アワーズが掲げるSDGs宣言にもとづき、あらゆる生命の多様性・持続性のある社会につい てあらゆる視座で捉えるために、現代アートのフィールドで活躍する若手アーティストとリサーチを行います。

【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】

https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/

アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという“小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。


【SDGsについて】

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。

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