ダイキン工業株式会社のプレスリリース
大阪・関西万博における真夏の暑さ対策 未来の空気体験を来場される方々にお届け
大阪・関西万博は、夏場を中心に開催されることから会場での暑さ対策が重要な課題とされています。ダイキンは空調総合メーカーとして、世界中から来場される方々に涼しさと安らぎを提供するために、環境に優しい自然エネルギーを利用するサステナブルな空調システムの開発を進めてきました。
氷のクールスポットは、氷や雪を貯蔵することで冷温貯蔵庫として用いられてきた昔ながらの氷室(ひむろ)から着想を得ています。氷蓄熱空調※2の技術を応用して生成した氷の冷輻射※3により、木陰に入ったときに感じるような涼しさを提供します。氷の生成には太陽光パネルで発電した電気を一部利用するなど、環境に配慮した仕組みを取り入れています。壁には日本古来の木組み格子を使用し、屋外にいるような雰囲気を感じることができる開放感のある構造にしています。屋根には意匠性の高い太陽光パネルを搭載し、自然と調和したデザインにしています。
氷のクールスポットは万博会場の南西部に位置する「進歩の広場」に設置します。万博に来場される方々は、会期中いつでも氷のクールスポットを利用できます。
ダイキンは「空気で答えを出す会社」として、大阪・関西万博に来場される方々に、空気の可能性や価値を体感いただくことを目指しています。万博という未来社会の実験場で太陽光や氷の冷輻射などの自然エネルギーを利用した未来の空調機開発に挑戦します。
氷のクールスポットの概要
■自然エネルギーを活用した空調システム
ことで、氷室の中にいるような心地よい涼しさを届けます。氷パネルは表面を透明なアクリル素材にすることで、間近に氷の壁を見ることができ、視覚でも涼しさを感じることができます。
■自然と調和した構造・デザイン
■氷のクールスポットの設置場所
氷のクールスポットの建築概要
・建設地:大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目
・施主:ダイキン工業株式会社
・施工:株式会社ダイキンアプライドシステムズ
・延床面積:約70㎡
・構造:木造
※2:夜間電力を利用して生成した氷を、空調機に活用して冷房する蓄熱空調システム
※3:温度の高い物体(人)から温度の低い物体(氷)に赤外線を介して熱が移動する現象、熱を奪われた人は冷感を得ることができる








