住む人と訪れる人が交差する、まちの本屋とホテル「ねをはす」2024年11月2日開業に向け、9月3日より宿泊予約の受付開始

~文喫を手掛ける「ひらく」が初めて宿泊施設のプロデュースを担当~

日本出版販売株式会社のプレスリリース

日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)の子会社である株式会社ひらく(代表取締役:染谷 拓郎、以下:ひらく)がプロデュースし、株式会社はやし住宅(代表取締役社長:林 成吉)が運営する、まちの本屋とホテル「ねをはす」は、2024年11月2日(土)山口県下関市にグランドオープンします。
開業に向けて、2024年9月3日(火)より、公式ECサイトおよび楽天トラベル、じゃらんネットにて宿泊予約の受付を開始します。

■「ねをはす」とは

 「ねをはす」は、宿泊施設のほか、宿泊者以外の方もご利用可能な本屋やカフェ、イベントスペースなどを備えた文化複合施設です。ホテル内に本屋があるというだけではなく、本屋とホテルが一体化した空間で、あたかも本屋に泊まっているような感覚を体験することができます。
 人々が気兼ねなく過ごせ、新しい知識や情報に触れながら豊かな日常を過ごせる場所として地域の人が集まる「書店」と、それ自体が国内外の人々にとって訪れる目的になり、非日常的でゆっくりと時間をかけて過ごせる「ホテル」を融合させることで、「ねをはす」を訪れたすべての人の心に思い出の場所の一つとして“根差す”空間を目指しています。
 施設全体のコンセプトメイキングやブックホテル・本屋の企画・プロデュースには、「ひらく」の、入場料のある本屋「文喫」を手掛けたチームが携わっています。また、施設の運営は新下関駅前に40年ホテルを営むはやし住宅が担います。
日販と「ひらく」はこれからも、「地域に人と文化の交流拠点を創造する」ことを使命に、人と本との新たな接点の創造に取り組んでいきます。

■予約概要
予約開始日:2024年9月3日(火)
予約サイト:公式予約サイト:https://neohas.jp/
      楽天トラベル :https://travel.rakuten.co.jp/
      じゃらんネット:https://www.jalan.net/
※トップページより「ねをはす」と検索

■施設について
【コンセプト】

 施設名称であり、コンセプトでもある「ねをはす」は、「根を張る・根差す」という言葉から名付けています。「数年後も数十年後もこの場所が心の拠り所になるように、この地域に太い根を這わせ、育み、大樹のような存在になりたい」という想いを込めました。
 山口県下関市に暮らす人々に、本をきっかけに豊かな日常を届けることで、その光景が人々の根源的な部分に浸透してほしい。そして地域の魅力を再発見・発信し、下関市内外の人々が行き交い滞在することで、多種多様な文化が受け入れられ、一人ひとりの「知の営み」が地下茎のごとく繋がり広がっていく。そのような「ねをはす」場所を目指します。

【ねをはすBook&Cafe】

 施設のメインとなる本屋「ねをはすBook&Cafe」では、「ひらく」のブックディレクターが厳選した約2万冊のバラエティ豊かな本を揃えています。
 1階には所々にゆるやかな曲線を描く本棚が置かれ、また、天井まで連なる存在感のある本棚には、新刊や話題書、ロングセラーなどをラインナップしています。
 1階のエントランスを潜り抜けた先には、シンボリックな5mほどのシマトネリコの木があり、街の人やこの場所を訪れた人にとって居心地が良く、心に根付く空間になるような仕掛けを施しています。
 シマトネリコを通りすぎると、2階にあがる大階段があり、その両脇には囲むように本棚があります。さらに大階段を上った先にある渡り廊下を進むと、洞窟のような佇まいの本棚が現れます。この洞窟では、ディレクターが季節毎にテーマを設定して、思いがけない本との出会いを演出します。オープン時は「顔」というテーマで様々な本を集めて展開します。
 宿泊者は夜21時から朝の5時まで※「夜の本屋」もご利用いただけます。昼間と同じ場所でありながら、異なる雰囲気を纏う「夜の本屋」では、程良く照らされた灯りのもと、本棚の間を彷徨うように、未だ見ぬ本との出会いを演出します。
※営業時間は2024年9月3日(火)時点での予定となります

<フロアマップ>

【ねをはすBook&Hotel】
 客室は「スタンダードルーム」「コンセプトルーム」等、13種類全39室あり、ビジネス・観光といった、宿泊の目的によってお選びいただくことができます。また、すべての客室内には「ひらく」のブックディレクターが部屋ごとのテーマ別に選書した書籍が陳列されており、自由に手に取っていただけます。
 「ねをはすBook&Hotel」を象徴するコンセプトルームは、全4部屋すべてに「書屋」をコンセプトにした名称が付けられています。「食」「旅」「動物」「漫画」の4テーマが振り分けられており、一部屋あたり約1,000冊の本に囲まれて過ごす時間を愉しむことができます。
 最上階は、子どもから大人まで一緒に愉しめる二段ベッドルームや、落ち着いてゆったりとした時間を過ごせるエグゼクティブルームなど、本を読むだけではなく幅広いシチュエーションでご利用いただける客室を6部屋ご用意しています。なお、ホテル施設内の書籍は全て購入が可能です。

(画像上:コンセプトダブル「書屋 読(toku)」、画像下:スーペリアツイン「ハレ(晴)/マレ(稀)」

【Restaurant Neohas】
 「Restaurant Neohas」で提供する料理は、地元の契約農家から届く新鮮な野菜や、下関ならではの魚介類を用いています。
 朝食と夕食は宿泊者限定で提供しており、夕食は、こだわりの地元食材をふんだんに取り入れたディナーコースと、食事に合う自然派ワインやご当地のお酒をご用意します。また、ディナータイムでは、併設のバーカウンターでお酒をお楽しみいただくことが可能です。朝食はハーフビュッフェ形式でメインの和食・洋食を日替わりの食材でご用意しています。昼食を提供しているランチタイムは宿泊者に限らず、どなたでもハーフビュッフェがご利用可能で、6種類のメイン料理から一品をお選びいただけます。
※朝食と昼食のパン・スープ・サラダ・ドリンクはお代わり自由

■施設情報

名称:ねをはす
住所:山口県下関市秋根西町2-7-2
開業日:2024年11月2日(土)
客室数:全39室
フロア構成:1~2階 ねをはすBook&Cafe、3階 Restaurant Neohas/ホテルレセプション、4~7階 ホテル客室
営業時間:「ねをはすBook&Cafe」10:00~20:00(L.O. なし)
     「Restaurant Neohas」朝食  7:00~10:00(L.O. なし)※宿泊者限定
                ランチ 11:30〜16:00(L.O.15:00)
                ディナー18:00〜23:00(L.O.22:00)     
電話番号: 083-250-8460
公式サイト:https://neohas.jp/
※2024年9月時点の計画のため、今後変更する場合がございます。

■はやし住宅 林社長コメント
「ねをはす」はこの場所を訪れる方々が水をまき育ててくれる場所です。そのためには、訪れる方々にいかにこの空間が居心地良く、また訪れたいと思っていただけるような場所にすることが大切だと考えています。また、地域の方々にはここを訪れることが生活の一部になっていただけるようなそんな場所へとしていきたいです。そして、最も願うのはこの地域の子供達の好奇心を高められるような特別な場所にしていきたいということです。少しずつでも日々成長させ、皆様と共にこの小さな芽木を大樹に育てて欲しいと思います。
近い未来にこの街の姿がどのようになるのか想像もできませんが、老木となった「ねをはす」にも新しい芽が育つ姿が目に浮かびます。

■本件に関するお問い合わせ
株式会社ひらく 武田、清原
E-mail:hiraku@nippan.co.jp

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