DugongsAI(ジュゴンズアイ)に関連する新聞広告が、6つの広告賞を受賞

株式会社シンク・ネイチャーのプレスリリース

生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」

株式会社シンク・ネイチャー(以下「シンク・ネイチャー」 )が監修し、沖縄セルラー電話株式会社を広告主として、沖縄県紙「琉球新報」及び「沖縄タイムス」に掲載した『生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」』が「日本新聞協会広告主部門 新聞広告賞」、「第77回 広告電通賞 2部門」、「鈴木三郎助全広連地域広告大賞 プリント部門賞」、「第42回沖縄広告協会「広告賞」総合グランプリ、新聞シリーズ 部門 金賞」の計6つの賞を受賞しました。(※2024年9月5日時点)

生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」とは

『生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」とは』、

沖縄セルラー電話株式会社が、シンク・ネイチャーとの連携協定(*)に基づき、自然資本の豊かさを次世代に受け継いでいくための教育普及事業の推進を図ることを目的に掲載したものであります。シンク・ネイチャーは、メッセージと生物のビジュアルの監修をし、株式会社電通沖縄、株式会社電通、株式会社プラグとともに広告を作成しました。また、広告には、沖縄の生物多様性が実際に可視化できるアプリケーションとして、「DugongsAI(ジュゴンズアイ)」のQRコードを掲載しました。

<掲載文章>

今日の新聞に隠れている<陸>/<海>(※)の生き物(原寸大)のように、沖縄には、世界でも特に地域固有の 希少な生き物がたくさんいます。

その理由は、長い長い地球の歴史の中、熱帯と温帯の気候移り変わる場所で、生き物たちが移動と定着を繰り返し、この島々で独自の進化をしたから。

人間もふくめて多種多様な生命が、 よりそって暮らす生物多様性ホットスポット。

それを受け継いできたから。

私たちの「豊かさ」って何だろう。

経済的な富、つまり、お金?でも、それを生み出す大元は、 自然。

水、食べ物、着る物、沖縄にあって“あたりまえ”の生物多様性は、暮らしを支える自然資本。

人類がずっと生きていく上でも、沖縄の暮らしをもっと豊かにするためにも、生物多様性は私たちがほこる財産になる。

何よりも大切なこのニュースを伝え、財産として残していくために。

(※)琉球新報:<陸>、沖縄タイムス:<海>

DugongsAI(ジュゴンズアイ)とは

DugongsAI(ジュゴンズアイ)(https://services.think-nature.jp/dugongsai/)とは、沖縄の自然の豊かを未来に受け継いでいくアクションを起こすためには、多くの人たちが生物多様性の価値を理解する必要があるとの考えのもと、当社の生物多様性データ及び可視化技術を駆使して開発したスマホアプリです。

スマホアプリ上で、生物種毎の生物の豊かさが地図上で可視化されているほか、その地点にいる生物の種類と生物の写真が図鑑のように表示されます。また、見つけた生物の記録をすることができます。

沖縄の生き物の豊かさを象徴するジュゴンの名前を借りて、ジュゴンズアイと命名しました。アイには、AI(人工知能)、EYE(眼差し)、愛(Love)をかけています。生物多様性ビッグデータと人工知能を基にしたジュゴンズアイを通して、沖縄の豊かな自然を認識してもらい、生物多様性市場の創出へ向かうことを、私たちは期待しています。

DugongsAI(ジュゴンズアイ)

当社概要

株式会社シンク・ネイチャー

生物多様性科学において卓越した実績を有する研究者で構成されている琉球大学発スタートアップです(https://think-nature.jp)。世界の陸・海を網羅した野生生物や生態系の時空間分布を、自然史の研究論文や標本情報、リモートセンシング(人工衛星・ドローンによる観測)、環境DNA調査、野生生物の行動記録(バイオロギング)、植物・動物愛好者の研究などで収集された生物関連データ(地理分布、遺伝子、機能特性、生態特性など)を元にビッグデータ化し、AI等の最先端技術を用いたネイチャーの可視化や予測やシナリオ分析技術を有しています(*1)。TNFDのデータカタリストイニシアティブに参画し、自然資本ビッグデータを活用した自然の持続的利用に関する分析、評価、 ソリューション(TN LEAD  2、GBANT 3)で、金融機関・機関投資家(* 4)・企業の生物多様性対応を支援しています。さらに、「生物多様性ネットゲイン」を可視化し、ネイチャーポジティブ事業を推進するためのサービス(TN GAIN  5)を提供しています。また、生物多様性の記載に尽力している研究者を表彰する「日本生態学会自然史研究振興賞」を提唱し、賞金を提供して基礎科学の裾野を支える活動を行い( 6)、さらには一般向けに、生き物の豊かさを、地図で見える化したスマートフォンアプリ「ジュゴンズアイβ版」(無料)をリリースし(* 7)、生物多様性の主流化(教育普及)を推進しています。

*1:日本の生物多様性地図化プロジェクト J-BMP https://biodiversity-map.thinknature-japan.com

*2:全産業セクター&グローバルな事業拠点に対応した TNFD対応支援サービス TN LEAD https://think-nature.jp/service03

*3:GBNAT(https://gbnat.com)は企業活動と自然の接点などを可視化するWebサービス​​で、陸/海問わず全世界あらゆる事業拠点に関して、生物多様性や生態系サービスの観点に関する評価レポートを出力できます。

*4:ネイチャーポジティブ・ファイナンスを支援する投融資ポートフォリオの自然関連リスク機会の可視化サービス(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000100724.html

*5:住宅の庭づくり、都市再開発における不動産物件の緑化計画 、企業緑地や社有林の森づくり、ビオトープの計画など、ネイチャーポジティブ関連事業の効果量をビフォー・アフターの比較を基に算定し、生物多様性ネットゲインを可視化するサービス TN GAIN      https://services.think-nature.jp/gain/    

*6:日本生態学会の新賞、生物多様性に関する記載研究を推進している会員を表彰する新たな賞 https://note.com/thinknature/n/n885ba7f11009

*7:ジュゴンズアイ(DugongsAI)β版:豊かさを知る冒険が、待っている!

https://services.think-nature.jp/dugongsai/

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