全国初導入!NPO法人アクセシブル・ラボが那須サファリパークに手動運転装置付き車両を寄贈!

〜全国初、手動運転装置付きサファリカー導入により、誰もが楽しめるサファリパークへ〜

特定非営利活動法人アクセシブル・ラボのプレスリリース

※手動運転装置付き車両(MAZDA CX-5)

全国初導入!NPO法人アクセシブル・ラボが

那須サファリパークに※手動運転装置付き車両を寄贈!

〜全国初、手動運転装置付きサファリカー導入により、誰もが楽しめるサファリパークへ〜

※手動運転装置:脊髄損傷や難病、先天性の疾病などにより下肢に障害のある人が、手の操作のみで運転できる装置。


特定非営利活動法人アクセシブル・ラボ(以下、「アクセシブル・ラボ」)は、障害者の観光体験の拡大を目指す新たなプロジェクトの一環として、この度、一般社団法人那須町観光協会(以下、「那須町観光協会」)を通じて株式会社東北サファリパーク那須支店(以下、「那須サファリパーク」)に手動運転装置付きの車両を寄贈致します。この取り組みにより、那須サファリパークは全国で初めて、サファリカー(園内貸出しレンタカー)に手動運転装置付き車両を導入する施設となります。

【寄贈背景】

近年バリアフリー化が推進されてきてはいますが、依然として車いすユーザーが観光旅行を楽しもうと計画しても、目的地に車いす対応の設備や車両等が十分に環境整備されていないという理由から、旅行自体を諦めざるを得ない状況が多々あります。

これまで、那須サファリパークでも、下肢障害のある方が自身で運転をして園内を巡ることのできる手動運転装置付きのサファリレンタカーは存在していませんでした。また、園内を走るライオンバスやワイルドライドも、車いすのままでの乗車には対応していないため、障害のある人がサファリパークを十分に楽しむことが難しい状況でした。

今回の手動運転装置付き車両の導入により、下肢に障害のある方でも、自分の運転でサファリパーク内を自由に巡ることが可能となります。これは、あらゆる機会に誰もが公平に楽しく参加できる社会の実現に向けた大きな一歩であり、観光業界におけるアクセシビリティ向上を促進する重要な取り組みの一つと位置づけます。

【寄贈概要】

日時|令和6年9月25日(水) 14:00~

場所|那須サファリパーク サファリゲート (栃木県那須郡那須町高久乙3523番地)

車両|MAZDA CX-5

【寄贈車両】

MAZDA CX-5

 【手動運転装置】

BraunAbility カロスピードメノックス

【アクセシブル・ラボについて】

公式HP: https://accessible-labo.org

アクセシブル・ラボは、「みんなが笑顔で楽しく外出できる社会の実現」を使命とし、世の中に潜むあらゆる社会障害をPOPに解消すべく、インクルーシブデザインを活用した製品・サービス開発、建築面でのアクセシビリティ向上に関するアドバイス、コンサルティング事業を中心に活動しています。

本プレスリリースの内容が少しでも多くの方々に広まり、障害のある方々の観光体験が向上することを願っています。アクセシブル・ラボと那須町観光協会、那須サファリパークは、引き続き、多様なニーズに応えられる環境づくりを進めてまいります。

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