ブランドUSAのプレスリリース
Avocado by Foodie Factor (2) Garlic by Karolina Kaboompics (3) Oysters by Maria Orlova (4) Pecans by Oks Malkova
アメリカ合衆国の食文化は、世界中の国々や地域の多様な文化が融合し、地元の食材を活かしながら独自の発展を遂げてきました。レストランやスーパーマーケットは、多様な文化や民族の特色を反映した食材に溢れ、まさに“食のるつぼ”とも言えるほど、さまざまな味わいを楽しむことができます。ニューイングランド地方で水揚げされるロブスターやムール貝などを使ったシーフード料理、ガンボやジャンバラヤなど、フランスやスペインの影響を受けて誕生した南部の伝統料理であるケイジャン/クレオール料理、西海岸の温暖な気候で育まれたアボカドを取り入れたカリフォルニア料理、南東部の小規模農家が丹精込めて栽培するにんにくを使ったガーリック料理、中西部で生産されるピーカンを使ったアメリカの伝統菓子など、各地域ならではの多彩な食材と料理が魅力です。GoUSAでは、本年秋季にアメリカ各地で開催されるユニークなグルメフェスティバルの中から、アメリカの食文化を堪能できる、お薦めのイベントを厳選してご紹介します。
カリフォルニア アボカド フェスティバル – 10月4日〜6日、カーピンテリア(カリフォルニア州)
ロサンゼルスから約140キロ北西部に位置し、美しいビーチやスペイン風建築が建ち並ぶカリフォルニア州サンタバーバラは、温暖な気候で育まれた新鮮な食材が揃う美食の街として有名です。カリフォルニア料理に欠かせないアボカドの生産量は北米第3位を誇り、サンタバーバラの中心地から車で約20分のカーピンテリアはアボカドの名産地として知られています。1年で最も晴れの日が多く、爽やかな秋の時期に、カーピンテリアに全米のアボカド好きが集まる一大イベント「カリフォルニア アボカド フェスティバル」が開催されます。本年10月4日から6日まで実施される同イベントは、アボカドをふんだんに使った多彩な料理とライブミュージックを提供する、カリフォルニア最大級の入場無料の音楽フェスティバルとなっています。ほどよく熟したアボカドをたっぷりのせた「アボカドトースト」やさわやかな酸味が特徴のディップ「ワカモレ」(すりつぶしたアボカドに唐辛子、トマト、玉ねぎ、レモンなどを加えて作られるメキシコ料理のソース)など、新鮮なアボカドを使用した絶品料理を楽しみながら、活気あふれる海辺の町の雰囲気を満喫できます。同イベントの収益金の一部は40以上の非営利団体へ寄付され、3日間開催される同イベントは、約10万人の来場者が予想されています。出演アーティストを含むイベント詳細は、近日公式ウェブサイト(https://www.avofest.org/)で発表される予定です。
ガーリック & ハーベストフェスティバル – 10月12日〜13日、ベスレヘム(コネチカット州)
アメリカ北東部のコネチカット州ハートフォードから南に車で約1時間の場所に美しい田園風景が広がる閑静な町、ベスレヘムでは「ガーリック&ハーベストフェスティバル」が開催されます。本年で19回目を迎える当イベントは、地元の農家や生産者が地域コミュニティに貢献するために開催され、にんにくを活かしたレシピのデモンストレーションやライブミュージック、にんにくの栽培方法を学べる講座などが用意されています。にんにくをテーマにした当イベントでは、ガーリックディップ、ガーリックスプレッド、ガーリックチーズ、ガーリックオイルなど、にんにくを専門に扱う食品業者による豊富な加工食品の販売や試食が提供されます。風味豊かなにんにくを使ったローストガーリックソーセージ、ガーリックピザ、ガーリックスライダー(ガーリックを使ったパティやソースをトッピングしたミニバーガー)、ガーリックフライ、ガーリックアイスクリームなど、ユニークなにんにく料理をお楽しみいただけます。ハロウィンの時期にふさわしい、デコレーションされたかぼちゃが先着200名の子どもたちにプレゼントされるほか、フェイスペイントやサンドアート体験など、ファミリー向けのアクティビティも予定されています。詳細は当イベント公式ウェブサイト(https://garlicfestct.com/)をご確認ください。
オーシャンステート オイスターフェスティバル – 10月5日、プロビデンス(ロードアイランド州)
ボストンから車で約1時間でアクセスできるロードアイランド州は、「海洋の州」(オーシャンステート)の愛称で親しまれ、海沿いに美しい建物が並ぶアメリカでも有数のリゾート地として有名です。約640キロの海岸線に周囲を囲まれ、新鮮な魚介類が楽しめる同州は、アメリカ有数の牡蠣の養殖場を有し、首都プロビデンスでは、毎年秋の時期に「オーシャンステート オイスターフェスティバル」が開催されます。2021年にプロビデンスの新しいランドマークとしてオープンした公園「195 District Park」を舞台に、本年は16の地元の牡蠣養殖ファームが一堂に会し、同州を代表する海産物の一つである牡蠣をテーマに、獲れたての牡蠣や新鮮な海産物を使った料理やクラフトビール、ワイン、フードトラック・グルメを活気溢れるライブミュージックともにお楽しみいただけます。自然環境の保護と持続可能な利用を目指す非営利団体「ネイチャー・コンサーバンシー(The Nature Conservancy)と協力して開催される同フェスティバルは、本年10月5日に開催されます。詳細は当イベント公式ウェブサイト(https://oysterfestri.com/)をご確認ください。
SC ピーカンフェスティバル – 11月2日、フローレンス(サウスカロライナ州)
アメリカ中西部原産のクルミ科の木の実で、独特の深い香りとコクがあるピーカンは、ハロウィンやクリスマスの時期にピーカンパイとして提供される、アメリカの食文化に欠かせない食材の一つとなっています。アメリカ南東部に位置するサウスカロライナ州の首都コロンビアから車で約1時間でアクセスできるフローレンスで今年で20回目を迎える「SCピーカン ミュージック&フードフェスティバル」が開催されます。大手旅行専門誌「トラベル・アンド・レジャー」などの複数の有力誌にも取り上げられた同フェスティバルは、毎年5万人以上が来場し、様々なジャンルのフードトラックとアート雑貨店が出店します。ピーカンをふんだんに使ったピーカンパイ、ファンネルケーキ(細い糸状の生地を油で揚げた、カリっとしたアメリカの伝統菓子)、揚げたてのアメリカンドッグ、クラフトビールと共にアメリカの伝統的なお祭りのムードをお楽しみいただけます。本年は会場に9つの音楽ステージが登場し、80年代を代表する伝説的なロックバンド「スターシップ」が出演します。ライブミュージックのほか、クラシックカーショーやランニングイベント、サイクリングイベントなど多彩なプログラムも開催されます。詳細は当イベント公式ウェブサイト(https://www.scpecanfestival.com/)をご確認ください。
ルイジアナ ガンボ フェスティバル – 10月11日〜13日、チャックベイ(ルイジアナ州)
アメリカ南部に位置し、フランスやスペインの影響を受け独自の食文化を発展させたルイジアナ州の名物グルメがケイジャン/クレオール料理です。日本人にも馴染みのあるオクラやセロリといった野菜をふんだんに使い、魚介や鶏肉等をベースとした濃厚なスープ「ガンボ」は、ルイジアナ州伝統の家庭料理の一つとなっています。「ガンボの首都」と呼ばれるルイジアナ州チャックベイで開催される「ルイジアナ ガンボ フェスティバル」は、10月11日から13日までの3日間、ルイジアナの豊かな食文化を称えるイベントとして、ライブミュージック、パレード、移動遊園地によるアトラクション施設が登場します。会場では、本場のガンボを味わうことができ、今年は、シーフードガンボ、チキンとソーセージのガンボなどバラエティ豊かなガンボのほか、ジャンバラヤ、フライドフィッシュなどアメリカ南部の伝統料理が提供されます。詳細は当イベント公式ウェブサイト(http://www.lagumbofest.com/)をご確認ください。
Louisiana cuisine, Photo by Explore Louisiana
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