2024年9月21日(土) 【場所】生地鼻灯台
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
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イベント概要
<イベントタイトル>
生地鼻灯台マーケット
<開催概要>
かつて賑わった生地の漁村のシンボルでもある生地鼻灯台の下に、これからも人が集まるきっかけにしたいという想いを込めたイベント。2023年より「夜市」を意識し、開催をスタート。2024年は「ナイトマーケット」を意識しながらも、灯台開放による登頂、灯台周辺でのマルシェ、ステージでのライブ、灯台のライトアップで老若男女誰でも楽しめるイベントになるよう、朝10時からの開催としました。
<開催日時>
2024年9月21日(土)10:00~21:00
<開催場所>
富山県黒部市生地吉田9602 生地鼻灯台周辺
<参加人数>
スタッフ 20人
キッチンカー 5台、出店者 5社
来場者 およそ300人
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荒天対応プログラムでイベント実施
当日は台風の影響もあり、早朝から雨と強風に見舞われました。安全を期するため、最も大きな目玉の灯台開放・灯台登頂の中止を決定、それ以外の灯台マルシェ、灯台ライブ、灯台ライトアップは予定通り開催することに。設えも、灯台前の通りにオリジナルテントを張っての会場作りは断念し、去年の経験を活かした灯台前のカフェ「北洋の館」の大型倉庫を中心に実施することにしました。
開始予定の朝10時から強雨の中ぽつぽつと来客はありましたが、地元の皆さんには去年の「ナイトマーケット」の印象が強かったのか、本格的に来場者が増えたのは夕方からでした。ステージで演奏するアーティストたちが作り出すゆるい雰囲気の空間とお酒や魚、かまぼこなどの地元の味を堪能する大人たち、新しく導入したスマートボールなどの遊具や、今年積極的に出店いただいたキッチンカーのスイーツなどを楽しむ子どもたちで、会場は閉店の21時まで賑わいました。
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生地鼻灯台マーケットとは
生地鼻灯台は、全国でも珍しい「まちなか灯台」。この灯台がある生地の町は、江戸時代には北前船(きたまえぶね)の寄港地として、明治初期から昭和にかけては北洋漁業の拠点として、様々に交錯する人々の想いで賑わった場所でした。「この賑わいを令和にも」という想いのもと、その「立地」と灯台の灯りが映える「夜」を活かして2023年に開催したのが、複合型イベント「灯台ナイトマーケット」です。
2024年は、このイベントを定期的に安定して開催、運営するために「生地鼻灯台マーケット」と改名し、住民、事業者、自治体が共に企画・運営し、朝から夜までの開催としました。
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今回断念した灯台開放・灯台登頂を2回目の10月19日にリベンジします!
今年度の生地鼻灯台マーケットは、マーケットの魅力をそのままに、適切な収支設計とスタッフの負担軽減を目標に開催しています。
①スタッフが直接仕入れ出店するのではなくキッチンカーにマルシェの中核を担ってもらう。
②たて焼きやドリンクの料金をサービス価格ではなく、適切な料金設定とする。
③灯台開放・灯台登頂は、去年までの15時までの実施から20時までの実施とし、魅力度をアップさせると同時に、登頂された方かたら灯台活用協力金を頂戴し、代わりに特製灯台キーホルダーをお渡しする。
当初は、上記スキームで実施する予定でしたが、今回は天候不良のため思い通りにいかなかったかった部分もあります。次回開催の10月19日(土)には完全実施を目指します。
<団体概要>
団体名称:生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会
Instagram:生地鼻灯台マーケット (@ikuji_night_market) /https://www.instagram.com/ikuji_night_market/
LP:https://ikujinightmarket.jp/
活動内容:生地鼻灯台を起点として、地域の盛り上げ・活性化、ムーブメントを作るべく活動を行う。
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/