神奈川県「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK) 」によるマッチング。自動圧縮で約4倍のごみを収集。清掃業務の回収頻度や環境負荷の低減などを検証。
株式会社eiiconのプレスリリース
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBA(アウバ、以下 AUBA)を運営する株式会社eiicon(本社所在地:東京都文京区後楽、代表取締役社長:中村亜由子、以下 eiicon)は、神奈川県が主催するオープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK」(以下、本プログラム)にて、2024年10月1日(火)より、株式会社小田急SCディベロップメント(本社所在地:東京都新宿区西新宿 取締役社長:細谷和一郎、以下 小田急SCディベロップメント)と、株式会社平泉洋行(本社所在地:東京都台東区柳橋 代表取締役社長:高濱明、以下 平泉洋行)のマッチングをきっかけとした実証事業が開始されることをお知らせします。
eiiconは、神奈川県より、令和3年より4期連続となる今年度「BAK」運用業務を受託。神奈川県内企業の共創による新たなプロジェクトの実現、早期の事業化に向け、企画・設計・運用からPR戦略まで、本プログラムの運営全般を強力にサポートしております。
取組の概要
実証事業名 |
スマートごみ箱「Reebo」 |
連携企業 |
株式会社小田急SCディベロップメント 小田急グループにおける商業施設の運営・開発事業を一貫して担う会社として、2020年4月1日に設立されました。 株式会社平泉洋行 海洋浮遊ゴミ回収装置などの普及を通じ、海洋・海洋資源の保全および持続可能な利用を強化することを目指しています。 |
実証概要 |
設置期間:2024年10月1日(火)~2025年1月上旬 設置場所:新百合ヶ丘エルミロード B1F(10月~11月中旬)、1F(11月中旬~2025年1月上旬)、 従業員休憩室(通期) 台数:2台 大きさ:高さ:105㎝/幅:49㎝/奥行:46.5㎝ 容量:60L |
実証事業の背景 |
近年、人手不足が深刻化する中、商業施設の清掃業務の効率化が求められています。特に、館内のごみ収集作業は、清掃スタッフが定期的にごみ箱を巡回してごみ袋を交換するための人的コストがかかるだけでなく、ごみが溢れて施設の美観を損ねるといった課題があります。 |
「Reebo」機能 |
・自動圧縮機能:通常の約4 倍のごみを収納可能 ・遠隔監視システム:ごみ箱内の状況をリアルタイムで把握可能 ・AI モニター:人流解析やサイネージ広告の投影も可能 |
主な検証内容 |
・清掃業務の効率化および環境負荷の軽減度合い ・人流解析やサイネージ広告の投影機能の効果検証 |
今後の展開 |
新百合ヶ丘エルミロードでは、本実証実験の結果に基づき、今後「Reebo」の本格導入を検討してまいります。今後も、お客さまが快適に施設を利用できるよう、環境に配慮した取り組みを積極的に推進してまいります。併せて、従業員への環境教育を強化し、小田急SCディベロップメント全社員が環境問題に関心を持ち、積極的に取り組む体制を構築していきます。 小田急SCディベロップメントが地域共生ステートメントとして掲げる「マチチカ・ヒトチカ」の実現にむけ、地域課題の解決やサステナビリティに取り組みながら、快適な施設づくりを目指してまいります。 なお、2024年11月19日~11月20日には、Reeboの販売代理店となる株式会社平泉洋行が参加する海外プロジェクトにおいて、インドネシア技術団一行を招き、施設内でのReeboの活用状況や、廃棄物の分別、リサイクル活動に関する視察を予定しています。視察を通じ、インドネシアにおける持続可能な社会の実現に貢献できるような情報交換の機会となることを期待しております。 |
新百合ヶ丘エルミロード イベント掲載ページ
https://www.odakyu-sc.com/l-mylord/event/#2582
株式会社小田急SCディベロップメント https://www.odakyu-scd.co.jp/company/
本社所在地:東京都新宿区西新宿2-7-1
設立:2020年4月1日
代表者:取締役社長 細谷和一郎
事業内容:商業施設運営、商業施設開発
株式会社平泉洋行 https://www.heisengp.co.jp/company/
本社所在地:東京都台東区柳橋 2-19-6 柳橋ファーストビル 10階
設立:1950年6月29日
代表者:代表取締役社長 高濱明
事業内容:
合成ゴム、合成樹脂、化学薬品、各種測定試験機、成形加工機、解析ソフトウェア、海洋ゴミ回収装置等の輸出入販売
神奈川県 × eiicon「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK) 」では、その他のプロジェクトについても、実証事業の推進や、事業化を目指した支援を継続実施しています。
■「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」について https://bak.eiicon.net/
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトを創出するとともに、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営する取組。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組むことを希望する企業を随時募集中です(参加企業654社:2024年5月時点)。
オープンイノベーションプログラム “ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)”(神奈川県HP)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
eiiconは、今年度「BAK」運用業務を令和3年度より4年連続で受託。今年度も、神奈川県内企業の共創による新たなプロジェクトの実現、早期の事業化に向け、企画・設計・運用からPR戦略まで、本プログラムの運営全般を強力にサポートしております。
現在BAKでは、オープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK PARTNERS CONNECT 2024」にて、神奈川県に拠点を持つ企業との共創に繋がる機会を提供。神奈川県や事務局(eiicon)がプロジェクトの実現をサポートしています。
「BAK PARTNERS CONNECT 2024」参画企業
株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)、株式会社NTTドコモ、江ノ島電鉄株式会社、株式会社小田急SCディベロップメント、株式会社小田急百貨店、京セラ株式会社、京浜急行電鉄株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社JTB、東急株式会社、日揮グローバル株式会社、日本ゼトック株式会社、日本電気株式会社(NEC)、箱根DMO(一般財団法人 箱根町観光協会)、富士工業株式会社、株式会社フジタ、ボッシュ株式会社、株式会社マクニカ、株式会社 明治、森永乳業株式会社、横浜農業協同組合(JA横浜)、株式会社良品計画、株式会社テレビ東京コミュニケーションズ/株式会社横浜銀行/横浜振興株式会社(2024年9月現在)
採択後は神奈川県、事務局を中心にした支援のもと、プロジェクトの実現を目指します。
■eiicon 会社概要 https://corp.eiicon.net/
会社名:株式会社eiicon
本社所在地:東京都文京区後楽2-2-23 住友不動産飯田橋ビル2号館 3F
代表者:代表取締役社長 中村 亜由子
設立日:2023年4月3日
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、新規事業創出支援コンサルティング、イベント企画・運営、ソーシングサービスなど
株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームとオープンイノベーションに特化したハンズオンコンサルティングで、企業の事業フェーズに合わせた事業創出支援とOIの支援にて事業化をサポートしています。
オープンイノベーションとは
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
eiiconが展開するサービス
日本最大級オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」
累計登録社数32,000社を越えた日本最大級のオープンイノベーションに特化したWEBプラットフォーム。事業創出≒非連続な成長・事業存続を実現させる仕組みをALL IN ONEで提供。AUBAは、意図的にイノベーションを創出するためのサービス。
完全伴走支援サービス「AUBA Enterprise」
社内新規事業・オープンイノベーションプロジェクト含め、弊社の事業創出支援経験豊富なコンサルタントが企業ごとのお悩み・ニーズに応じフルカスタマイズで支援を設計。事業戦略の支援から実際のパートナー共創にむけた具体的な出会いの場の創出・チームアップ支援、新規事業創出支援まで企業のフェーズに合わせた支援にて事業化をサポート。
https://corp.eiicon.net/service/enterprise
事業を活性化するメディア「TOMORUBA」
事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信。
主な受賞歴
2022年12月、革新的で優れたサービスとして「第4回 日本サービス大賞」優秀賞を受賞。
https://service-award.jp/result04.html
2023年2月、アクセラレーションプログラムを通じた全国のスポーツチーム/団体とパートナー企業とのマッチング・共創創出など一連のオープンイノベーションへの取組により「第5回 日本オープンイノベーション大賞」スポーツ庁長官賞を受賞。
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20230120oip.html
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