〜「若者の海外旅行離れ」は本当か？実は増えている卒業旅行〜
株式会社令和トラベルのプレスリリース
「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションにする株式会社令和トラベル（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：篠塚 孝哉）は、各世代の卒業旅行に関するアンケート調査から、「2024年 Z世代学生の卒業旅行トレンド」をまとめましたのでお知らせします。
◾️令和トラベル 執行役員（PR担当）大木優紀 Yuuki Ohki
最近、「若者の海外旅行離れ」という言葉を耳にするようになりました。コロナ禍に上がった海外旅行への心理的ハードルや、その後の円安やインフレの影響で、確かにパスポートの取得率などでも、その傾向は否定できない現状があります。
では、卒業旅行となるとどうなのか？
今回の調査で、コロナ禍の影響で我慢した分、「一生に一度の卒業旅行」として、ある程度の出費を覚悟で旅を計画する学生は少なくないことがわかりました。
さらに、トレンドとして注目されているのが、韓国や台湾などの近距離エリアです。以前の卒業旅行の定番となっていたヨーロッパや北米も根強い人気はあるものの、カルチャーやグルメなどの魅力から「行きたい」渡航先として、韓国・台湾の飛躍は特筆すべきものがあります。
卒業旅行に着目すると近距離エリアを中心にむしろ活発化している状況です。つまり、若者は旅行を諦めるのではなく、経済的な現実に合わせて目的地や旅行スタイルを調整している状況が浮き彫りになってきました。
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◾️本調査の狙いと対象 コロナ前後「卒業旅行」の変化とは？
今回は、多くの学生が海外に行く機会となる「卒業旅行」に注目し、卒業を控える22〜24歳の学生（以下、現役学生世代）と、コロナ以前に学生時代を過ごした30歳以上の社会人の方々（以下、コロナ前世代）を対象に卒業旅行に関するアンケートを行いました。
「若者の海外旅行離れ」が指摘されていますが、コロナを境として、若者の卒業旅行に対する意識に変化があったのか、さらに、そのトレンドを浮き彫りにします。
◾️「卒業旅行で海外へ」は、5.9ポイント増加
まず、現役学生世代とコロナ前世代それぞれに「卒業旅行に行く/行ったか」を調査しました。現役学生世代は、卒業旅行に行く割合（「国内」「海外」「どちらも」行くの合計）が、コロナ前世代に比べて大きく増加（＋11.6ポイント）しました。
また、対象地域を海外に絞った場合（「海外」「どちら」も行く/行ったの合計）でも、+ 5.9ポイント増加という結果になりました。
◾️「韓国」を中心に近隣国への卒業旅行が大幅増加
続いて、卒業旅行で「海外に」もしくは、「国内・海外どちらも」行く/行ったと答えた人を対象にした、渡航先のアンケートの結果です。
※複数国に行く場合は、行く/行った国全てを回答
コロナ前世代は、ヨーロッパ（24.2%）が最も多く、次いで東南アジア（17.7%）、北アメリカ（14.5%）が人気トップ3でした。現役学生世代は、韓国（39.7%）が最も多く、次いでヨーロッパ（32.8%）、台湾（20.69%）が人気トップ3となりました。現役の学生は、コロナ前世代と比較すると、韓国は3.1倍、台湾も2.6倍と大幅にその割合が増えています。
この近隣国への人気集中の背景には、アクセスの良さや、K-POPや韓国ドラマの人気が高まったこともがあると見られます。
また、中東／北欧といった、コロナ前世代では選択肢に入らなかった国への渡航も増えており、情報収集の多様化により、さらに多くのエリアの中から、旅行先を決定しているZ世代の姿が明らかになりました。
また、卒業旅行で海外に行く人の「一人あたりの訪問国数」を見ると、コロナ前世代が1.15国、現役学生世代が1.97国でした。現役学生世代のほうが卒業旅行でより多くの国へ渡航しており、以前より卒業旅行における「海外熱」は高まっていると考えられます。
◾️卒業旅行「国内」を選択した人の意見
冒頭の結果から、どちらの世代においても、卒業旅行に行く人のうち「国内だけに行く」という意見が、卒業旅行に行く人の中で最も多い割合を占めました。その方々に、なぜ海外を選択しなかったのか、意見を伺いました。
手間や時間、時代特有の問題や海外旅行への抵抗など理由は多岐に渡りますが、両方の世代で「お金」を理由にあげる方が多い結果になりました。現役学生世代は41.5%、コロナ前世代は35.71%が費用面を理由に挙げていました。今もかつても、卒業旅行で海外を選択するのは、費用面が大きな障害になっていると言えるでしょう。
また、国内・海外問わず「そもそも卒業旅行に行かない」という方々にも、その理由を伺いました。
こちらもやはり費用面が理由として最も多くあがりましたが、現役学生世代は「まだ決めていない」と未定であること、コロナ前世代は「忙しかった」などと時間がないことを理由にあげる方が費用面に並ぶほど多くいるという結果になりました。
現役の学生は、まだ卒業旅行を決めかねている人も多く、今後卒業旅行シーズンが本格化するにつれ、計画を立てる人が増えることが予想されます。
◾️円安・物価高のなか、卒業旅行の予算は増加
どの世代でも、卒業旅行、なかでも海外となると、金銭面での負担が障害になっているということがわかりました。では、実際に卒業旅行に行く/行った方々は、どのくらいの予算をあてるのでしょうか？
※卒業旅行に複数回行く/行ったという方は、一回あたりの最大値
現役学生世代は、コロナ前世代と比べ、5万円未満の割合が大きく減少（△15.3ポイント）し、5〜20万円の割合が大きく増加（合計+19.7ポイント）しており、全体的に卒業旅行に充てる予算が底上げされたと考えられます。
これは、コロナの影響を受けた世代はこれまで旅行に使っていなかった分予算をさこうという意思があったり、円安・物価高で予算が上がることを余儀なくされていたりということが理由として考えられます。
また、このデータから、予算は「0〜10万円」と回答した人の割合が過半数を占めているということもわかります。学生は収入に限りがあったり、他の出費がかさんだりなど、一度の旅行に多くのコストをかけることは難しいでしょう。
▼情報の利用について
当調査リポートに掲載されている内容の2次利用は可能です。ただしその際は、下記3点を順守してください。
-図表類は加工せずにそのままお使いください。
-出典を明記してください（例：「海外旅行予約アプリ『NEWT（ニュート）』リリースより転載」）
-ウェブページに掲載する場合は、こちらのURLを記載してください（https://newt.net/）
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「まだ卒業旅行の計画を立てていない・・」「予定はなかったけど、卒業旅行で海外に行きたくなってきた！」という方、また「卒業旅行はまだだけど個人的に海外旅行に行きたい！」という方も、ぜひこの機会に海外旅行の計画を立ててみませんか？
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＜調査概要＞
調査方法：インターネット調査
調査対象：
現役学生世代：20~24歳の学生
コロナ前世代：30歳以上の社会人（属性が「学生」ではない方）
有効回答数：
現役学生世代：313人
コロナ前世代：226人
調査実施期間：2024年9月18日（水）～2024年9月25日（水）
調査機関：インターネットリサーチ会社
◆海外旅行予約アプリ『NEWT』
web版 海外ツアー https://newt.net/
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◆公式LINE
■令和トラベル 会社概要
令和トラベルは「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに、海外旅行におけるあたらしい体験や、あたらしい社会価値の提供を目指すデジタルトラベルエージェンシーです。2022年4月より、海外旅行予約アプリ『NEWT』を提供しています。旅行業界における予約や管理業務のDXを最大化し、これまでになかった“かんたん・おトク・えらべる・あんしん”なパッケージツアー等を提供していきます。海外旅行というエクスペリエンスを通じた社会価値の創造に挑戦します。
名称 ：株式会社令和トラベル
所在地 ：東京都渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントⅡビル 6Ｆ
代表者 ：代表取締役社長 篠塚 孝哉
創業日 ：2021年4月5日
事業内容：旅行代理店業
登録免許：第一種旅行業（観光庁長官登録旅行業：第2123号）
所属協会：JATA（一般社団法人日本旅行業協会）正会員、IATA（国際航空運送協会）公認代理店
『NEWT』ブランドページ：https://newt.net/brand
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