株式会社MEMOCOのプレスリリース
<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社がサイト管理および記事制作を請け負う渡辺製作所が国内で展開するブランドのチョークレスと合同でバスケットボール経験者(男女132名)を対象に、「ボルダリング・クライミングにおける滑り止めに関する意識調査」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:ボルダリング・クライミングの滑り止めに関する意識調査についてのアンケート
調査期間:2024年4月24日(水)〜5月17日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:132人
調査対象:男性59人、女性73人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。
回答者の年代
20代:約18%
30代:約35%
40代:約38%
50代:約6%
60代以上:約3%
回答者の性別
男性:約45%
女性:約55%
今回は全体として30〜40代、女性の回答者が若干多かったです。
ボルダリング・クライミングの最中の手汗や滑りに関して
ボルダリング・クライミングの最中の手汗や滑りに関して、普段使っているチョークの種類について質問をしました。
結果は下記のとおりでした。粉チョークを使用している方が多く、チョークを使用している人が9割以上を占める一方で、使用していない人がいることもわかりました。
-
粉チョーク:約64%
-
両方(粉・液体):約20%
-
液体系チョーク:約11%
-
使用していない:約5%
ボルダリング・クライミングの液体系チョークなどに関して
次に、液体系チョークなどの下地を使用しているかどうかについても聞いてみました。
使用している人は約57%と、半数以上が液体系チョークなどの下地を使用していることがわかりました。続いて、液体系チョーク等の下地を使用する理由について質問しました。
結果は下記の通りでした。粉チョークを使用している人は、チョーク乗りが良くなるために併用しているという理由が多いようです。また、グリップ力や手汗滑りに課題感があり、液体チョークなどの下地を使用している、という人が多いこともわかりました。
-
チョーク乗りが良くなるから:約44%
-
グリップ力が増すから:約24%
-
手汗が止まるから:約24%
-
持続力が上がるから:約8%
最後に、現在使用しているチョークの満足度について質問しました。
結果は下記の通りでした。大変満足している人は約24%で、何かしらの欠点や課題を感じている人が約76%いました。
-
大変満足:約24%
-
どちらかといえば満足:約55%
-
どちらかといえば不満:約10%
-
不満:約11%
では、「液体チョークを使用している」かつ「大変満足を選ばなかった」人の満足度の理由についてそれぞれ見ていきましょう。
どちらかといえば満足:約55%
-
手荒れが気になるため、もっと肌に優しいものだと良いと思う(30代 女性)
-
今でも充分に滑り止めの効果はあるが、もっと滑らないものがあれば尚良い(30代 女性)
-
手に優しい物を使っているが、効いている感じがあまりしない(40代 女性)
-
岩壁やホールドはしばしば滑りやすく、特に手が汗をかいているとグリップ力が低下し、落下の危険性が高まるのであると大分違う(30代 男性)
どちらかといえば不満・不満:約21%
-
使い心地が悪い(20代 男性)
-
感触が苦手(40代 女性)
-
他に良いものがあれば試したい(40代 女性)
「大変満足」にならなかった理由として、「手荒れが気になる」「手に優しいものは効いている感じがしない」「使い心地・感触が苦手」という回答が見られました。
ボルダリング・クライミングは、手の滑りが命に直結するスポーツ。ほとんどの人が滑り止めのチョーク類を使用していますが、手荒れや感触などの面から、大変満足とはならなかったようです。
まとめ
ボルダリング・クライミング経験者のなかで、手汗や滑りを課題視し、チョーク系の滑り止めを使用している人が、全体の9割以上いることがわかりました。また、現在使用している液体チョークに関して、「手荒れが気になる」「手に優しいものは効いている感じがしない」「使い心地・感触が苦手」などの問題を抱えている現状が見えてきました。
ボルダリング・クライミングは落下の危険を防ぐためにも、滑り止めは必須と言えます。手を酷使するスポーツですので、滑り止めの効果が高いだけでなく、手に優しく、快適な使用感の滑り止めが必要であると言えるでしょう。