大正製薬のプレスリリース
大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂]は、TNFα阻害薬「ナノゾラ®皮下注30mgオートインジェクター(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))」(以下、ナノゾラ®オートインジェクター)が2024年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。
関節リウマチの治療は長期にわたるため、自宅での自己注射を希望する患者さんが多くいらっしゃいます。ナノゾラ®オートインジェクターは、手の不自由な関節リウマチ患者さんにとって握りやすい太さであり、接触面を楕円形にして皮膚への接触面を広げることで注入時に安定するため補助具が不要です。また、手指の変形がある患者さんでも外しやすいよう、キャップに凹凸をつけてすべりにくく指が引っかかるよう工夫し、皮膚に押し当てるだけで薬剤が注入されるボタンレス操作により、患者さんの動作負担を軽減し、使いやすさや安全性にこだわったデバイスです。患者さんのライフスタイル、希望、ニーズを踏まえて、患者さん自身が望む選択肢で治療を継続できることに貢献できるデバイスであることが高く評価されました。
◇「2024年度グッドデザイン賞」審査員の評価
関節リウマチ患者さんの治療は長期にわたる。しかし、治療法の一つである自己注射は、その痛みから患者さんが中断してしまうこともあった。そこで徹底した現場でのヒアリングを通じ、安心・安全に使いやすいデザインへと改良したことで、自己注射が長期にわたり継続してできるよう工夫されている点が高く評価された。結果として、患者さんが望むライフスタイルを送るうえで、現実的な治療の選択肢として自己注射が加わることになり、関係者の工夫と努力には深い敬意を表したい。
◇グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞HP( http://www.g-mark.org/ )
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞HP( http://www.g-mark.org/ )
※『ナノゾラ』は大正製薬株式会社の登録商標です