秋の紅葉の名所・大分県中津市 耶馬渓(やばけい)で、地域に伝わる茶文化や発酵食文化をもとに、アーティストやつくりて、料理家と共に森の中で過ごす1日を2024年11月16日(土)に開催します。
合同会社星庭のプレスリリース
『耶馬溪 山茶会』
山フーズによる詩のようなアートのようなお菓子が提供される茶席や、音楽家・koji itoyamaによる夢と幻のあいだのうつつをテーマにした現代音楽のコンサート、樋桶の郷/味噌工房による耶馬溪の旬の野菜と発酵食がたっぷりの紅葉弁当、そして、自然の中でゆったりと過ごしてもらえるようにデザインされた地域の木材で建設した「みはらし台」がお披露目されます。さらに、おいしいものやわくわくするものが集まったマルシェや、つくりてに出会えるここだけのワークショップも実施。
自然豊かな土地でゆったりと時間を過ごし、地域の食材の魅力や人の豊かさ、地域の風土とあわさった、アートやカルチャーを体験するローカルツーリズムです。
耶馬溪 山茶会
Yabakei Yamachakai
日時:2024年11月16日(土) 10:00-17:30
会場:山耶 Yamaka
871-0434大分県中津市耶馬溪町大字樋山路1851
入場無料
茶席・紅葉弁当 事前予約(Peatix)
https://yamachakai2024.peatix.com
・茶席 10:30/12:00/13:30/15:00
・コンサート 16:30-17:30
・マルシェ&ワークショップ
・紅葉弁当
・蒸留機と音楽の小屋
・山人のお話
・みはらし台
・ガイドマップ 山耶歩
森の中で過ごす1日『耶馬溪 山茶会』
大分県中津市耶馬溪町の下郷地域では、70年以上前から有機農法を中心とした持続可能な暮らしが営まれてきました。茶栽培もそのひとつ。今も集落のそこかしこに茶の木が残り、日々のお茶を楽しんでいた風景が残っています。
また、会場となる樋山路(ひやまじ)集落では土地の人と若い移住者達が一緒に無農薬で米や大豆を育て、それらをつかった味噌や甘酒、納豆などの発酵食品がつくられています。
そんな地域に伝わる茶文化や発酵食文化をもとに、アーティストやつくりて、料理家と共に『耶馬溪 山茶会』を企画しました。
日本三大紅葉名所のひとつとして知られる耶馬溪。
木々が色づき、落ち葉が舞い、紅葉で美しく彩られる『耶馬溪 山茶会』、
そして秋の耶馬溪にぜひお越しください。
菓子・茶席/山フーズ 小桧山聡子
器/末安心太・褻の美
音楽家/koji itoyama
紅葉弁当/SattaYard 増田NaoT直人
みはらし台設計/山とデザイン室
製材/ウッドプラス中津事業協同組合
会場設営・装飾/星庭・DIGGINBOX
企画・運営/山茶会実行委員会・テンポラリ耶馬溪・星庭
協力/LIVE DESIGN School
茶席・紅葉弁当 事前予約(Peatix)
https://yamachakai2024.peatix.com
茶席
10:30/12:00/13:30/15:00
要予約 5,000円
詩のような、アートのような、山フーズによる地域のさまざまな食材とお菓子の心おどる出会い。耶馬溪のお茶や植物をその場でブレンドし、ぐつぐつと煮沸かしながら共に味わいます。
みはらし台から見える紅葉色づく山々の中で、森の時間をお楽しみください。
山フーズ/主宰 小桧山聡子
「食とそのまわり」にある、もの・こと・感覚などを掬い上げ、考察・研究・創作・ご提案し、様々な形でみなさまの身体へお届けすることを生業としている。
WEBサイト:https://yamafoods.jp/
instagram:https://www.instagram.com/kobi_yama/
コンサート「うつつ」
16:30-17:30 観覧無料
耶馬溪でフィールドレコーディングされた音と、植物の波長を音に変換してセッションするコンサート。人と自然、夢と幻のあいだをいったりきたり、うつつのような音楽が広がります。ごろんと寝転んだり、ハンモックに揺られたりしながら、時には眠ってしまっても。
koji itoyama/糸山 晃司
九州在住。ピアノやシンセサイザーを中心に室内楽、電子音、フィールドレコーディングなどを駆使して作品制作をする作曲家。映画音楽やCM音楽、建築空間のための音楽も数多く手掛ける。
WEBサイト:http://kojiitoyama.info/
instagram:https://www.instagram.com/kojiitoyama/
紅葉弁当
12:00-お渡し
要予約 2,500円
会場のすぐ近くに、昔ながらのかまどに薪火を焚いて麹や甘酒、そして滋味深い味噌を作る工房があります。すべて植物性のものだけでつくられた特製のお弁当は、耶馬溪の旬の野菜と発酵食がたっぷりです。ほかほか蒸したてのおこわ、スープ付き。
SattaYard/増田NaoT直人
2011年沖縄にて開業。耶馬溪に移住し「新たな郷土料理」を菜食で表現する。耶馬渓の里山暮らしの中で土に触れ、薪火を焚き、「樋桶の郷」の味噌工房を担う。
instagram:https://www.instagram.com/hioke_misokoubou/
マルシェ&ワークショップ
10:00-17:30 入場自由
おいしいものやわくわくするものが集まったマルシェ。つくりてに出会えるここだけのワークショップ。
山のお話
猟師や山仕事、養蜂、炭焼きなど、いくつもの山の知恵と暮らす集落の方にお話を伺います。日本ミツバチのはちみつをおためしいただけます。
みはらし台
自然の中でゆったりと過ごしてもらえるように、建築家がみはらし台をデザインしました。地域の製材所から耶馬溪周辺の木材を調達し建設。当日お披露目いたします。
山とデザイン室/上玉利 佳哉
大分県日田市で、ツリーハウス・小屋などの設計やワークショップ、地域素材を活かしたモノ作りを通して「人と山がつながる」よう、様々な角度から活動している。
WEBサイト:https://yamatodesignsitu.com/
instagram:https://www.instagram.com/yama_to_design/
蒸留機と音楽の小屋
山で採取した植物を蒸留する様子と、koji itoyamaによる音楽が重なるインスタレーション。
ガイドマップ 山耶歩
会場でたっぷり楽しんだり、周辺を歩いて散策したり、足をのばして温泉やカフェに行ったり…地域をまるごとお楽しみいただけるガイドマップもご用意しています。
※ご来場のみなさまに、山耶の場所をつくり、整えていくための協力金をお願いしております。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
お茶会/お弁当などのお申し込みはPeatixからお願いします。
茶席・紅葉弁当 事前予約(Peatix)
https://yamachakai2024.peatix.com
会場:山耶 Yamaka について
大分県中津市耶馬溪町の、森に囲まれた1200㎡の広場。梅やカボスなどの果樹、湧水があり、ニホンミツバチの養蜂、イベントやキャンプなどに活用している。かつては、集落のおじいちゃんおばあちゃんたちがゲートボールを楽しむ憩いの場所だったところを受け継ぎ、活用できるよう、トイレ、水道などを整備している。
運営団体:テンポラリ耶馬溪 について
大分県中津市耶馬溪(やばけい)の地域振興のための、ローカルツーリズムのイベントの企画・実施などの活動を行う。2021年には、開通前道路を活用した地域体験型ツーリズム「耶馬溪トンネルホテル」を企画・実施。持続可能な暮らしが続いてきた耶馬溪の魅力を伝え、関係人口や移住増加を目指すとともに、地産地消を重視し、地域住民の暮らしを支える地域循環共生圏をめざす。
共催:合同会社 星庭 について
九州・耶馬溪の山の中にあるデザイン事務所。2012年に設立。ロゴ、パッケージなどのグラフィックデザインと合わせて、店舗デザイン、サイン計画、ディスプレイ、Webサイト、商品開発などを一貫してアートディレクションすることで、物語をもったブランディングを得意とする。また、過疎集落での田舎暮らしをもとに、地域と都市をつなぐプロジェクトや社会課題解決に向けてのデザインプロジェクトなど、さまざまな試みを行っている。2023年法人化。
協力:LIVE DESIGN School について
地域とデザインがテーマの学び合いの場。それぞれの拠点でフィールドワークをしたり、共に活動したりしながら、現地で学び合い、地域をおもしろがる視点や実践を増やしている。 今回のお茶会は、スクールから生まれた星庭インターンプロジェクトがきっかけで、スクール参加者が主体となって企画や運営を担っている。