【星野リゾート　BEB5軽井沢】自転車を漕げば漕ぐほど光るイルミネーション！心も体も温まるイベント「BEB サステナブルクリスマス」今年も開催｜期間：2024年12月1日～25日

～長野県立佐久平総合技術高等学校の協力のもと開発。今年はイベントで使用する電力をすべて自家発電することに成功！～

星野リゾートのプレスリリース

「居酒屋以上旅未満　みんなでルーズに過ごすホテル」をコンセプトとする「星野リゾート　BEB5軽井沢（ベブ）」では、2024年12月1日から25日まで、自転車を漕げば漕ぐほど光るイルミネーション！心も体も温まるイベント「サステナブルクリスマス」を今年も開催します。クリスマスといえば、華やかなイルミネーションや可愛くキラキラしたオーナメントが飾られたツリーが定番。BEB5軽井沢では、太陽光発電や自転車発電でイルミネーションを点灯したり、間伐材やホテル運営で生じた資源を融合してクリスマスツリーを作ったりと、サステナブルにクリスマスを彩ります。今年は株式会社SORENAとコラボレーションし、食物由来のバイオマス素材で作られたランタンバッグに入れて持ち歩く「シードルランタン」が新登場！自転車発電で蓄電したエネルギーでシードルボトルを点灯させます。

軽井沢星野エリア110周年について

星野リゾート創業の地、軽井沢星野エリアは110年を記念した企画を行います。テーマは「軽井沢の森を愉（たの）しみ、森を識（し）る」。110年の間、自然や文化を大切にしながら成長してきた歴史を背景として、新たな愉しみを提供します。

軽井沢星野エリア110周年特設サイト

背景
BEB5軽井沢がある「軽井沢星野エリア（以下、星野エリア）」では、1992年から環境経営を推進してきました。軽井沢では、成長しすぎてしまった木が台風や積雪の影響で倒木してしまい、道が通行止めになるケースが問題視されているため、木の手入れとして定期的に伐採が行われています。（＊1）環境経営を行う星野エリアの一員として、安全のために伐採された間伐材の再利用で、お客様にもエコロジカルなクリスマスを楽しんでいただきたいという想いから企画しました。今年もクリスマスに欠かせないイルミネーションに太陽光発電や自転車発電を取り入れて、サステナブルなクリスマスイベントを行います。
＊1：軽井沢町役場 https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1509941142551/index.html

特徴1　間伐材やホテルで生じた資源でつくるアップサイクルクリスマスツリーが登場

台風や積雪などでの倒木を防ぐために、定期的に手入れとして伐採されている間伐材を土台として、アップサイクル（＊2）したクリスマスツリーをオリジナルで作成しました。装飾にはホテル運営で生じた瓶や缶、傘などを合計約100本以上再利用し、色鮮やかに素敵にクリスマスツリーを彩ります。

＊2：捨てる予定の製品に、新たな価値を加えて再生すること

特徴2　仲間と一緒にこげばこぐほどキラキラ華やかに光る、自転車発電のクリスマスイルミネーション！【Power up】

クリスマスといえば夜に輝くイルミネーション！BEB5軽井沢では、日中に太陽光パネルで発電したエネルギーでイルミネーションを点灯させるほか、思いっきり自転車をこいでイルミネーションを華やかに点灯させる自転車発電のイルミネーションが今年も登場します。軽井沢ならではのタンデム自転車を仲間と協力してこぐことで、一風変わったクリスマスイルミネーションを楽しみながら動画を撮りたくなること間違いなし！クリスマスツリーはもちろんのこと、パブリックスペース「TAMARIBA（タマリバ）」全体の電飾やランタンも太陽光発電と自転車発電で点灯することで、サステナブルなクリスマスイベントを実現させます。

さらに今回は貸し出し用の「シードルランタン」が新たに登場！アップサイクルされたシードルの空き瓶に自転車発電で充電したライトを装着して、株式会社SORENAが手がける、りんごをはじめとした農産物から生まれたバイオマス素材を使用して作ったランタンバッグに入れて持ち歩けます。ハルニレテラスや星野温泉トンボの湯への夜のお出かけで足元を照らしたり、クリスマスツリーの周りを彩ったりと、BEB5軽井沢はもちろん軽井沢星野エリア全体に光を灯すサステナブルなランタンです。

株式会社SORENAの紹介

りんご残渣の有効資源化を目的として2021年4月に会社を設立し、日本で初めて「りんごレザー®」を開発しました。その他にもフルーツペーパー、バイオマスプラスチックなどの新たな素材を生み出し続けています。これまでの既存のヴィーガンレザーよりさらにりんご残渣の配合率を上げて環境にやさしくし、強度・耐久性・耐水性などの機能性も引き上げました。現在はりんごレザーで作られたバッグや財布、りんごペーパーで作られた名刺など様々な用途で商品化に成功しています。

特徴3　フードロスを防ぐシードルの残渣（ざんさ）を使用した「クリスマスカップケーキ」【Power UP】

「捨てるのはもったいない！」という想いで作ったものの、「食べるのももったいない！」くらいかわいいクリスマスカップケーキを販売します。普段は廃棄となってしまうケーキの端材や、傷がついたり、形や大きさが規格に合わなかったりしたことが原因で販売できなかったフルーツなどを使ったカップケーキです。今年はりんごの生産量が全国2位（＊3）の長野県らしく、シードルの果汁を搾る際の副産物である残渣（ざんさ）を材料に取り入れました。信州のシードル専門醸造所の「林檎学校醸造所」からいただいた残渣と、その時々で異なるフードロス食材のフルーツやナッツなどを合わせて作るので、その日だけの特別感を味わえます。スイーツを持って写真を撮ったり、ワイワイ楽しく食べながらサステナブルを感じたり、クリスマス気分がより一層高まります！

＊3：農林水産省「令和4年産・作物調査（果樹）」の調査結果による

時間：15:00～22:00

料金：1個 600円（税込）

北信五岳シードルリー株式会社「林檎学校醸造所」の紹介

2019年に創立した林檎学校醸造所は、長野県北部のリンゴの町・飯綱町にある廃校を活用した、日本では数少ないリンゴのお酒「シードル」専門の醸造所です。廃校となり子供たちが去った校舎には賑わいを取り戻し、高齢化が進むリンゴ産地には30代、40代を中心に人気がある「シードル」という新たな若者向けの絶品特産品をつくります。また、廃校を活用したシードル醸造所は世界的にも大変珍しい取り組みです。50品種を超えるリンゴを栽培する信州飯綱（いいづな）町だからこそできるさまざまなリンゴの味わいの掛け合わせと、時間をかけてリンゴの果汁と旨味を抽出する欧州の伝統的なプレス方式にこだわったシードルづくりを実践しています。

「BEB サステナブルクリスマス」概要
期間　　：2024年12月1日～25日
料金　　：入場無料　＊カップケーキ 600円（税込）
開催場所：パブリックスペース「TAMARIBA」
時間　　：15:00～22:00 ＊イルミネーションは日没～22:00

長野県佐久平総合技術高等学校との取り組み

クリーンエネルギーでクリスマスツリーとイルミネーションを点灯させたいというBEB5軽井沢の思いから、地元の電気科がある高校にお声がけし、2023年から共同で取り組んでいます。ご協力いただいたのは長野県佐久市に位置する、佐久平総合技術高等学校電気情報科3年生7名です。課題研究として、サステナブルクリスマスの自家発電システムを開発していただきました。今年は太陽光発電と自転車発電で点灯できるイルミネーションの数を増やし、発電量をメーターで確認できるシステムの構築により、お客様がその場で分かりやすく発電量を確認できるつくりに挑戦します。

SDGsへの貢献について
星野リゾートは経済価値と社会価値を両立する CSV 経営(CSV:共通価値の創造)を重要だと考えており、SDGs(SDGs: 持続可能な開発目標)を CSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設で様々な取り組みを推進しています。BEB5軽井沢での本イベントの取り組みは、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに　そしてクリーンに」と目標12「つくる責任　つかう責任」に寄与することを目指しています。

BEB5軽井沢環境への取り組み

軽井沢星野エリアは2011年11月にホテル業界としては初めて、廃棄物の再資源化率100％（ゼロエミッション）を達成いたしました。2019年2月に開業したBEB5軽井沢も活動に加わり、現在に至るまで継続・維持しています。活動の一環として生ごみは近隣の牧場で堆肥化しています。出来た堆肥は野菜の栽培に使用され、牧場で作られた野菜を軽井沢事業所が仕入れています。日々の運営においては使用済みの歯ブラシを回収し、リサイクル（再資源化）に取り組むほか、ソープ類はポンプボトル式を採用して詰め替え運用にすることで、リゾート運営事業につきものの「アメニティごみ」削減につなげています。

＊ゼロエミッション：運営によって生じる廃棄物の単純焼却・埋立てごみゼロ＝リサイクル率100%

星野リゾート BEB5軽井沢

「居酒屋以上旅未満みんなでルーズに過ごすホテル」をコンセプトとする、若い世代のためのホテル。24時間利用可能なパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」がその象徴。軽井沢星野エリアの入り口に位置し、徒歩圏内でショッピングや温泉、食事が楽しめます。