平本知樹が株式会社BLANCのCCO（Chief Creative Officer）に就任

自然共生型ホテルをプロデュース・運営する株式会社BLANC（本社所在地：東京都港区、代表取締役：山中 拓也）は2024年10月1日付で当社CCO（Chief Creative Officer）に平本知樹が就任したことをお知らせします。

平本 知樹プロフィール

建築家 / デザイナー

1987年生まれ。飛騨高山と東京を拠点に活動。慶應義塾大学大学院(SFC)政策・メディア研究科エクスデザイン専攻修士課程を修了後、構造設計事務所やデザインコンサルティング会社での経験を経て、

2015年に株式会社wipを設立。

学生時代にはFabLab Japanの発足に携わり、3Dプリンタをはじめとするデジタル技術を活用したプロダクトから空間デザインまで、多様なスケールのデザインを手掛ける。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、リサイクル素材を用いた表彰台プロジェクトを推進するとともに、開会式のドローン演出も担当。地域の工芸家と連携して実現した「東急ステイ飛騨高山」や、被災地に新たなコミュニティを創出した「川の上 百俵館・別俵館」など、地域社会と深く関わるプロジェクトにも数多く従事。

執筆活動にも積極的で、書籍『3D Printing Handbook』（オライリージャパン）の著者であり、デザイン誌での連載も多数。主な受賞歴には、グッドデザイン賞 BEST100 復興デザイン賞、日本空間デザイン賞 サステナブルデザイン賞、日本サインデザイン賞などがある。

就任の背景

当社のホテルグループ・BLANCの全国展開とブランド化を進める上で、クリエイティブの強化は不可欠です。

当社が目指す「余白」の概念を具体化し、ゲストに新たな体験を提供する重要な役割を担っていただくことを期待し、CCOとして迎えることが決まりました。

CCO・平本 知樹よりメッセージ

「建築家としての肩書を持ちながら、ホテルをはじめとするさまざまな施設の企画から設計・デザイン、運営支援まで広く携わってきました。クライアントごとのコストや企業体制に応じて、企画コンセプトの初期段階から設計・デザイン、アメニティの選定、さらには日々のオペレーションに至るまで、一貫したビジョンで構築することの難しさを実感しています。

この度、BLANCのCCOとして、クリエイティブ全体の統括と推進を担うことになりました。BLANCの核である「余白」の概念をあらゆる環境でクリエイティブに具現化し、ゲストの皆さまに「余白体験」を心ゆくまで楽しんでいただけるよう尽力してまいります。」

BLANCの自然共生型ホテルについて

BLANCは、“自由でサスティナブルなホテルづくりを可能にする”をミッションに掲げ、全国で自然共生型ホテルの企画・運営・開発を行っています。建てる、壊すといった従来のホテル建築のあり方を抜本から見直し、自然との共生を可能にするためトレーラーハウスを活用した移動できる客室「Movilla(モビラ)」を自社開発。建築制限により利用できなかった土地や常識では考えられない場所に、自然との境界線を限りなく０に近づけながら快適に過ごせる新しい宿泊体験を提供しています。