「豪雨被災地域観光需要回復送客促進事業」は、令和2年7月豪雨災害により甚大な被害を受けた球磨川流域12市町村及び津奈木町の観光復興を後押しするため、旅行会社などの事業者への助成を行う事業です。
公益社団法人熊本県観光連盟のプレスリリース
令和2年7月豪雨災害により甚大な被害を受けた球磨川流域12市町村及び津奈木町。熊本県南に位置するこれらの地域の観光復興を後押しするため、旅行会社などの事業者への助成を行う「豪雨被災地域観光需要回復送客促進事業」を実施中です。期間は令和7年1月31日㈮まで。
人吉球磨地域を含む対象地域を観光バスや観光タクシー、レンタカーで旅して、豪雨被災地域を応援しよう!対象旅行商品の内容や予約などの詳細は、特設サイトの「参加事業者一覧」ページ掲載の各事業者に直接お問い合わせください。
[人吉球磨地域のおすすめ観光スポット・イベント]
〇人吉温泉
小説家の司馬遼太郎は人吉球磨を「日本でもっとも豊かな隠れ里」と表現しました。人吉温泉の歴史は明治43年から続き今では約50カ所に泉源があります。日本でも最高クラスの水質を誇る球磨川沿いの温泉宿では、源泉かけ流しでヒノキ風呂や露天風呂、石積み風呂など趣のあるくつろぎ空間で心と体を癒します。
〇人吉球磨の鮎まつり
上質な球磨川と山々から湧き出る湧き水と、きれいな水で育んだ米で作られる「球磨焼酎」は、日本でも最上級のトップブランドとして知られています。人吉市の対象宿泊施設に宿泊すると、名産の鮎を食べながら球磨焼酎を堪能できる「人吉球磨の鮎まつり」が開催中です。期間中は、宿泊施設ごとに嬉しい特典も・・。2024年10月31日㈭まで開催中です。
〇人吉クラフトパーク石野公園
人吉・球磨の伝統工芸や郷土玩具などの展示をはじめ、様々な工芸の手作り体験ができる施設です。伝統工芸を体験できる9つの施設(伝統工芸館・民工芸館・鍛冶館・硝子工房・木工館・導遊館・陶芸館・茶室・焼酎館)のほか、人吉球磨の伝統工芸品や球磨焼酎・おみやげ品を販売する物産館、高さ25mの展望台、子供が遊べるお祭り広場や伝承あそび広場等大小6つの広場もあります。さらに人吉クラフトパーク道の駅人吉には、綺麗に整備されたキャンプ場も併設してあります。
〇五木村歴史文化交流館「ヒストリアテラス五木谷」
山や川、自然の全てから暮らしに本当に必要なものだけを受け取り、神や仏を信じ、伝統を重んじながら営まれてきた五木村の暮らし。その暮らしぶりを展示した施設がヒストリアテラス五木谷です。都会の喧騒から離れた五木村が続けてきた歴史や生活習慣、自然などをわかりやすく展示・紹介し、食や体験を通じてその奥深さを伝えます。
〇山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム
太平洋戦争末期、九州山地に囲まれた、海のない人吉盆地に建てられた「人吉海軍航空基地」。その跡地に作られたのが「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」です。
館内は資料館になっており、基地の歴史に関するパネルや隊員の遺品、零戦の残骸などを展示。なかでも、ガイド付で見学できる“地下魚雷調整場”は、総延長233.6mと、現存する地下施設の中で最大の規模を誇ります。そのほか、地下兵舎壕、地下作戦室・無線室が見学できるオプションツアーも人気です。
〇その他のおすすめ観光スポット
806年に創建された国宝「青井阿蘇神社」、船上から人吉城跡や雄大な自然を楽しめる「球磨川くだり」、九州最大級の鍾乳洞「球泉洞」、日本の鉄道史に残る文化遺産「人吉鉄道ミュージアム MOZOCAステーション868」、日本で唯一「幸福」の名がつく現役の駅「おかどめ幸福駅」、湯前町出身の政治漫画家・故那須良輔氏の偉業を展示・保存している美術館「湯前まんが美術館」など魅力的な観光スポットが沢山があります。
[助成の対象地域]
人吉市・錦町・多良木町・湯前町・水上村・相良村・五木村・山江村・球磨村・あさぎり町・八代市・芦北町・津奈木町