2024年10月19日(土) 【場所】生地鼻灯台
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
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イベント概要
<イベントタイトル>生地鼻灯台マーケット
<開催概要>かつて賑わった生地の漁村のシンボルでもある生地鼻灯台の下に、これからも人が集まるきっかけにしたいという想いを込めたイベント。2023年より「夜市」を意識し、開催をスタート。2024年は「ナイトマーケット」を意識しながらも、灯台開放による登頂、灯台周辺でのマルシェ、ステージでのライブ、灯台のライトアップで老若男女誰でも楽しめるイベントになるよう、朝10時からの開催としました。
<開催日時>2024年10月19日(土)10:00~21:00
<開催場所>富山県黒部市生地吉田9602 生地鼻灯台周辺
<参加人数>スタッフ 20人、キッチンカー 5台、出店者 10社、来場者 およそ300人
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灯台開放を試みるも、結果的には荒天対応プログラムでのイベント実施に
今年度2回開催予定のうち、9月21日(土)の1回目は悪天候により灯台開放・登頂を断念していたため、2回目の今回は完全開催を目指しましたが、またもや悪天候の予報に。一日中の雨予報も、午前中は曇り空。前日まで断念を覚悟していた灯台登頂ですが、灯台を開放し一時的に一般のお客様に灯台に上がっていただくことにしました。しかし、灯台の麓では凪の状態だったのが、上部では3倍以上の風があり、とても安全に登頂いただける状態ではありませんでした。その後も可能であれば灯台開放しようと様子を見ていましたが、午後からは予報通りの強風と豪雨に見舞われ、結果的には目玉の灯台開放・灯台登頂は実施できずに終わりました。生地鼻灯台は“まちなか灯台”とはいえ、厳しい自然にさらされる場所に立って海の安全を守ることに尽くしていたのだと改めて思いを馳せることになりました。
もちろん、それ以外の灯台マルシェ、灯台ライブ、灯台ライトアップは予定通り開催。1回目と同様、灯台前のカフェ「北洋の館」の大型倉庫を中心に実施することにしました。9月に続いて今回も、荒天にもかかわらず夕方から来場客が増え賑わいました。ステージで演奏するアーティストが作り出す和やかな雰囲気の空間とお酒や魚、かまぼこなどの地元の味を堪能する大人たち、新しく導入したスマートボールなどの遊具や、今年積極的に出店いただいたキッチンカーのスイーツなどを楽しむ子どもたちで、会場は閉店の21時まで賑わいました。
来場者からは一日中「灯台に登りたい」「いつ登れるのか」という質問と要望が相次いで寄せられており、灯台を開放できれば更なる集客が可能である、というポテンシャルを抱えながら今回の開催も幕を閉じることができました。
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生地鼻灯台マーケットとは
生地鼻灯台は、全国でも珍しい「まちなか灯台」。この灯台がある生地の町は、江戸時代には北前船(きたまえぶね)の寄港地として、明治初期から昭和にかけては北洋漁業の拠点として、様々に交錯する人々の想いで賑わった場所でした。「この賑わいを令和にも」という想いのもと、その「立地」と灯台の灯りが映える「夜」を活かして2023年に開催したのが、複合型イベント「生地鼻灯台ナイトマーケット」です。
2024年は、このイベントを定期的に安定して開催、運営するために「生地鼻灯台マーケット」と改名し、住民、事業者、自治体が共に企画・運営し、朝から夜までの開催としました。
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灯台開放・灯台登頂は実施できませんでしたが2025年度は自力で集客を!
今年度の生地鼻灯台マーケットは、マーケットの魅力をそのままに、適切な収支設計とスタッフの負担軽減を目標に開催いたしました。灯台登頂に絡む部分以外は、思惑通りの実施ができており、灯台開放・登頂に係る部分については、2025年度以降に結果を求めることになります。
そして、灯台ウィーク期間中の11月3日(日)には、伏木海上保安部が行う灯台開放イベントに併せて、賑わい創出を目指し、一部マルシェも行い、生地鼻灯台ファンの想いに応える企画を予定しています。今度こそ晴天に灯台登頂いただき、来場者に満足していただきたいと実行委員会では考えています。
<団体概要>
団体名称:生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会
URL:https://www.instagram.com/ikuji_night_market/
LP:https://ikujinightmarket.jp/
活動内容:生地鼻灯台を起点として、地域の盛り上げ・活性化、ムーブメントを作るべく活動を行う。
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/