一般社団法人バリアフリー総合研究所 UDラボ東海(本社:名古屋市、代表理事:阿部一雄)は、障害者や高齢者を受け入れる意志を持った宿泊施設の情報を掲載するポータルサイト「IKKEL」をリリースしました。
一般社団法人 バリアフリー総合研究所 ”UD-ラボ 東海”のプレスリリース
■「IKKEL(イッケル)」とは
IKKELは障害者や高齢者が安心して旅行を楽しめるよう、障害者や高齢者などのサポートが必要な方を歓迎する宿泊施設の、バリアフリーの現状を提供するポータルサイトです。
ポータルサイト:https://ikkel.or.jp/
「バリアフリー対応」と記載されていても、自分にとって本当に快適な環境かどうかは不明確で、これまでにそのようなジレンマや情報格差を感じた方も多いでしょう。
Google検索をはじめ、AI検索などの検索機能がこれだけの発展を遂げたにも関わらず、障害当事者やその家族、高齢者が求めている情報は、検索をしても得られにくいという実情があります。
障害の状態や必要なサポートは個々に異なるため、「IKKEL」では「自分で確認できる」ことを大切にしています。
各宿泊施設のバリアフリー情報は、文章に加え、施設や客室の写真や3D画像も掲載しています。段差や通路の幅、トイレや浴室のサイズを確認したり、宿泊施設が提供する福祉器具やサービスをチェックしたりすることで、「自分や家族が快適に宿泊できるか」を利用者自身が判断できます。
「泊まれるから泊まる」という縛りがある中での選択ではなく、「泊まりたいから泊まる」と思える宿を選べるように。
「IKKEL」は、バリアフリーを求める方の旅をより自由で豊かなものにしていきます。
■バリアをフリーにする為の、IKKELの機能をご紹介
「バリアフリー対応と書かれてはいるけれど、自分にとってバリアフリーかどうかはわからない」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。 IKKELでは、そんな不安を解消するために、写真や3D画像を提供し、「自分で確認できる」情報提供を大切にしています。
・3Dウォークスルーの閲覧
・施設のお気に入り登録
・過去の検索履歴の確認
■今までのバリアフリー情報サイトとの違い
・障害や状態に応じた絞り込み検索機能
・3D画像を利用したバリアフリー情報の掲載(事例イメージ)
↓クリックすると
↓さらにクリックして進めると
↓浴室へ移動し、ズームアウトすると
IKKELに掲載されている宿泊施設情報は、バリアフリー法や人まち条例で定められた範囲規定の部屋だけでなく、規定の部屋以外で障害者や高齢者に安心して使って頂ける可能性の高い部屋の情報も記載しています。施設を利用できるかどうかは、本人や家族自身で判断して頂くことが前提となっています。
■「IKKEL」への掲載をご希望の宿泊施設様へ
「IKKEL」は、障害者や高齢者などのサポートが必要な方に向けて、全国の宿泊施設情報をご紹介するサイトです。施設や設備に関するバリアフリー機能を始め、どのようなサービスやホスピタリティを提供しているかなどを実際に建築士であるバリアフリーコーディネーターが訪問して確認した上で、施設のバリアフリー対応の現状を掲載します。
さらに、個々にサポートが必要な追加の情報のみお問い合せ頂くことで、施設の皆様の負担軽減に繋がります。
現在、100社を超える全国の施設からお問い合わせをいただいております。2025年度末までに300件の掲載に向けて活動中です。
※本サイトは宿泊施設の情報についてご紹介するものであり、予約機能等はございません。
実際のご予約やお問い合わせは公式サイトや旅行予約サイトにて行っていただくかたちとなります。
■新リリースを記念してキャンペーンを実施中
(キャンペーン詳細)
キャンペーン内容:1年間掲載無料
キャンペーン応募期間:2024年10月31日(木)〜2025年3月31日(月)
申し込み枠:100社
お申し込みの流れ:
下記のURLより「キャンペーンリリースを見た」という言葉を添えてお問合せください。
※注意事項:
お申し込み限度枠に達成した時点でキャンペーンを告知なく終了することがございます。
■注意点
*本サイトは予約サイトではありません。ご予約は各施設の公式サイトへ案内いたします。
*掲載施設は、バリアフリー法や人まち条例で定められた範囲規定のバリアフリールーム、ユニバーサルルームだけではなく、規定のお部屋以外で障害者や高齢者に安心して使って頂ける可能性のあるお部屋の情報も記載しています。
■法人概要
一般社団法人バリアフリー総合研究所 UD-ラボ東海は、高齢者や障がい者が安全で快適に過ごせるバリアフリー環境の整備を目指しています。
建築士や医療専門家など、各分野のスペシャリストをネットワーク化し、バリアフリー建築や介護に関する相談に応じ、調査、図面作成、施工まで対応します。ユニバーサルデザインの採用により、誰もが自立して生活できる社会の実現を目指しており、ノーマライゼーションの推進に努めています。
【会社HP】https://ud-lab-tokai.jp/index.html
【サービスサイト】https://ikkel.or.jp/
■「障害」という表現について
障害という定義は社会との壁と一般社団法人バリアフリー総合研究所 UDラボ東海では考えています。
「害」という字は、本人の心身機能に障害があるという意味ではなく、社会との壁を指していること。また、障碍や障がいという字を用いて表記ゆれが起きることで、当事者やご家族、関係者が本当に得たい情報が得られなくなってしまうリスクがあります。
このようなリスクを生じさせないためにも、障害と表記しています。
■問い合わせ先
一般社団法人 バリアフリー総合研究所
全国バリアフリー公開プロジェクト-IKKEL 運営事務局
担当:管野
アドレス:contact@ud-lab-tokai.jp