一般社団法人かいのプレスリリース
一般社団法人かい(代表理事:髙庭佳奈美)は、藝術と地域、ひとの力で地域の新たな魅力やコミュニティが創造されていくことを目的としたプログラム「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI@TATEBAYASHI」における「ART & CULTURE LOCAL lab. KAI EXHIBITION」を開催します。本年夏から秋にかけて、館林市で滞在制作を行なったアーティストによる、アート作品の展示会です。さらに、展示会に加え、2泊3日のアーティストが体感した館林を追体験するプログラム・アートワーケーションも実施します。
■マイクロエキシビション
8月末から10月にかけて、市内で実施したアーティストインレジデンスで制作された作品の展示会となります。3人の参加アーティストが、それぞれ館林市に2週間滞在し地域住民との交流や市内散策、日本遺産・里沼文化に触れ歴史を学ぶなどして、各自の視点で地域を切り取り、作品に落とし込みました。
綾海(画家)
日本でも群馬県でもなく、館林市の作品を作る”ことを指針に、日本遺産の3つの沼の土や、小麦の生産過程で出る廃材、蓮の葉などを使用し、一から画材となる顔料をつくり絵画を制作した。
古舘佑太郎(ミュージシャン/俳優)
地域住民のお宅へのホームステイや、大自然の中でのキャンプなどを通じて、自身初となる”文章を中心とした展示”という形での表現を行った。
ぼく脳(アーティスト)
”地域住民になりきって館林で暮らすこと”を意識した滞在を行い、茂林寺沼をはじめ、チェーン店が立ち並ぶ国道沿いや街中の何気ない景色、環境音などにインスピレーションを受け、作品の制作を行った。
<ART & CULTURE LOCAL lab. KAI EXHIBITION>
全くタイプの異なる3名のアーティストにより、彼らならではのユニークな着眼点と表現方法で具体化された館林市をイメージした作品を展示します。
●日程
11月1日(金)~3日(日)
11月8日(金)~10日(日)
11月15日(金)~17日(日) それぞれ午前10時〜午後6時
●会場
旧秋元別邸(つつじが岡第二公園)
●観覧料
無料
■アートワーケーション
館林市でワーケーションをしながらアートおよびアーティストとの交流を楽しむ2泊3日の「アートワーケーション」 プログラム。アーティストと地域のあらゆる”気づき”を追体験することで、単なる旅行ではなく、はじめての視点で地域、そして自分自身を見つめ直すワーケーションです。
<ART & CULTURE LOCAL lab. KAI アートワーケーション>
●日程
2024年11月1日(金)~3日(日)
●宿泊拠点
里沼リゾートHotel KOMORINU
●プログラム内容(一例)
アーティストと一緒に里沼散策
彫刻の森芸術文化財団/坂本浩章氏によるアート×地域・ビジネスがテーマの“アートトーク”
直接アーティストの解説を伺いながらの“対話型アート鑑賞” など
●参加者
運営団体(一般社団法人かい)が選定した企業の方々10名(起業家やイントレプレナー、研究者など)が参加予定です。
<ART & CULTURE LOCAL lab. KAI LIVE>
ミュージシャン/俳優の古舘佑太郎による弾き語りと、画家の綾海によるライブペイントイベント。館林での滞在を経た2人が織りなす、スペシャルなライブです。
●日程:11月2日(土)18:30-19:00
●会場:SUGAR HILL CAFE(つつじが岡公園内)
●定員:30名
●参加費:無料
※自由に参加できるオープンイベントです。
<ART & CULTURE LOCAL lab. KAI アートトーク>
アートの専門家による公開講演会を開催します。
●日程:11月2日(土)10:00-12:00
●会場:文右衛門ホール(群馬県館林市栄町3−1)
●講師 坂本浩章氏(公益財団法人彫刻の森芸術文化財団 東京事業部 部長)
●テーマ「アート×地域・ビジネス」
いかにアートが街に溶け込み、ビジネスにつながっていくか、事例を用いながら講演いただきます。
●定員:30名
●参加費:無料
※自由に参加できるオープンイベントです。
【お申込み・問合せ】
いずれのイベントも、KAIのインスタグラム(@acllab.kai)へDM、もしくは一般社団法人かい(kai.association.info@gmail.com)へ参加希望の旨をご連絡ください。(定員となり次第受付終了予定)
ART & CULTURE LOCAL lab. KAI
<WEBサイト>
https://acllab-kai.com/
<インスタグラム>
https://www.instagram.com/acllab.kai/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
■ART & CULTURE LOCAL lab. KAI@TATEBAYASHIとは?
「アーティストインレジデンス(滞在型の藝術制作)」「マイクロエキシビション(館林市内での作品展示会)」「アートワーケーション」の3つの取り組みから成り立ちます。
館 林市にて、アーティストと地元住民が一体となり、藝術や文化に触れ合い、学び体験することで、館林市の新たな魅力の発見やコミュニティを創生するとともに、多様な価値観やアイディアが生まれる環境づくりを目指します。
また、館林市での本プロジェクトをきっかけとし、“藝術”や“文化“にとっても、東京一極集中ではない、様々な土地の様々な空気を纏ったリアルなミクスチャー文化を生めるような取り組みにしていきます。
■“KAI”とは?
“かい” には「解」「絵」「会」「街」「甲斐」など、さまざまな意味を持つ言葉があります。
本プロジェクトでは、藝術と地域、ひとの力をもって、わたしたちの持つ絶対的な価値や、それぞれがそれぞれの “KAI” をみつけることを目指しています。
<支援>
観光庁(地域観光新発見事業)
群馬県(群馬パーセントフォーアート 群馬県アート支援団体補助金)
館林市(会場提供・情報発信)
<協力>
KAERU/bio market MARU/合同会社紬・組/館林ヒルズホテル/空間設計室/合同会社banesh/
イイヅカ農園/PROCEED Inc./有限会社フォレスト/株式会社ジャングルデリバリー ほか
※1 観光庁事業の詳細はhttps://shinhakken.go.jp/をご参照ください。
※2群馬パーセントフォーアート推進条例の詳細はhttps://www.pref.gunma.jp/page/623554.htmlをご参照ください。
お問合せ先:一般社団法人かい・髙庭 050-7107-5017/kai.association.info@gmail.com