社会福祉法人福田会 福祉型障害児入所施設宮代学園にて園外出行事・交流会を開催。社員が子ども達や施設職員と計画を立て総勢67名でテーマパークを訪問。

2016年から活動開始、社員と施設職員が連携し子どもの生活自立につなげる工夫も

株式会社フージャースホールディングスのプレスリリース

株式会社フージャースホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小川栄一)は、企業の社会貢献活動の一環として社会福祉法人福田会(本部:東京都渋谷区 理事長:太田孝昭)の福祉型障害児入所施設「宮代学園」との交流・支援活動を2016年から開始し、継続しています。

この度、2024年9月に秋の園外出行事・交流会を実施したことを発表します。

テーマパーク外出行事後、解散式での記念撮影(当社社員・宮代学園の子ども達)

社会福祉法人 福田会とは

1876(明治9)年創立。寺院を中心に日本で最初の児童養護施設の運営を開始しました。

福田会の名称は、仏教の福田(ふくでん)思想に基づいています。

1910(明治43)年に渋谷区広尾に移転、2026年には創立150周年を迎える予定です。

現在3施設5事業所(児童養護施設、福祉型障害児入所施設、高齢者施設  /  都市型軽費老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、指定相談支援事業所、就労継続支援B型、放課後等デイサービス)を運営しています。      

福祉型障害児入所施設 宮代学園とは

主に知的に障害のある児童が入所しています。宮代学園は日常生活の支援に加え、通過施設のため高校を卒業後の生活に向け、児童それぞれの特性や能力に必要な支援も同時に行っています。児童の入所施設は都内に8か所ありますが、23区内の福祉型障害児入所施設では唯一の施設です。

入所に至る経緯は様々で理由も異なります。保護者の希望、市区町村の児童相談所等の関係機関から必要性を認められた児童が入所に至っています。宮代学園では男子寮、男女混合寮のユニットで分かれており、男子児童14名、女子児童14名、計28名(24年7月現在)の児童が共同生活を送っています。

活動の背景

本活動は2016年から開始し、今年で8年目を迎えます。宮代学園での活動を通し、障害児を取り巻く社会課題にふれ実際に子ども達と交流することで、社員一人ひとりが社会課題への理解や貢献意欲を高めることができ、一層の社会貢献につながると考えています。

具体的には、年数回、クリスマスや夏祭りなど季節のイベントの企画立案・参加、テーマパーク遠足や新幹線の乗車等を行う園外出行事のサポート、ビデオメッセージのやり取り等を実施しています。

8月に実施した事前交流会の様子

事前交流会では、参加者全員が集まり旅行に向けた顔合わせを、子どもたちが学校から帰ってくる夕方ごろから実施し、夕食も一緒にとりました。

 テーマパークではグループ(子ども2~4名、職員2名、社員1~2名)で行動するため、各グループで子どもたちと交流し、テーマパークのアトラクションや食事の写真、マップを見ながら当日の計画をたて、子どもたちに発表してもらいました。

事前交流会の様子
事前交流会の様子

夕食中は、当社社員が施設職員さんとコミュニケーションをとりながら、子ども達のアレルギーの確認や食事を細かく刻む必要があるかなどサポート方法を学びました。夕食後、子どもたちとはお別れし、グループ毎に施設職員さんと注意事項・役割分担等確認をしました。

社員との顔合わせ後、しおりなどを見ながら社員の名前を読み上げたり、『テーマパーク旅行当日まであと何回寝るのか』を、カレンダーを見ながら施設職員さんと一緒に1日に何度も確認する子もいらっしゃったようです。

施設職員さんからは、『当日はもちろん、準備段階から子どもたちが喜ぶ姿をみることができて、うれしい』といった声が寄せられました。

9月当日 園外出行事の様子

学園に集合し出発式を行った後、バスでテーマパークへ移動し、事前交流会でたてた事前計画をもとに、グループで行動(昼食・夕食含め)をしました。

 また、当日はひとりひとりの「生活自立」にむけて日常から頑張っていることを目標におき、一緒に取り組み、当日に目標を達成しましたら社員から「できたね!素敵だったね!」のメッセージとシールを添えた「できたねカード」をプレゼントしました。

できたねカード
当日の様子
当日の様子
当日の様子
当日の様子

テーマパークを楽しんだあと、バスで学園に移動し解散式を行い、子どもたちとお別れしました。

この 一日で子どもたち・施設職員さんとぐっと距離が縮まり、最後は全員最高の笑顔で写真が撮れました。その後は、宮代学園の精算作業を手伝い、今回の活動を終えました。

参加者の様子・コメント

・宮代学園に入所して初めての大きな外出でした。当日は暑かったですがニコニコ笑顔で楽しそうに夜まで過ごすことができました。2回乗ることのできた「イッツアスモールワールド」の歌を口ずさむこともありました。(児童の様子)

・一人の児童に大人が集中してしまう事がなく、チームワークと協力があり、他の児童も楽しんでいる姿に大変感謝しております。また、地面を設計する仕事をされておられる社員さんの方は「今日車椅子を押して、地面の大事さを知りました。」とのお言葉に、私も温かい気持ちになりました。(施設職員)

・子どもたちの嬉しい楽しい恥ずかしいなどの純粋な感情と触れ合うことは、障害の有無に関係なくこちらも元気を貰えることだと感じました。また、障害と関係なくこうした子ども等の笑顔が増えるような街づくり暮らしづくりをしていきたい。(社員)

フージャースグループでは今後も継続して宮代学園にてイベント参加や交流会、園外出行事等の取り組みをすることにより、社会課題を身近に感じ、企業の社会貢献活動を推進してまいります。

 

フージャースグループの「ソーシャルデベロッパーへ」に向けた取り組み

 当社グループでは、2024年4月より「ソーシャルデベロッパーへ」をパーパスとして事業を通じて社会に貢献することを宣言いたしました。

2008年の金融危機、2011年の東日本大震災をきっかけに、世の中でも「共助」の意識が高まりました。当社も石巻を起点として東日本大震災の被災地の再開発事業を行う中で、お客様に喜んでいただくことに加えて、「地域・社会」への貢献を自然と意識するようになりました。2013年には本格的な高齢化社会の到来を受けて、シニア向けの分譲マンション「デュオセーヌ」シリーズを開発。「住むことで健康になるマンション」をキーワードに、新しい暮らし方の提案を行っています。そして昨今、PFI事業では行政のアウトソーシング機能と共に、民間ならではの価値・サービスを提供しています。

私たちは、こうしたチャレンジの中から進むべき道を見出しました。そして、このように変化に対応しながらさまざまな社会課題に向き合い、事業を通じて解決へと導く企業を「ソーシャルデベロッパー®」と命名しました。昨今の目まぐるしく変化する時代の中、社会に必要とされる企業であり続けるためには、お客様にはもちろん地域や社会にも求められる役割を担っていくことが必要です。

これまで積み重ねてきた、未知なることに果敢に挑む想いと行動、本当に重要なことは何かという本質を常に見極めることで、「ソーシャルデベロッパー®」として唯一無二のソリューションを提供し続けます。

■会社概要

名称        :株式会社フージャースホールディングス

所在地     :東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 丸の内仲通りビル 10階

代表者     :代表取締役社長 小川  栄一

事業内容 :持株会社、フージャースグループの経営方針策定および経営管理等

     「不動産開発事業」「CCRC事業」「不動産投資事業」「不動産関連サービス事業」の

     4つの事業セグメントで、「住まい」に関わるあらゆる事業を展開

設立        :2013年4月1日

HP          :https://www.hoosiers.co.jp/

フージャースグループは、変化に対応しながらさまざまな社会課題に向き合い

事業を通じて解決へと導く「ソーシャルデベロッパー®」をめざしています。

本件に関するお問い合わせ

株式会社フージャースホールディングス 企画総務部

広報担当:友野・庄司  pr-hd@hoosiers.co.jp

今、あなたにオススメ