栗林商船株式会社のプレスリリース
『蛍雪塾』（けいせつじゅく）とは
2024年４月に創設された栗林商船グループの社内塾です。研修プログラムにより、グループ従業員が継続的に成長し、グループの理念や目標を深く理解するとともに、グループ全体の一体感を醸成し、強固な組織作りを目指します。また、従業員満足度調査を基に、客観的なデータを活用して研修内容の改善に役立てています。
『蛍雪塾』の名前の由来は・・・
蛍雪の功の故事（苦労しながら学問をおさめること）と栗林グループ発祥の地、北海道のイメージを織り交ぜて命名。
【 研修概要 】
今回の管理職研修には、北海道（函館、登別、富良野）、仙台、東京、大阪にあるグループ９社から22名の参加者が集まりました。参加者の平均年齢は、47歳（31歳～54歳）、平均社歴は16年（１年目～35年目）であり、いずれも次世代の部長候補としてグループ全体の成果向上を目指すメンバーです。
【 研修のテーマと内容 】
１）管理職としての能力向上
研修の目的は、組織が置かれた環境を踏まえて経営戦略を練るための基本的な知識を習得することです。具体的な目標としては、①「管理職としての役割を再認識する」②「フレームワークを活用し、自社の環境を把握する」③「環境分析を基に施策の策定し、行動計画を立てる」の３つを掲げ、外部講師を招いた講義やチームワーク、熱心な議論が行われました。
２）グループ内の一体感の醸成と交流の活性化
参加者は、同世代、ほぼ同じ役職のメンバーで構成されていますが、日常業務では接点が少ないため、研修を通じて相互理解が深まりました。講義やチームワークを通じて交流が活性化し、懇親会や施設見学などを共にすることで、グループ全体の一体感が強化されました。
３）栗林グループの歴史を学ぶ
グループ２社の歴史を記録したＤＶＤを視聴し、数々の挑戦や苦労を改めて学びました。また、栗林宏吉社長からグループの一体感や連携の重要性についてのお話しを伺い、栗林商船本社の歴代社長の写真や執務室、従業員の憩場所などを見学しました。また、品川やお台場の栗林運輸の設備を視察し、日本の経済やライフラインを支える重要な役割を果たしていることを改めて理解できました。地域社会への貢献や社会責任を果たす栗林商船グループの社風や歴史の重みを実感しました。
【参加者のコメント】
・新規貨物獲得の戦略を練るための有用なプロセスを学びました。
・講義で学んだ分析手法は、現状の環境を把握するための有効な手段であり、事業戦略を中長期的なに考えるためのヒントを得ました。
・中長期的な戦略を実行に移すには、日々の努力の積み重ねが重要だと再認識致しました。
・グループ会社のDVDを見て、各社の歴史を学び、自身の立ち位置を再確認でき、背筋が伸びる思いがしました。
・初めてグループ全体でフレームワークを体験し、社内外のコミュニケーションの重要性を改めて感じました。
【今後の展望について】
本研修に参加した全員が、管理職としての能力向上を図り、他のメンバーとの連携を深めることで、グループ全体の発展に大いに貢献するものと期待しております。今後も継続的な学びと成長を促進するためのプログラムを開発し、体系的な人材育成プログラムの整備を進めます。また、各社間の連携を強化し、組織全体の強化を目指していきます。栗林商船グループはさまざまな視点で人材を活かし、持続的な成長を追求していきます。
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