~日本全国の食文化からインスピレーションを得た、創造的なディナーコース~
星野リゾートのプレスリリース
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。現代に合わせて進化する塔の日本旅館「星のや東京」では、2024年12月1日より冬限定メニューの提供を開始します。冬限定メニューでは、冬の訪れを告げる「蟹」や甘味が凝縮された「薩摩芋」など、旬の味覚を味わうとともに、地方の風土や気候、そして寒い季節を乗り越えるための人々の知恵や発想に思いを馳せます。
【冬限定メニュー紹介】
■キャビア(身欠きニシン)
噛むほどに広がるアオリイカの甘味と、濃厚で上質なキャビアの塩味が織りなす、特別なアペリティフです。アオリイカの甘さを引き立てるカリフラワーの繊細な味わいと、身欠きニシン(*1)の干し過程で引き出される深みのある風味が、味わいに奥行きを生み出します。キャビアを贅沢にのせた一皿が、食事の始まりを華やかに彩ります。
*1 ニシンの干物のこと、日持ちしないニシンを日本全国に流通させる目的で江戸時代から作られていた
■蟹(やたら・がん漬け)
蟹の濃厚な旨味を堪能できる贅沢な一皿です。長野の伝統漬物「やたら」をモチーフに、春菊などの葉野菜を使ってコンディマン(*2)に仕立てました。漬物のようなシャキッとした食感が、柔らかく繊細な蟹の身を一層引き立てます。蟹のソースに加えるのは、小さな蟹を丸ごと潰し、塩や唐辛子とともに熟成させた佐賀の塩辛「がん漬け」です。蟹の濃厚な旨味を引き出し、さらに深みのある味わいへと導きます。
*2 ハーブや香辛料などでアクセントを加える「薬味」のこと
■牛(鮒ずし)
メインディッシュの「牛」には、滋賀の郷土料理「鮒ずし」の芳醇な風味を纏わせた、独創的なハンバーグを添えます。飯(*3)に漬け込んだ牛肉で作るハンバーグは、一口サイズながら鮒ずしらしい酸味と芳醇な旨味をしっかりと感じさせる、存在感のある付け合わせです。丁寧に蒸し上げたゆり根とトリュフピュレのソースが、牛本来の旨味をさらに際立たせます。滋賀の伝統的な味わいと新しい食体験が融合した一品です。
*3 鮒ずしを作る工程で生まれる、自然発酵した米のこと
冬限定メニュー概要
開始日:2024年12月1日(日)
料金 :1名 33,880円(税・サービス料込、宿泊料別)
予約 :要予約、公式サイトにて前日まで受付
対象 :星のや東京宿泊者
備考 :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。
星のや東京 総料理長 岡亮佑(おかりょうすけ)
1985年生まれ、滋賀県出身。2005年より、神戸北野ホテルやレストランオマージュ、ピエールガニェールなどでフランス料理を修行し、2016年に「星野リゾート ロテルド比叡」の総料理長に就任。2020年4月より「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」の総料理長、フレンチレストラン「Sonore」の料理長に就任し、運営に携わる。その後、2023年5月1日より、星のや東京総料理長に就任。シンプルな見た目からは想像ができない素材の味を生かした料理を考案している。
星のや東京ダイニング
日本の伝統様式を重んじながら、現代に合わせて進化する日本旅館「星のや東京」。その地下一階にあるダイニングでは、地層をイメージした左官仕上げの壁と大きな岩が迎え入れます。エントランスを抜けると、6室の畳敷きの個室、4つのテーブル席があります。和の静けさが漂う落ち着いた日本旅館の空間で、滞在着のまま肩肘張らずに食事が楽しめます。
■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星
のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、
出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れか
ら解き放つ。
現代に合わせて進化する「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。世界的な旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー」や「The World’s 50 Best Hotels 2023」など、ホテルアワードにおいて多数の賞を受賞しています。
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1
電話 :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :84室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊 182,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事)
アクセス:東京駅丸の内北口出口 徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c出口 徒歩2分