「白馬八方尾根スキー場」は、新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス・駐車場の建設を決定

〜世界で戦える国際競争力の高いマウンテンリゾートの実現に向けて2027年12月開業予定〜

八方尾根開発株式会社のプレスリリース

 白馬八方尾根スキー場、八方尾根開発株式会社(本社:長野県北安曇郡白馬村、代表取締役:丸山直樹)と日本スキー場開発グループの白馬観光開発株式会社(本社:⻑野県北安曇郡白馬村、代表取締役社⻑:松沢修)は、両社の経営資源・ノウハウを融合し二社協業で運営をしており、世界で戦える国際競争力の高いマウンテンリゾートとすることを目指し、オールシーズン事業化の推進、顧客利便性や滞在環境の価値の向上のため共同投資及び共同運営する事で両社間合意し、「白馬八方尾根スキー場」内に新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス及び駐車場の建設を決定いたしました。ゴンドラリフトと駐車場の投資額は32億円(ベースセンターハウス投資額は未定)です。開業時期は2027年12月を予定しております。

新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス・駐車場 建設配置 *イメージ

新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス・駐車場建設の背景

 白馬八方尾根スキー場は、地域社会を活性化していく役割を担う存在であることを認識し、国際的山岳リゾートとして持続的な成長を成しえるために様々な取組みを進めてまいりました。

 暖冬小雪に対応した継続的な降雪機投資をはじめとした小雪対策投資、国内外から注目されるパウダースノーエリアの整備・拡充、若年層に向けた誰でも楽しめるサーフライド&フリースタイルのスノーパークのオープンや、小学生及び未就学児のお子様を対象としたシーズン券が無料になる「NSDキッズプログラム」を継続するなど、ソフト・ハード両面で取組んでおります。

 現在の「八方ゴンドラリフト Adam」は、1983年から40年以上に渡って運行しており、新ゴンドラリフトの性能と比べ振動・騒音の多さや混雑日の輸送力不足、ゴンドラリフト乗車エリアにおける送迎車両・シャトルバスや一般車両に対する交通の利便性・駐車台数の不足による他スキー場への流出、近年増加するインバウンドのお客様からの海外リゾートとの施設設備を比較したアンケートへの声も聞かれ、施設改修の課題に直面しております。

  白馬八方尾根スキー場は今後において、HAKUBA VALLEYの中心に位置する、同スキー場を世界で戦える国際競争力の高いマウンテンリゾートとすることを目指し、オールシーズン事業化の推進、顧客利便性や滞在環境の価値の向上のため、新ゴンドラリフト、ベースセンターハウス及び駐車場の設備投資を決定いたしました。

輸送力・快適性に優れた新ゴンドラリフトを採用

 新ゴンドラリフトの線路は、名木山エリアからうさぎ平に建設を予定しており、線路延長は水平長≒2,200m前後、高低差≒650m前後となります。

 今回、導入するゴンドラリフトは、ゴンドラ搬器1台に10人が乗車可能な大型搬器を採用し、搬器は四面とも強化樹脂ガラスに覆われ搬器内空間も大きく広がることで快適性を大幅に改善するとともに、全方位360°のパノラマビューが可能となることで、北アルプスの絶景をご堪能いただくこともできるようになります。また、バリアフリー対応を進め乗降場床上とゴンドラの搬器に段差が生じない、どなたでも快適にご利用いただける設計となります。

 既存のゴンドラリフトと比較して、スピードも秒速4m/sから6m/sにアップすることで所要時間は現行ゴンドラリフトの約8分から1分以上短縮され、輸送力は1,350人/hから2,400人/hと大幅に向上いたします。また、新型機種の採用により、天候や気象にあわせた減速運転も可能になることから耐風性に優れる点や現在よりもメンテナンス期間の短縮もできる点などから運休日数の減少が見込め、ウィンター・グリーンシーズンの営業日数の増加も可能となります。(新ゴンドラリフトのメーカーについては選定中)

 なお、既存ゴンドラリフトについては、新ゴンドラリフトの営業開始までは現行通りの営業を続け、新ゴンドラリフト完成後に解体を予定しております。

新ゴンドラリフトイメージ

顧客利便性・滞在環境の価値の向上

 今回の新ゴンドラリフトは2027年12月の開業にあわせ、「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」の実現に向け、ベースセンターハウス・駐車場の建設も進めてまいります。

 現在、チケットセンターや更衣室、ロッカー、レンタルショップ、売店、レストラン、スクールカウンターなどの「ベースセンター機能」に必要な施設等は、複数の建物に点在しており、お客様にとっての利便性に問題があることや、建物の老朽化、快適性の面でも課題があると認識しております。

 八方尾根の玄関口となる名木山エリアの整備では、こうした機能をまとめた新ベースセンターハウス(導入機能計画:カフェレストラン・売店・インフォメーション・レンタルショップ・チケットセンター・スキースクール受付等)の開業を進めてまいります。

 また、日帰りでご来場していただくお客様の駐車スペース・施設への利便性向上を目的に新たな駐車場(規模:約230台)の建設をいたします。

「国際競争力の高いマウンテンリゾート」への取組み

 ゴンドラ山頂駅が位置するうさぎ平から国内外より山岳景勝地として一度は行きたいと注目される“白馬三山を鏡面する神秘の池「八方池」”までのルートエリアでは、目的にあわせオールシーズン楽しんでいただけるコンテンツ・アクティビティ設備等を充実させていくほか、積極的なSDGsへの取組みや両社が中心となり地域一体となった「選ばれるためのファーストインプレッション」を推進してまいります。

 白馬八方尾根スキー場は来訪するすべてのお客様を笑顔にするため、オールシーズンにおいて白馬の大自然の中での感動を快適にご体験いただけるよう、継続して新たな取組みを進めてまいります。

【白馬八方尾根スキー場 概要】

営業期間:冬期)2024年12月1日〜2025年5月6日  夏期)2025年6月上旬~11月3日

営業時間:8:00~17:00

料金:冬期)リフト1日券 大人8,000円 小児4,000円 シニア7,700円

  ※夏期)八方アルペンライン 往復券 大人3,300円 小児2,100円 ペット(一頭につき)700円

  ※夏季料金は2024年11月時点での料金となります。

所在地:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城4258

駐車場: 1,200台(無料)

アクセス:東京から約3時間、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間30分、最寄IC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約1時間

 公式HP:https://www.happo-one.jp

【会社概要】

会社名:八方尾根開発株式会社 Happo-one  Kaihatsu  Co., Ltd.

代表:代表取締役 丸山直樹

所在地:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城5713

設立:1960年(昭和35年)12月9日

事業内容:スキー場一般(索道事業・飲食業)、温泉事業

URL:http://www.happo-one.jp/

 

会社名:白馬観光開発株式会社 HAKUBA RESORT DEVELOPMENT  Co., Ltd.

代表:代表取締役社長 松沢 修

所在地:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城6329-1

設立:1958年(昭和33年)7月4日

事業内容:スキー場一般(索道事業・飲食業)

URL:https://www.nsd-hakuba.jp/

■白馬八方尾根のSDGsの取組み

 https://happoone.co.jp/sd gs/

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