京都府福知山市「地域おこし協力隊体験会」の募集開始!

地域団体や現役隊員との交流により、相互理解を深めて、ミスマッチを防ぐ 今回の体験テーマは「観光×情報発信」 ■日時 2025年2月22日(土)・23日(日) ■場所 京都府福知山市内

京都府福知山市のプレスリリース

 地域おこし協力隊制度については、地域おこし協力隊員(以下「隊員」という)と受入地域のミスマッチが全国的な課題となっています。京都府福知山市では、ミスマッチを防ぐ取組の一環として、隊員希望者と受入候補団体が相互理解を深めることを目的として、2023年度より「地域おこし協力隊体験会(1泊2日)」を実施しています。

 今回の体験会では、一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社 福知山地域本部(福知山観光協会)が受入候補団体となり、「観光情報の発信」をテーマに行います。観光分野における隊員希望者を対象に、本市での暮らしを体感し、福知山観光協会や現役の隊員との交流を図ります。

(※隊員の募集は、2025年度予算の成立をもって行うことを前提にしています。)

 つきましては、下記の内容にて実施しますので、参加者募集にご協力いただくとともに、ぜひとも取材にお越しいただきますようよろしくお願いいたします。

京都府福知山市「地域おこし協力隊体験会」 テーマ「観光情報の発信」

〇日程  2025年2月22日(土)~23日(日)  1泊2日 

〇集合日時  2月22日(土) 12:15 

○集合場所  市民交流プラザふくちやま 正面玄関前

(JR福知山駅 北口すぐ/京都府福知山市字駅前400番地)

○テーマ 「明智光秀が築いた城下町 福知山」の観光情報発信

       (福知山市の観光資源の情報発信)

〇対象者

応募時点で3大都市圏(東京圏、名古屋圏、大阪圏)をはじめとする都市地域等、総務省が定める「地域おこし協力隊の地域要件」を満たす地域に居住し、以下の条件のいずれかを満たす方

①隊員を希望する方

②田舎暮らしや地方でローカルキャリアを築きたい方

③本市への移住に興味がある方

現役隊員との交流もあります!

〇タイムスケジュール(予定)

〇主催     福知山市 地域振興部 まちづくり推進課

〇募集定員   5名程度 (要事前申込) 

(申込先:移住促進ウェブサイト「FUKUFUKU LIFE」

https://www.welcomeiju.city.fukuchiyama.lg.jp/events/tiikiokoshitaikenkai/)

〇募集〆切    2月7日(金)17:00まで

〇参加者負担   7,000円程度となる見込み(1日目の夕食・2日目の昼食代として) 

        現地までの交通費は参加者負担。指定の施設に泊まる場合は宿泊無料。

〇その他

恐れ入りますが、取材にお越しいただける場合は、2月19日(水)までに、まちづくり推進課(Tel0773-24-7225)へご連絡いただきますようお願いします。

<現地視察先> 福知山観光協会(地域団体)の紹介

■福知山観光協会からのメッセージ

 当協会は観光案内所の運営のほか、観光振興を目的として、情報発信や関連イベントへの参加等をメインに、観光関連団体と連携しながら福知山の魅力を発信しています。

 今回予定しているミッションは、福知山観光協会のメンバーとして更なる魅力の情報発信と観光コンテンツの発掘・磨き上げです。

 観光や食だけでなく、人情味あふれる人がいっぱいの福知山を全国に広めていきましょう。仕事だけでなく、わからないことは何でも気軽に相談できるメンバーがお待ちしています。

(福知山観光協会公式サイト https://dokkoise.com/)

■主な観光資源

 福知山城、鉄道のまち、スイーツのまち、肉のまち、大江山の鬼伝説、雲海、丹後和紙、丹波漆、大原神社と産屋の里など

福知山観光協会メンバーと産業観光課職員

<制度概要> 「地域おこし協力隊制度」とは(総務省発表資料より抜粋)

■制度概要

都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱します。隊員が地域に一定期間居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着や地域活性化を図るものです。

■実施主体:  地方公共団体  

■活動期間:  概ね1年以上3年以下

■総務省の支援:特別交付税措置(隊員1人あたり520万円上限 等)

■参考データ :隊員の約4割は女性。隊員の約7割が20代と30代。

2023年3月31日までに任期終了した隊員のうち、64.9%が同じ地域に定住している。

ミスマッチを防いで隊員・地域・行政で「3方よし」をめざす 5年ぶりの隊員受入再開から現在の取組まで

2023年8月 勉強会の様子(NHK「クローズアップ現代」でも放送)

■本市では、2015年から2021年にかけて、万願寺甘とうの活用や丹波漆の振興などにおいて6名の隊員を受け入れ、そのうち1名が現在も本市に定住しています。(定住率:16.6%)

■コロナ禍においては地域おこし協力隊員が十分に活動できないおそれがあったため、2019年6月以降、隊員の募集を見送っていました。

■今回、新たな募集に向けて検討するなかで、2023年8月29日、総務省から「地域おこし協力隊アドバイザー」を派遣いただき、ミスマッチを防ぐポイントについて地域団体と勉強会を実施するなど、地域と協働で受け入れ体制のさらなる強化に取り組みました。(その模様は、NHK「クローズアップ現代」でも紹介されました。)

■2024年2月24日(土)・25日(日)、正式な募集前のミスマッチを防ぐ取組の一環として、隊員希望者に受入団体のメンバーの想いを知っていただくため、「地域おこし協力隊体験会」を初開催しました。(参加者:2名)

■2024年4月18日(木)~5月25日(金)にかけて、5年ぶりに地域おこし協力隊員の募集を受け付け、選考時には、面接の他に受入団体の現地訪問も合わせて行うなど、隊員希望者と受入団体のコミュニケーションの機会を設けました。

■2024年11月1日(金)より3名が活動を開始しました。着任にあたり、隊員への研修制度を充実させ、隊員としての知識やマインドセットを身に着けるための初任者研修を行いました。

■2024年11月18日(月)、3者研修(ミスマッチを防ぐためのコミュニケーション研修)を本市で初めて実施しました。

■隊員の着任以降は、隊員、受入団体及び市担当職員が「3方よし」となるように定期的にミーティングを行い、ミッションの進捗管理や困りごとのフォローをしていきます。

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