「ペルソナ」、「真・女神転生」等で注目の気鋭クリエイターが描き下ろし!忠臣蔵記念碑が「忠臣蔵サミット」にてお披露目

株式会社アクリルコンプレックスのプレスリリース

 株式会社アクリルコンプレックス(本社:東京都江戸川区)は、「第三十三回義士親善友好都市交流会議(以下、「忠臣蔵サミット」)」の開催を祝した記念碑を製作。忠臣蔵ゆかりの地・兵庫県加東市の大悲山 観音寺(〒673-1451 兵庫県加東市家原14−4)に建立いたしました。

■概要

 株式会社アクリルコンプレックスは、「忠臣蔵サミット」の開催記念碑の製作を加東市観光協会(兵庫県)より受託。この度のイベント開催にあわせてお披露目となりました。

 180cmを超える記念碑は熟練の職人技術で仕上げた美術鋳物で、製作に8ケ月を要したもの。

注目のデザインは、『ペルソナ5 メメントスミッション』(発行:KADOKAWA)や、「にじさんじ」に所属するVTuberユニット「3SKM」の歌ってみた動画の衣装デザインなどで知られる人気クリエイター「斉藤ロクロ」、「サカマグロ」の両名が手がけています。

■「忠臣蔵サミット」とは

 「忠臣蔵サミット」は、兵庫県赤穂市のよびかけにより創立され、「忠臣蔵」にゆかりのある全国32の自治体が加盟し、毎年持ち回りで開催されています。第33回となる今年は兵庫県加東市にて開催されました。

■記念碑詳細

 記念碑には采配を振るう大石内蔵助(中央上)のほか、加東市にゆかりのある神崎与五郎(左下)と吉田忠左衛門(中央右)の2人が描かれています。

 大石内蔵助は言わずと知れた「忠臣蔵」の立役者ですが、刀を構え鋭い眼光を投げかける神崎与五郎は義士随一の美男子であり酒豪。優れた俳人としても知られる人物で、加東市にはその名をとった「与五郎橋」が残っています。

 扇を持つ吉田忠左衛門は大石内蔵助がもっとも信頼する腹心。加東市社町には彼がつくったとされる状ヶ池も残っており、この状ヶ池の名は松の廊下の刃傷沙汰を知らせる書状に由来しています。

■クリエイター

 記念碑の絵柄は、イラストレーター・漫画家の斉藤ロクロ/サカマグロによる描き下ろし。

両名は世界的な大ヒットゲーム『ペルソナ5』のコミカライズを手がけています。

 今回の記念碑製造においては鋳物鋳造に適した線を試行錯誤し、製造を担当するアレグロ・平和合金の両社とも打ち合わせを重ね、現在のデザインが完成しました。

斉藤ロクロ/サカマグロの両名は人気クリエイターらの描き下ろしイラストが勢ぞろいした、加東義経伝説ARスタンプラリー(加東市にて実施中)にも参加。山田錦の産地である同市が誇る名酒「たましずく」にもラベルイラストを描き下ろすなど、加東市ゆかりのクリエイターです。

記念碑の草案
加東義経伝説スタンプラリーイラスト
神結酒造「たましずく」ラベルデザイン

■プロフィール&最新情報

斉藤ロクロ/サカマグロ

 作画から編集作業までを一貫して手がける2人組。漫画家・イラストレーターとして幅広く活躍中。

代表作は、電撃コミックスNEXT『ペルソナ5 メメントスミッション』を筆頭に、電撃コミックスNEXT『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』、『真・女神転生』シリーズ30周年記念イラストなど。

(左)「ペルソナ5 メメントスミッション」

©Saito Rokuro 2019 ©ATLUS. ©SEGA.

(右)「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」

©Saito Rokuro 2016 ©ATLUS. ©SEGA.

「真・女神転生」シリーズ30周年記念イラスト

©ATLUS. ©SEGA.

にじさんじ所属VTuberユニット「3SKM」歌ってみた動画衣装イラスト制作

©Saito Rokuro 2024 ©ANYCOLOR, Inc.

■記念碑建立にむけた両名からのコメント

・斉藤ロクロ

 加東市は、神戸在住だったころにご近所だった懐かしの場所です。かの地にゆかりの深い、『忠臣蔵』のイラストを手がけることができて、本当に光栄でした。「年末の時代劇といえば『忠臣蔵』だ!! 討ち入りだ!」という方々も、桃鉄こと『桃太郎電鉄』の歴史ヒーローで赤穂浪士を知ったゲーマーの方々も、みんなで観ていただけるとうれしいです! 

この記念碑がある観音寺には、江戸時代に建立された赤穂義士47人の供養墓碑があります。さらに市内には、加東義経伝説ARスタンプラリーや西宮が産んだ鬼才、マンガ家の大川ぶくぶ氏が手がけた義経マンホールもあるので、下を観たり、上を観たり、手を合わせたりしながら、ぜひ加東市の散策を楽しんでください。

・サカマグロ

 『忠臣蔵』や赤穂義士(赤穂浪士)といえば、古くから人々に愛され、歌舞伎や浮世絵、映画、小説など、数々の作品に美しい主題を与えてきました。無念の切腹を命じられた赤穂藩主・浅野内匠頭の敵(かたき)を取るべく、吉良上野介の屋敷に旧臣47人で討ち入りを果たした“一途さ”は、今を生きる私たちの心をも熱く奮い立たせてくれます。コミックやゲームイラストを本業とする私たちが、忠臣蔵をモチーフにしたイラストを手がけることで歴史を身近に感じていただき、その魅力あふれる世界に触れるきっかけとなれば幸いです。

 「忠臣蔵」や「義経伝説」など、歴史ロマンあふれる兵庫県加東市。是非、この機会に足を運んでみてください。

■クレジット

高さ:184.6cm

幅:94.4cm

厚さ:5.5cm

素材:アルミ合金/ステンレス

企画:加東市観光協会

製作:株式会社アクリルコンプレックス

デザイン:斉藤ロクロ(@s_696)

サカマグロ(@hataraku_maguro)

設計:株式会社アレグロ

鋳造:株式会社平和合金

設置:加東美広社

©2017 加東市観光協会.

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