公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館のプレスリリース
ポーラ美術館、上海博物館、日本経済新聞社は「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」を2025年1月22日(水)から4月21日(月)まで、上海博物館東館で開催いたします。本展覧会は、ポーラ美術館の海外における初めての本格的なコレクション展です。
本展覧会では、ポーラ美術館のコレクションの中核であるモネやルノワールといった印象派の絵画に始まり、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガンという20世紀絵画の先駆けとなったポスト印象派の優品、ピカソやブラック、マティスといった20世紀の巨匠たちの名品が一堂に会します。また近年、ポーラ美術館が拡充している現代美術のコレクションを紹介し、写真、映像、インスタレーションなどの作品を通じて、現代のアーティストたちの先鋭的な表現を体感していただきます。ポーラ美術館のコレクションから精選した、それぞれの作品に通底する、自然への愛、光と色彩の表現、新たな美の追求をご堪能いただける、またとない機会です。
〈特別セクション〉
20世紀初頭の中国と日本の画家たちの美術交流を紹介するセクションを設けます。上海博物館をはじめ、中国国内のコレクションとポーラ美術館のコレクションを合わせてご覧いただくことができます。
■展覧会概要
「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」
会期: 2025年1月22日(水)- 4月21日(月)
休館日: 火曜日
会場: 上海博物館東館 第2・3展示室
所在地: 上海市浦東新区世紀大道1952号
主催: 上海博物館、公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館、日本経済新聞社
協力: 全日本空輸
■上海博物館および上海博物館東館について
上海博物館は中国三大博物館のひとつであり、世界有数の中国絵画・陶磁器コレクションを誇る。
「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」は、上海の新たな文化拠点となる浦東新区花木地区に2024年2月に開館したばかりの上海博物館東館で開催される。
上海博物館東館は20の展示室を有し、青銅館、陶磁器館、印章館、玉器館、貨幣館などの常設展示では、中国古代美術の歴史を体系的に紹介している。また上海や江南の文化を紹介する展示室や、作品の背景をより深く理解するためのインタラクティブな体験スペースなど、訪れるすべての人々が中国美術の美しさと知識に出あう、開かれた場所である。
■ポーラ美術館について
2002年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心とした、国内屈指のコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、現代美術の第一線で活躍する国際的な作家たちの作品も展示し、同時代の表現へと展望を拡げている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。
公式Webサイト:https://www.polamuseum.or.jp/